NPO学会での議論をもとに、愛知県内のNPOの現状を考える。[2019年06月27日(Thu)]
ドデスカ勉強会 第8回
〔日 時〕2019年6月26日(火) 18:30〜21:00
踊り場感のある今日の日本のNPO。その現状、今後への問いを、学会の論点から考えてみませんか?
ということで、日本NPO学会に参加した青木さんの報告の後、参加者で議論を深めました。
私は要安静状態のため、オフィス365の通話機能を使って、自宅から音声のみ参加。
参加者は愛知県内のNPO中間支援組織スタッフや行政職員。NPO学会での他県での状況や学術的な報告をもとに、愛知県内での取り組みや課題について、議論を深めました。
方法としては、セッションについて簡単に報告した後、参加者が議論をしたいテーマを投票形式で表明し、投票数の多いものについて議論しました。
内容としては、中間支援組織の役割についての議論を媒介に、前年度に愛知県の実務者会議において行われた市民活動支援センターのアウトリーチの重要性認識について。先行している市町ではどのような枠組みでやっているのか、仕組みをどういじったか、そのための人員配置予算をどう獲得したか、説得材料としてのアウトリーチの成果効果をどのように考えたかなど。
それから、テーマとしては選ばれなかったものの、NPOへの参加、ファンドレイジングやアドボカシーが前面に出ている団体は、忌避される傾向にあるとの研究結果。このことは議論の端々に影響与えていたように感じられました。
こうやってみんなで考えてみて、愛知県内でも色々と先進的な取り組みは行われているものの、その実績の発信が不十分であったり、前提となる事業や成果を俯瞰して見る機会が作れてなかったりすると言うことに気づきました。
安静状態でメモが取れなかったので個人的な雑感です。