
今回、現在山口県萩市の萩博物館で開催されている企画展「君と竜宮城へ−知られざる深海への旅−」(日本財団助成事業)に行ってきました。
萩という町に皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?
筆者は、幕末に活躍した吉田松陰、高杉晋作等々をはじめとした歴史の町というイメージが強いのですが、今回、初めて萩を訪問して、町の随所に歴史的建造物が保存され、幕末にタイムスリップした感覚が味わえるとともに、日本海に面した港町という一面を再発見できた町でした。
この萩市にある萩博物館では、夏休みの企画展として「君と竜宮城へ−知られざる深海への旅−」(日本財団助成事業)が7月7日(土)から9月2日(日)の日程で開催されています。
企画展は、萩市における博物館のさきがけとなった田中博物館の創設70年を記念し、田中市郎氏が収集した標本や、近年萩市近海で捕獲されたリュウグウノツカイやダイオウイカなどの深海生物を中心に深海に生息する生物を通して、子供たちに海の科学に対する夢を提供することを目的として開催されています。
企画展公開前から博物館のホームページを通してダイオウイカの捕獲の様子などを、研究員のパフォーマンスを交えた解説(動画)で伝える など、その内容の豊かさに期待させるものがありましたが、企画展そのものも、専門的な内容を子供たちにも理解できるように工夫をこらした展示手法や各種体験型イベントを開催するなど、夏休みに来館する子供たちを意識した企画展の構成になっていました。
研究員の日々の調査研究と、地元住民との協力体制から収集された貴重な資料を、堅苦しい解説ではなく、子供たちも含め誰もが知っている竜宮城というテーマで、楽しく学ばせる展示内容は必見です。
今年の夏、萩、津和野方面へご旅行の皆様は、是非、お立ち寄りください。