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言葉ってすごい!〜卒所式 [2019年03月24日(Sun)]

指導員いでっちの投稿です。

●3月23日(土)

卒所式。
6年生の卒所をみんなでお祝いする日。

卒所式担当の子たちが立てた目標は、
「6年生にこころよく卒所してもらう」。

その言葉の通りに、
在所生、保護者、指導員が心を込めて、
いろんな形の出し物で送り出しました。
どれも素敵なものでした。

T.Mのお父さんお母さんが作ってくださった
スライドショーにもとても心が震えました。

そして、そのなかでも6年生は…。

絵本の読み聞かせでは、
「いつも通り」誰がリーダーシップを
取るわけでもなく、
時間がかかってしまう一面がありました。

そういう変わらない姿も
大事なことかもしれません。

しかし、その後の1人1人が語った
学童への思い。シビれました。

いやぁ、すごいなぁと。

あれが今回の卒所式のすべてだと
思えるくらい良かったです。

その前の絵本でダラダラしたことなんて、
きれいに吹っ飛びました。

言葉にするって、本当に迫力があって、
人の心を震わせるんだなぁと、
改めて教えてもらいました。

なかなか、自分の思いを
口にしてこなかった子たちなので、
最後はしっかり喋ってもらおうと
指導員で相談して、
もりもりから6年生に提案しました。

早くから伝えていましたが、
前日になっても
「書かれへん」「思いつかん」
とあそび出していましたが、
最後の最後でキッチリ締めてくれました。

素晴らしい!

A.Yは何も持たず立派に話していたので、
終わった後、
「すごかったやん!あれいつ考えたん?」
と聞いたら、
「5分くらい前に考えた」と答えました。

アドリブで話す子、原稿を用意した子、
考えていなかった子とさまざまでしたが、
それはそれぞれの色であり表現であり、
多様さというより
6年生全体の表現として伝わりました。

先に書いたように、
すべてが心のこもった素敵な出し物でしたが、
もし仮に、6年生の出し物までの時間が
うまくいっていなかったとしても、
6年生の言葉ですべて巻き返せたんじゃないか
というくらい、力強いものに感じました。

在所生もしっかり聞いていました。
毎年受け継いでいってほしいです。

今年もまたとても良い卒所式でした。
6年生おめでとう、ありがとう☆

Posted by 真田山子どもクラブ at 12:34 | さなだやま日記2019 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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