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福島龍三郎の「りゅうさぶろぐ」

ふくしまりゅうさぶろうの想い。あれこれ。りゅうさぶろぐ。


新年を迎えて。 [2017年01月23日(Mon)]
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

「はる」は今年で16年目を迎えます。
16年の間に障がい福祉の環境もだいぶ変わりました。
「はる」を設立した時には制度があまり整っておらず、まずは皆さんの学校卒業後の行き先を作ることが優先課題でした。その課題を解決するために「福祉作業所ハル」を開設したことが始まりですが、少ないスタッフ・ボランティアで保護者の皆さまに大きな協力をいただきながら本当に手探りでやっていたことを思い出します。
福祉の環境が大きく変わったのは平成18年の障害者自立支援法の施行からでした。
私たちがやってきた障がいのある人たちへの地域での生活支援に財源的な裏付けができ、私たちも継続的に支援を提供できる道筋が出来ましたし、多くの事業所が立ち上がり、以前のように卒業後に通う場所がなくてご本人やご家族が孤立して途方に暮れるということもなくなってきました。

ただ、今でも課題となっていることがあります。
ひとつは「親なき後」の課題であり、もうひとつは「豊かに生きる」という課題です。

「親なき後」の課題は、私が障がい福祉に従事するずっと以前から続いている課題で、いまだに社会として十分に解決の見通しが持てない課題でもあり、多くのご家族が不安に思われていることです。
「はる」では設立の早いうちからグループホームの必要性を掲げてきましたが、今年開設するライフサポートセンターについても「親なき後」のことを少しでも解決できればとの思いを込めているところです。
今後もグループホームをはじめ、老後保障や権利保障など皆さんの生活を最期まで支えていくためにますます生活の支援を充実させていくことが必要だと考えています。

「豊かに生きる」ということも大切にしていきたいと思っています。
それは、生活が保障されてただ生きていくというだけでは、人として生まれ社会で生きていくうえでは十分ではないと思うからです。
「人は人のなかで人になる。」と言われるように、人と人との関わりが多く濃くあることが豊かな人生につながるだろうと思います。
そのために、「はる」では様々な仕事であったり、ヘルパーとの外出であったり、アートの取り組みであったり、高齢者の方たちを対象としたカフェであったりと、皆さんがいろいろな人たちと関わっていく機会を作ることに取り組んでいます。
皆さんが「豊かに生きる」ことができるための取り組みをこれからも大切にしていきたいと思います。

昨年は、私たちにとってとても衝撃的で辛い事件が神奈川県の福祉施設で起きました。
この事件のあと私も本当にいろいろなことを考えました。
被害に遭われた方たちのことを思うと本当に胸が痛み、また、「人としての価値が高い低いはあるのか?」「人間としての要不要はあるのか?」「何故そのような考えが生まれるのか?」そんなことを堂々巡りで考えることもありました。
そのような時に自分を救ってくれたのは、これまでご本人さんと一緒にいたときの自分の気持ちでした。
私はこれまでご本人さんと一緒にいることで「うれしさ」「楽しさ」「心が満たされること」「心が癒されること」そんなことをたくさん感じさせてもらってきました。
自分の人生はご本人さんたちとの出会いや一緒に過ごすこと無しにはあり得ません。
一緒にいることで十分に一人ひとりの大切さが実感できる。
人はその人にどんな属性があっても、生まれてきたこと、生きてきたこと、生きることに優劣なんかない。
社会的な優劣なんて一面だけではわからない。そのようなことを思い出すことで、自分の気持ちややるべきことが整理できていったように思います。

事件を受けて防犯対策の強化などを言われていいますが、防犯対策は大切にしていきながらも、「はる」ではこれからも、多くの人がご本人さんたちと一緒にいる機会や場面や、ご本人さんたちが活躍する機会や場面をできるだけ多く作ることを目指していきたいとあらためて思っています。
多くの人たちがご本人さんと一緒にいることが増えることで、短絡的に人の価値を判断するのではなく、人の価値はもっと奥深く豊かであることを感じてもらうことができるのではないかと思います。

