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本校のセンター的機能[2007年11月21日(水)]
 本校では,平成16年度から「地域支援推進委員会」を組織し,地域における特別支援教育のセンター的機能を発揮するための取組を進めている。併せて,機能発揮の根幹となる職員の専門性向上にも努めてきている。ここでは,平成18年度の実践の一部を紹介する。

T 地域支援推進委員会の実践

 (1) 相談部

    教育相談,検査,進路相談の三つの係がある。特に,教
  育相談は,夏季休業中,子どもたちの余暇活動として学校
  を開放して行う「ふれあいデー」と教育県民週間に設定した
  学校参観週間での外部向け教育相談を企画・実施した。そ
  の中で,地域の幼稚園・保育所(以下「幼・保」と表記する),
  小・中学校の保護者や職員の相談を受け,それぞれ実態に
  応じた指導や就学に関する内容等について支援した。

 (2) 研修部

    研修,教材・教具の二つの係がある。研修係は,近隣の
  幼・保や小・中学校,特別支援学校の職員向けの研修会を
  企画・実施した。
    内容は,「つながりあそび・うた」及び「児童生徒のよさを
  生かした造形遊び」の実技,併設の医療機関の作業療法士
  による講義,巡回相談校における実践発表や日ごろの指導
  上の悩み等についての情報交換である。
   二日間の研修に幼・保,小・中学校,特別支援学校から延
  べ200人の参加があった。教材・教具係は,研修会で教材
  ・教具や図書の展示を行い,学習活動の紹介や教材・教具
  等の貸出しも実施した。

 (3) 理解・啓発部

    理解・啓発,情報発信の二つの係がある。地域との交流
   や作品展示,ホームページや学校便りの発行など,校務
   分掌の交流教育係や広報係と連動した活動で,本校の教
   育活動や特別支援教育の理解を図った。

 (4) 支援部

     近隣校支援,関係機関との連携・調整の二つの係があ
   る。近隣校支援係は,8人の特別支援教育コーディネータ
   ーで編成し,巡回相談員として小・中学校を訪問して校内
   体制づくりや具体的な指導方法等について,授業参観等
   を基に助言等を行った。また,幼・保に対しては,幼児の
   実態把握の仕方について支援したり,入学に向けて幼・保
   と関係小学校との連携を図ったりした。

U 専門性向上のための取組

 (1) 校内研修の実施

      特別支援教育の専門家を招いて,関係法令・制度や
    発達障害等についての「講義」,各種検査方法の実施や
    分析に関する「実技」,巡回相談の「事例研究」等の研
    修を行った。

 (2) 教科等の指導法の研究

      教科・領域ごとに,研究授業等を通して基礎学力の
     向上や重度・重複障害のある児童生徒の指導法の研
     究に取り組んだ。

 V 取組の成果と今後の課題

      本校では,センター的機能を発揮するために全職員
     で役割を担うようにしている。そのことで,職員一人一
     人が意識や専門性を高め,各部・各係の活動を主体
     的に行うようになってきている。また,個に応じた指導
     についても一人一人が十分認識して取り組み,指導
     方法等について発信できることは大きな成果である。
      一方,地域支援推進委員会の機能と校務分掌見
     直し等,校内体制づくりや運営の在り方が課題であ
     る。今後とも,職員一人一人のよさや力量を更に高
     め,センター的機能を充実し,地域支援を推進して
     いきたい。
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