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「ハワイアン雑貨とエッチングガラス Laule`a」さんからの依頼 [2008年08月09日(Sat)]
 この度,ハワイアン雑貨とエッチングガラス Laule`aさんから,正式に依頼が入りました。


 今回は,お預かりしたデザインデータをカッティングプロッタで加工するためのデータに作り替え,カッティング出力した成果物を納めていくものです。

 この作業,お話しを伺うと寸法により配置していくなどCAD的な要素が強いことが見えてきました。
そこで,せんだい庵の参加者の方の中でもCADに取り組んでいた方に担当してもらうことにしました。

 と言っても,扱うソフトはデザイン系のイラストレーターというソフト。使い慣れたCADソフトではないことから,当面は慣れてもらうことを目的に,今回は一緒に取り組んでいくことにしました。

 さて,正式に依頼のあった日は,タイミング良く講座のある日で,講座終了後に,作業方法を確認する事が出来ました。

 まずは,預かったデータの確認です。今回の依頼に合わせて作成した注文書を元に,取り扱っていくデータを確認していきます。

 次に,画面上に表示されているパーツをグループ化し,縦横比を維持した状態で,指定寸法へ変更していきます。

 更に,カッティングシートの寸法に合わせたアートボードへ転記し,無駄なスペースが発生しないように,間隔や余白値を変更しながら並べ替えていきます。

 そして保存し,出力開始です。

 今回の出力では,ちょっとしたセッティングが必要でした。それは,「刃」の出具合とガイド(ワークエリア)の調整です。カッティング出力するシートが使い慣れたメーカーの製品ではないことから,シートの厚さに応じて,微調整しなければなりません。刃を出しすぎては,シート台紙まで切ってしまいますし,刃の出が少なければ,必要なシートを切りきることは出来ません。大工さんの「カンナ」の様な微調整が必要です。


 そしてまた,ガイド(ワークエリア)の調整です。少しでも無駄なスペースを減らすために,ガイドを最大限まで広げてあげます。すると,シートを固定&移動させるガイドとシートに余裕がなくなります。更に,調整した大きさに応じて,アートボードのサイズを決めなくてはなりません。

 今回,担当して頂く方からはデータ作成。そして私たちはカッティングプロッタの出力作業という役割で進めました。

 総数で,820個の出力。
この週末にデータを作り込んで,週明け早々に作業です。頑張りませう!

今回の依頼者
「ハワイアン雑貨とエッチングガラス Laule`a」さん
http://lauleaglass.cart.fc2.com/
素敵な品物が沢山あります。どうぞ,アクセスしてみて下さい。
Posted by mao at 18:21 | せんだい庵&SAN | この記事のURL
切り文字製作 曲面貼り [2008年05月27日(Tue)]
ふとした瞬間に,そう言えばカッティングシール(切り文字)製作のテスト運用で,曲面に貼り付ける試みをしていなかったことに気づいた。私たちの加工出来るカッティングシートは,柔軟性があり,その特性を活かして平面以外にも貼り付けることが出来るものだった。
早速,貼り付けてみる曲面を探してみるが,なかなか見当たらない。その時に,思いついたのが,ヘルメットへの貼付だった。実は,数週間前にバイクを購入し,バイク通勤を始めた。それに合わせて,ヘルメットも新調した。バイク自体がレトロな雰囲気のタイプなので,ヘルメットもレトロな雰囲気のものにした。よく見ると,試験的に試みるに最適な曲面がある。ヘルメットであれば,試験的な貼り付け後も宣伝効果という実用性がある。その様な理由から,バイク通勤した時を見計らい,カッティングシートの加工を始めてみた。

私たちのトレードマークにしている「SAN」のロゴは,設立時に会員になって頂いているプロのデザイナーから作ってもらったものだ。少し前に,ロゴのイラストレーターファイルをもらうことが出来,それを元にカッティングプロッタで加工出来る様に修正した。ヘルメットに貼り付ける面の大きさを採寸し,出力するシートのサイズを決めていく。次に,イラストレーターでも,データの寸法を修正する。
いよいよ,カッティングプロッタの出番。出力時の方向を確認し,不要部分の切り出しを容易にするための設定を行う。カッティングシートの加工。それが済むと,カス取り作業と,転写シートへの貼り付けとなる。
それが終わると,いよいよヘルメットへの貼り付け作業。この作業が一番やっかいだ。事前に貼りつける場所を濡らしておく「水貼り」を用いることで,一気に貼り付けて後から,微調整をかけることが出来る。今回は,ヘルメットの内側を濡らさないように慎重に霧吹きで濡らしていかなければならない。また,「S」「A」「N」の3文字を一度に貼り付けようとすると,ヘルメットの上部に行くにしたがい,中心に向かった湾曲が強くなる。その為,位置を決めてから,転写シートに切り込みを入れて,「S」「A」「N」のそれぞれを貼り付けていく。また,一つも文字でも下と上では歪みが生じるため,カッティングシートの伸性を利用し貼り付けていった。
これを,ヘルメットの左右に施してみた。
なかなかの出来栄えである。
今回は,ヘルメットに使用する小さなステッカー(200mm×150mm)だが,最大幅600mm×5000mm程度までの製作が可能である。

今回と同じ様な文字数(3文字)と大きさ(200mm×150mm)であれば,材料費込みで1,320円で製作可能です。このブログをご覧頂いている皆さん,店舗の窓ガラスの案内表示等にいかがでしょう。ご興味の方がいらっしゃいましたら,ここの情報をよろしくお伝え下さい。
Posted by mao at 16:48 | せんだい庵&SAN | この記事のURL
キーガードの納品 [2008年03月31日(Mon)]
記念すべき、キーガード第1号の納品に行ってきました。ここで言われる「キーガード」(人によっては「キーボードカバー」という表現もあるようです。)とは,上肢に震えや不随意運動,筋力低下などの障害を持つ方が,パソコンのキーボード入力を行う際に,確実に任意のキーを押すことが出来るようにするための補助具になります。

私たちは,以前から東北福祉大学の学生ボランティアと共に,製作を行っておりましたが,平成18年度に「仙台市ITビジネスモデル研究会活動助成」を経て,キーガードの新しい工法での製作に取り組み始めていました。従来は,ボール盤などのドリルを利用することから,工具の特性に依存してしまい,結果として正円の穴のみとなっていました。私たちのキーガードは,キーの形状に応じて製作することが出来るため,キートップの刻印が隠れてしまうことがなく,素材に反射防止加工をされた磨りガラス調のタイプやデザインされた柄を取り込むことが出来るようになりました。製作の研究活動終了後に,意匠登録の申請などで時間を要してしまいましたが,今回ようやく公にする事が出来るようになりました。


実は,このキーガードの製作には,せんだい庵の事業に参加している障害のある方がCADによる製図で参加しています。ちなみに,製図に用いたマシンは,日本財団さんの助成事業で導入したノートパソコンです。それは,さておき,近い将来,このキーガードを使いながらパソコンを操作されている方が,キーガード製作に関わりながら,収入を得ていけるような循環が出来ればと期待しているところです。

そうそう,このキーガードは,これまで市販されていたキーガードの平均価格よりも安く製作することが可能です。概ねこれまでの平均的な予算(32,000円)で,上記の写真にある水色タイプを作成することが出来ます。このタイプは,万が一キーガードを破損してしまった場合でも,車のフロントガラスのように飛散防止の加工も兼ねています。

ご使用のキーボードに応じて製作致します。お気軽にお問い合わせ下さい。
Posted by mao at 18:00 | せんだい庵&SAN | この記事のURL