事件を受けてもう一つ考えさせられたことがあります。
それは「命を大切にする」ということです。
「命を大切にする」ということは日本ではとっくの昔に達成できていると思っていましたし、当たり前のこととして普段はあらためて考えることもありませんでした。
しかし、この事件を受けて、人は育ちや環境などにより「命を大切にする」ということすらできなくなるのだと思いました。
あらためて日本の社会や世界を振り返っても命が大切にされない事件や状況がたくさんあります。そして、これから日本も世界もどのような社会状況になるかわかりません。
必要以上に不安に抱く必要はないと思いますが、「命を大切にする」ということは当たり前にあるのではなく、そのような想いや行動や取り組みで維持できるものではないかとあらためて考えるようになりました。

これは障がい福祉だけでの話ではなく、人として生きていくうえで社会全体で「命を大切にする」ということを考えていくことはとても大切ではないかと思います。
そして、私たちはご本人さんたちと一緒にいさせてもらうことで、「命」のことや「命を大切にする」ことをストレートに感じることができ、考えることができ、行動することができるのかもしれません。
「はる」でも、日々の活動を通して、また将来の取り組みを通して、「命を大切にする」ということをスタッフの皆さんと考えていくことができればと思っております。

法人としてまだまだ足らないことも多々あるかと思いますが、これからも皆さまから叱咤激励をいただきながら、一歩一歩皆さまのお役に立てる法人となれるように歩んでいきたいと思っております。
今年一年もどうかよろしくお願いいたします。

福島龍三郎
熊本地震 [2016年05月14日(Sat)]
熊本地震から1ヵ月が経ちました。

震災関連で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に謹んでお見舞い申しあげます。

4月14日(木)の最初の地震の時には博多にいました。
博多もかなり揺れました。
九州人は地震に慣れていません。
スマホの警報にもビックリし、直後の地震にも只々ビックリしました。

電車が止まるといけないので早々に佐賀に帰ることにして駅に急いでいましたが、スタッフラインですぐにグループホームの状況が送られてきました。
夜にはスタッフのいないホームが心配でしたが、それこそ「今から行きます!」という書き込みが入って、他のスタッフも駆けつけてくれました。その後もラインでホームの状況報告が続き、多くのスタッフも心配してくれていたようで、その報告ラインをすぐさま確認してくれていたようです。
大変な中でしたが、スタッフの対応に頼もしさを感じていました。

はるの皆さんことが気になりながらも、一方で、熊本が震源ということもあり、九州ネットワークフォーラムを一緒にやっている熊本の三気の里さんのことも心配でした。
14日(木)の地震では大丈夫だったようですが、16日(土)の本震の時には、夜中に入居者の皆さんたちと外の車に避難したというかなり厳しい状況だったそうです。

夜が明けて、早々に必要をされる物資を買い求め(主に、水、食料、ガソリンでした。朝一番にはまだまだホームセンターにも十分に物がありましたが、夕方にはほとんどなくなっていたようです。)、三気の里さんへ運びました。

三気の里さんでは入居者の皆さんが作業棟に集まって過ごされていて、スタッフの皆さんも一睡もされていないはずなのにキビキビと動かれていました。
施設長さんたちの想いがたくさん詰まったグループホームがとても使用できない状態になってしまっていて、案内してくださった施設長さんの焦燥された姿に、私たちでできる支援をしっかりやっていかなければと思いました。

それから九州ネットワークフォーラム(九州ネット)をやってきた仲間たちと一緒に、真っ先に熊本入りされていたNPO法人み・らいずさんと連携をしながら支援を始めました。

この1ヵ月にやってきたことは、
・物資の呼びかけと提供
・入所施設の支援(コインランドリーでの洗濯や入居者さんの見守りなど)
・通所施設の支援(入浴介助や炊き出しの手伝いなど)
・障害者手帳が交付されている家庭の全戸訪問の支援
・福祉避難所の支援
・寄付金の呼びかけ
などです。

