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NPO会計・税務リクツとコツ
中尾さゆり(税理士、評価士、准認定ファンドレイザー)です。
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静岡県 事業レビュー 何が問題だったのか?[2016年09月14日(Wed)]
静岡県 事業レビュー

先日、静岡県事業レビューで「民間の能力や創意工夫の活用」テーマとしての「NPO推進事業費」に△がついたという記事を読みました。下記の資料に目を通しましたが、正直、うまく頭に入ってきませんでした。その違和感を整理するための「私がうまく理解できない理由」論点備忘メモを作成し、公開することとしました。

●官設民営のNPO活動センターという制約
(中間支援NPOそのものが否定されているわけではない)
県事業レビューは県の施策の評価であり、中間支援NPOそのものの評価ではない。
行政が設計した仕様に基づく提案で申請し、採択され、事業を実施するというのが委託事業の枠組みです。官設民営で運営するNPOセンターで仕様以外のことを行うことは「目的外利用」とされるなど、かなり制約を受ける。

こういう現状を考えると、中間支援NPOの問題というより、行政が行う市民活動支援センターの役割の見直しが求められていると捉えるべきである。

●時間的なこと
NPO法が成立する前後から市民活動センターが各地にできた。
当初の施設の意義と現在の意義は同じか?

●目的と施策の整合性は取れているのか?
センターができた当時の「民間の能力や創意工夫の活用」と、20年近くが経過したなかでの「民間の能力や創意工夫の活用」は同じか?

異なるとしたら、センターが行うべき業務も変わるはずだが、どうなっているか?

●空間的なこと
市民活動センターの役割は、
市レベルの身近な支援センター
複数の市町の連携からなる協議体
県域での支援センター
と役割が異なる。

専門性なものがもとめられるのは中〜広域になる。
がレベルの高いことばかりやっていても、そこまでニーズとしての数がないこともある。ある程度数がないことは「あまねく広く公平に」すべき行政の施策ではやりにくい。
市町の支援センターの役割との関係から、広域、県域のセンターの役割を検討する必要がある。

●そもそもの行政がやるべきことは?
「民間の能力や創意工夫の活用」といいつつ、行政が丸投げして終わりではなく、行政ならではの役割があるのだと思う。そこを意識しつつ、パートナーとしてのNPOが受託する公設民営の施設の役割を考えないとよくわからなくなってしまう。

●今やるべきことは何か?
事業レビューに記載されているテーマととNPO推進事業費の関係の見直し
そのテーマに沿ったNPO推進施策とは?
行政がやるべきこと、NPOがやるべきこと
県域でやるべきこと、中域、市町レベルでやるべきことの整理

かな。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●9/13新聞記事より
 県民らが静岡県の施策効果を検証、評価する静岡県事業レビューは11日、静岡市駿河区の県立大で、10日に引き続き約100人の県民評価者と専門委員14人が2会場に分かれ、「民間の能力や創意工夫の活用」と「成長産業分野への進出支援等による次世代産業の創出」の2テーマ4事業を点検した。NPO活動を支援する「NPO推進事業費」について「あまり効果がない」と判定した。
 NPO推進事業を巡っては、県担当者が、県内3カ所の「ふじのくにNPO活動センター」(FNC)の運営委託などを通じて人材育成や情報受発信、相談などの支援に取り組んでいると説明した。
 これに対し、専門委員はFNCと浜松市や静岡市の市民活動センターとの距離が近く、利用者にとって役割の違いもあいまいと指摘。「一緒になって機能性を高めた方がいい」などと提案した。専門人材の配置や情報提供の仕組みに課題があり、NPOのニーズに十分対応できていないとの声もあった。
 県承認の経営革新計画に基づいて新商品開発や販路開拓を行う企業を助成する「地域産業総合支援事業費助成事業」は、「一定の効果がある」と「あまり効果がない」が同数で県民評価者の判定が割れた。
 県担当者は補助金採択企業の7割が従業員20人以下の小規模な事業所で、経営革新を進める動機づけになっていると説明したが、専門委員らは「補助金の狙いや戦略性が明確でない」「経営革新がどの程度図られたか、誰がどう評価しているのか」など厳しく指摘した。

http://www.at-s.com/sp/news/article/politics/shizuoka/281214.html

●Nポケットさんのブログより、事前資料
http://npocket.hamazo.tv/e7025571.html
この記事のURL
http://blog.canpan.info/sally_nakao/archive/2627
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