先日、彼女と京都へ旅行に行きました。
妙心寺では雲龍を見て、仁和寺の五重塔を見物、ちなみに本尊も見仏!?
そこから嵐山の天龍寺、木曜日だったので雲龍には会えなかった!
残念!
会えるのは土日だそうです。
話は戻りますが、妙心寺でのことです。
彼女が「下駄は足が疲れる」とポツリ。
私はプライベートは何時も下駄なのですが、彼女にも下駄を買ってあげ、二人そろって下駄を履いての旅行でした。
「何で足が疲れるの?」と聞くと、「足をけり出すときに下駄が滑って、下駄が落ちないように力が入る」とのこと(私も初めはそうだった)
彼女の足音を聞くと、
カランぺタッ! カランぺタッ! 自分の下駄の音は
カツカツや
コツコツ。
意外!カランコロンと下駄が鳴いていなかったのだ!!
イメージではカラン、コロン、だったのに。
何故か考えて見ると、思い当たるのが日々のお稽古。
床を蹴らず、足を前に前に出す武術的な歩き方だ。(能や狂言でも見られる)
武術をしているからこんな歩き方になったのか、下駄を履いているからなのかは分からないが、多分どちらも関係しているのだろう。 よく足に合わない靴を履き、小指が薬指に重なったり、ヒールで外反母趾になったりする。
それらを解消するための商品があったり健康サンダルや靴がある。
昔はそんな物はいらなかったはず。
今は仕事で革靴やヒールを履かなくてはいけない仕事が多いので仕方がないけど・・
それならプライベートで履いてみてはどうだろーか。
武術と言うと取っ付きにくいが、下駄から武術的な動き、体の使い方を学ぶ、そして日常に活かすのもいいと思う。
一度みんなも彼氏、彼女、家族、みんなで下駄を履き、下駄の足音を聴いてみては如何ですか?