九州ネットの仲間のほとんどは災害時の支援が初めてでしたが、この1ヵ月でこれだけの支援を行ってくることができたのは、仲間のみんなの「何とかせんばいかん(何とかしなければ)」という想いと、災害支援の経験が豊富なみ・らいずさんによる情報の整理と提供、アドバイスのおかげだと思います。

また、この1ヵ月の間にはいろいろなことも感じました。

まずは、災害が起こった直後は(今でもそうですが)、全体の情報が整理されたり一本化されたりすることは難しいということです。
もちろん現地の方たちが被災されていることに加えて、刻一刻と状況が変わるので、情報の整理など追いつくはずもありません。しかし、緊急に支援が必要なところはあるので、まずは自分たちのつながりなどを通して自分たちでできることをそれぞれがやっていくしかないだろうと思います。

また、情報がぼちぼち出てきても、物資にしても人的な支援にしても、必要と聞いて準備をしても、準備ができた頃には必要がなくなっていたり、ミスマッチであったり支援が重なってしまうこともあります。恥ずかしながら、自分ははじめそのことに少々戸惑うこともありました。でも、災害時にはそのようなことは有り得るということをはじめから理解して、多少行き違いがあってもそれはそれと受け入れてやっていくことが必要だということを学びました。

そして、これまでの大きな災害でのノウハウの蓄積でしょうか、被災しているにも関わらず現地の行政や保健所、社協などが外部の官民の応援と連携をしながら、思っていた以上にシステマティックに動いているということでした。(もちろん、自らも被災されている職員さんたちの献身的に働きの上で。)
私たちがみ・らいずさんの下で支援に入っている御船町では、朝夕に必ず関係者が集まってミーティングと情報共有をされていました。

ただ、み・らいずさんの話では、マンパワーの不足でどうしても障がいのある方たちなど災害弱者の方たちの安否確認などはなかなか手が回らないのが現状だそうです。
御船町では、そのところをみ・らいずさんが受け持つことになり、私たちも支援をしていくことになりました。
み・らいずさんのプランニングのもとに障害者手帳が交付されている家庭の全戸訪問を実施していますが、あるご家庭を訪問したときに(NHKでもその時の様子は放映されましたが)、災害時の障がいのある方がいるご家庭の厳しさを実感しました。
50代の気分の浮き沈みが激しい知的障がいのある女性と高齢の両親のご家庭で、典型的な老障介護のご家庭です。避難所では声を出して周りに迷惑をかけるからと赤紙を張られた自宅に身を寄せられていましたが、福祉避難所の紹介をしても遠慮をされる昔ながらのお母さまは何度も「迷惑をかけるから」と言われていました。
きっと多くのご家庭が同じような境遇にあるのだろうと思います。

災害時の戸別訪問の重要さも感じました。
安否確認だけでなく、孤立させないこと、誰かとつながっている安心感を持ってもらうこと、何かの時には手と差し伸べられるようにしておくことはとても重要だと思います。

1ヵ月がすぎましたが、まだ1ヵ月です。

先日、三気の里のスタッフさんが御船町の事務所に差し入れを持ってきてくださいました。
まだまだ大変ななかに、その心づかいがとても有り難くうれしかったです。

これからも必要な支援を九州の仲間と続けていきたいと思います。


熊本を支えていく。
大切な仲間を支えていく。

one Kyushu
「みんなとともに笑顔を生みだす社会福祉法人へ」 [2016年04月01日(Fri)]
「ライフサポートはる」はいま社会福祉法人化を目指しています。
予定通りに進めば今度の7月には認可・登記ができるようになると思います。


社会福祉法人の話をすると「なんで今さら社会福祉法人にすると?」と言われることがあります。

障がい福祉分野でも平成18年に規制緩和が行なわれ、それまでは主な公的福祉サービスは社会福祉法人でなければ取り組むことができませんでしたが、今はNPO法人や株式会社などどんな法人でも同じように事業ができるようになりました(施設入所支援のような1種社会福祉事業は除きます)。
ですので、ことさらサービスを提供する上では社会福祉法人でなくてもよいのです。

さらに、社会福祉法人になると行政からの監査が厳しくなりますので、法人としての負担は大きくなります。
また、これまでは社会福祉法人に対して、職員の退職金の費用を国が補てんする仕組みがあったり、法人税の減免がありましたが、退職金の補てんについては28年度より廃止されましたし、法人税の減免についてもいつまで続くか分からないとも言われています。

このようなことを踏まえて、負担が増えるわりにはメリットがないのに今さらなぜ社会福祉法人にするのかと親切心で言っていただいているのだと思います。

もちろんそのようなことも考えたうえですが、「ライフサポートはる」を社会福祉法人にするという私の思いはかわりません。


なぜ私が社会福祉法人を目指すかというと、その一番大きな理由は「継続性」です。

一般の企業でも継続性は大切だと思いますが、私たちのような福祉の事業所はもっと大切です。

それは私たちが障がいのある人たちの人生を支えているからです。
障がいのある方たちの人生を支えている私たちの事業所は、どんなことがあっても途中で投げ出すわけにはいきません。
それに、「はる」を信頼して選んでくださり、その人生を支えさせていただいている方たちに対しても、必要とされている限り支え続ける責任もあると思います。

また、スタッフの皆さんが将来に心配がなく働いてもらえる環境を作ることもとても大切だと思っています。
「はる」を選んで働いてくれているスタッフの皆さんに、いつか潰れるかもしれない、いつか行き詰るかもしれないという法人で働いてもらうわけにはいきません。
また、これはあくまで私の考えですが、働くうえで、「NPO法人で働いている」のと「社会福祉法人で働いている」のでは、周りからの見方や職員さんたちの気持ちが違うのではないかと思います。


これからの社会環境がどうなっていくのか見通しを立てにくい時代ではありますが、社会環境が変わってもできうる限り継続できる体制を作っておくことは私のような立場の人間として一番やっておくべきことだと思っています。
そして、私が何らかの理由で将来いなくなったとしても、はるという法人が安定して続いていくことが重要です。

社会福祉法人に対して監査が厳しいということは、それだけ法人の健全性が保たれるということです。
健全性が保たれるということは、事業を継続していくうえでのリスクが少なくなるということです。

将来にわたってずっと安定的に続いていく法人になる。
障がいのある人たちをずっと支えていくことができる法人になる。
それが「はる」を社会福祉法人にしたい理由です。


社会福祉法人を目指すにあたっては、昨年度うれしいことがありました。
管理職の皆さんが中心となって、社会福祉法人に向けて全員のスタッフが関わりながら盛り上げていこうという取り組みを一年を通してやってくれたことです。

「みんなとともに笑顔を生みだす社会福祉法人へ」

というスローガンのもとに、ほぼ全てのスタッフの皆さんが関わりながら、ワールドカフェやワークショップ形式で「みんなが笑顔になるとき」や「利用者の皆さんが笑顔になるためには」、「スタッフ同士が笑顔になるためには」などを話し合ってくれました。

それはとても楽しい時間でした。
そして、いい意見がたくさん出ていました。

そこで出た意見を法人の運営に反映させていくことも私の役割だと思います。
さすがにすべてはできないかもしれませんが、できることから実現していきたいと思っています。


スタッフの皆さんが出してくれたたくさんの言葉の中から、管理職の皆さんが考えてくれた平成28年度のスローガンは、

「 ともに前進 笑顔と愛があふれる「はる」へ 」

です。
本当にステキです。


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おひさしぶりです。 [2016年03月01日(Tue)]
久しぶりのブログの更新です。
更新と言えそうな期間をはるかに過ぎてますね・・・。
新設と言っていいような(^_^;)

年を経るごとになかなか忙しくなってきてはいますが、元々のマメマメしさの欠落が更新できていなかった原因だろうと自己分析しています(笑)

これからまたボチボチ書いてみようかと思っていますので、期待せずによかったら読んでやってください。


ブログが滞ってもう1年半ほど経つと思いますが、この間、個人的に力を入れて取り組んできたことは「はるの社会福祉法人化に向けた準備」「重度・高齢の障がいのある方たちが安心して暮らすことができるグループホーム・安心して利用できるショートステイづくりの準備」「強度行動障害支援者養成研修のプログラムとテキストづくり」「障がいのある人たちの芸術活動を進めるモデル事業」でしょうか。

もちろん自分一人で進めているわけではなく、それぞれにおいてとても力をお貸しいただいてる方たちや、懸命に取り組んでくれているスタッフたちがいて、そんな人たちのおかげで何とかやってます。

これらのことは、ひとつひとつ今後書いてみたいなぁと思っています。


今ははるの一つひとつの現場でスタッフのみんなが本当にがんばってくれていて、現場は任せることができているので、自分はご本人さんたちや家族の皆さまのことを考えながら、上のような、これまで足りなかったことやちょっと先のことを意識的に取り組んでいます。

ただ、必要だと思ってそのようなことに取り組みながらも、それはそれでまれに物足りない想いをしたり寂しい想いをしたりするときがあります。
それは、今はほとんど現場に入ることはなくなっているので、ご本人さんやご家族の皆さまと一緒に喜んだり悩んだりという福祉の仕事で一番よろこびを感じるところから離れてしまっているからかもしれません。

それでも、自分のような立場で働く者も必要で、間接的にはご本人さんやご家族のためになっていると思ったり、自分が支援を上手くできたり歓びを感じるよりも、スタッフのみんなのスキルが上がったり歓びを感じてもらえるようにしていくことが今の自分のやるべきことだと自分に言い聞かせたりしています。


そんななか、先日あるお母さまから講演会のチケットをいただいて行ってきました。
その講演会は福祉関係ではなく、親子や家族の大切さについての講演会でしたが、とても大切なことを分かりやすく話されていて、自分も家族を持つ父親の一人としてとても感銘を受け勉強になりました。

ただ、それ以上にその講演会に行ってよかったことは、チケットをくださったお母さまと久しぶりに話ができたことでした。

お母さまの息子さんは(息子さんと言っても私より年上のすてきな男性です)、はるが始まったころからずっとはるに通ってきてくれていますが、お母さまはずっとはるや私に励ましの言葉をくださいました。
これまで自分も悩むことや行き詰りそうなことも何度もありましたが、お母さまの励ましにどれだけ救われたかわかりません・・・。

そのお母さまはいつも「○○(息子さんの名前)がいるから元気でいられる。」「○○のおかげで・・・。」と言われます。今回の講演会であった時も「ケガしても〇〇がいるからゆっくりしてられない。それでもう治ったのよ。〇〇のおかげ。」と言われていました。

ほんのちょっとの会話でしたが、ただそれだけで私はジーンときました。
お母さまの人としての温かさや大きさに久しぶりに触れて、私にはたくさんの栄養と水を上からかけていただいたような気がしました。


また、これからも自分ができることを精一杯がんばりたいと思います。


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働き続けられる環境とは。 [2014年09月22日(Mon)]
佐賀や全国のいろいろな福祉事業所の方たちと話している時に、最近よく出てくる話題は、スタッフの確保の難しさとスタッフの離職の問題です。

自分のところも多分に漏れず大きな悩みとなっていますが、これだけいろいろなところが同じことで悩んでいるということは、業界全体として取り組むべき課題ではないかという気がしてきました。

話を聞いていると、大都市ではまだまだ求人に対して応募してくる人が多いようですので、そこまでではないかもしれませんが、地方では非常に深刻です。
(大都市でも、大きい法人が何十人という人数を確保するときには苦労されているようですが。)

佐賀のことで言うと、地元の福祉系の大学では学生の人数よりも事業所の求人がはるかに多くなっていて、以前は大学の先生に紹介をお願いしたら必ず紹介してもらえていたのが、今はなかなか紹介してもらえないようになってきました。

ハローワークに求人を出しても、なかなか申し込みが集まりません。

一方で、そのような中でも、どうしても離職してしまうスタッフがいます。

今までは、どこも求人には力を入れてきたように思いますが、これからはスタッフがリタイアしないための取り組みにも力を入れていく必要があるように思います。

福祉職は、限られた財源で運営していますので、給与などの待遇面で離職を引き留めることはなかなか難しいのが現状です。
その中で、どのようにして離職を引き留めていくか。

こうやればいいじゃないか。
というような単純な思いつきでは難しいような気もしています。

友だちであるMさんは、福祉法人の事務職でありながらMBAを取るために大学に通っているという勉強熱心な方ですが、研究テーマとして「福祉職のスタッフが働き続けるための環境をどう整理するか」ということを考えられています。

私もぜひ一緒に考えていきたいテーマですが、各法人での努力もさることながら、業界全体の離職の要因を探り、有効な対策を見つけていかなければいけないと思います。

そして、経営者や管理職、スタッフ一人一人が真剣に取り組んでいかなければいけないことでもあります。

障害のある人たちをしっかり支えていこうとしている法人が、その手前のスタッフ確保に四苦八苦しているという苦しい状況です。



最近の写真を。

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「九州ネットワークフォーラム2014」盛り上がってきました! [2014年09月22日(Mon)]
「九州ネットワークフォーラム」が今年も面白くなりそうです!

ビックゲストとして、広島から高原専門官や北海道から大原さんにお越しいただいて、素晴らしい話を聴くことができます!

また、それぞれのセッションでは、実行委員の皆さんが普段の取り組みや考えていることから自然と出てきたものをテーマとして設定し、そのテーマに沿って九州各県で頑張っている人たちにお話しいただくという、とても等身大のフォーラムでもあります。

変わりゆく社会や福祉環境のなかで、「つながり」を持ちながら前向きに力強く進んでいく。
そんなことを目指すフォーラムでもあります。

「九州ネットワークフォーラム」はどなたでも参加できます。
たくさんの人と仲間になって、これからの福祉を語り合いましょう。

九州ネットワークフォーラムの詳細やお申し込みはこちらから。
http://www.t20014.info/knf2014/index.html


実行委員会の様子。
しっかりとした議論から形が出来上がっていきます。
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内容が一つずつ形作られていきます。
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九州ネットワークフォーラムな男たちの背中(笑)
Gメンみたいです。(若い人は知らないかな・・・)
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素晴らしい議論の場 [2014年09月22日(Mon)]
美味しいビールを飲むために、週に1回ぐらいのトレーニングを心がけていますが、最近はトレーニングの3日後ぐらいにガチガチの筋肉痛が来ます。
ちょっと前まで2日前ぐらいでしたが・・・。
体の老化が確実に・・・。

このまま歳をとって、筋肉痛の期間がどんどん遅くなって、筋肉痛が来るまえに次のトレーニングになったらどうなるかな・・・なんて。


本日、東京で全国ネットでの用件が入っていたので、一日早く上京して、昨日行われた「第3回NHLW」に参加してきました。

「NHLW」は「Next Health,Labour and Welfare」の略ですが、厚生労働省の英訳である「Ministry of Health,Labour and Welfare(MHLW)」をもじって、若手の厚生労働省の職員さんたちが、これからの厚生労働省としての課題点(社会としての課題点)を一般の人たちを交えてオープンに議論しようという場です。

一昨年の第1回目の時にも参加し、その時にも素晴らしい時間を過ごしましたが、今回も充実した議論の時間を過ごしました。
(第1回目の感激の気持ちは、以前にこのブログに書きましたのでよろしければお読みください。)

「NHLW」に参加すると何でこんなに充実した気持ちになるかを考えてみましたが、
・社会的な問題を、役人や誰かのせいにしたり、任せっぱなしにしたりということでなく、みんなの課題だという場の設定と雰囲気。
・福祉関係者だけではなく、様々な分野からの参加者(例えば、不動産関係、報道関係、医療関係、民間の研究所、大学生など)との議論。
・厚生労働省の人たちとの対等な関係性でのやり取り。
ということかなと。

今回の議論のテーマは、
「選択する社会保障 〜何を我慢し、何を守るか〜」
「日本の雇用制度は変わるべきか 〜解雇規制・賃金制度・働き方〜」
「女性の活躍促進に向けて」
と、どれもこれから避けては通れない社会的課題ですし、難題です。

もちろん、今回の議論だけで解決方法が見つかるわけではありません。
それに、これから厚生労働省の役人の方たちだけで考えて解決できる課題でもないと思います。

今回のように、多くの人が日本が直面している課題点を共有して、「自分ごと」として考えていくような仕組みや土壌ができればいいと思います。

「NHLW」を準備している若手の厚労省職員さんたちは、あくまで個人参加で、準備も全て手弁当だそうです。
そういう心持ちもうれしいですね。

「来年もぜひ!」
という思いますが、「NHLW」の対象はいちおう20〜30代となっていて、今回は厚かましくover40で参加したので、さすがに来年は難しいかなと(笑)

それでも、私が行けなくても誰かに行ってもらいたいと思うような素晴らしい場です。


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つぶやき。 [2014年09月08日(Mon)]
自分がときどきブツブツつぶやいていることがあります。

それは、
「正しい想いを持つことができますように。」
「正しい行いをすることができますように。」
「正しい話をすることができますように。」
ということ。

出来てる出来てないは別として(別でいいかということもありますが・・・)、時々つぶやいています。
人前では憚られるので、一人のときとか、トイレの中とか(笑)

「なんやそれ」と思う人もいるかもしれませんし、「それはあれやな」と思う人もいるかもしれません。

この言葉は「それはあれやな」の「あれ」で、いわゆる仏教の「四諦八正道」のなかの八正道のなかの三つ(を自分なりに言い換えたもの)です。

なんだか新興宗教にはまったのかって思われそうですが、この言葉は自分が21歳の時に半年ほどインドを放浪したときからの「口ぐせ」です。

どういうきっかけでこんな言葉を口にするようになったか覚えていませんが、もともと仏教的な考え方は好きだったこと(ある宗派ということではなく原始仏教に興味がありました)と、インドに行ったときに仏教に関わる聖地と呼ばれるところを巡ったことも影響しているかもしれません。

また、祖父がとても信心篤く、毎日仏壇にお参りをしているところを幼いころから見ていたことも影響しているかもしれません。
その祖父は、誰もが認める柔和な人柄で、あるとき自分に「誰も(寺の)総代をする人がおらんけん、自分がすっしかなかもんなぁ。」と言っていたのを思い出します。誰も嫌がってしないことを自ら引き受ける、そんな祖父でした。
(そういえば、自分がインドで仏陀が悟りを開いたと言われる菩提樹の樹がある寺院に行ったとき、その祖父のことを思い出して何故か涙が出ましたが、その翌日に祖父が亡くなったと帰国してから知りました。)

まぁまぁ、そんな口ぐせを時々つぶやきながらも、祖父が本当に素晴らしい人でありながらも、今の自分は恥ずかしいぐらい心がざわつくことも日常茶飯事で、家族やスタッフにも余計なことを言っては傷つけることも多く、冷静な行動もとれないこともよくあることで・・・。
あ〜っ、て感じです。

一生できないかもしれないけど。
それでも、いつかは。

でも、
やっぱり、
できないからこそ、
ただただ、
つぶやいているのかもしれません(笑)



相変わらずちょこちょこ撮った写真を。

今年の夏に。
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昨夜と今朝。
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やっぱりビールが好きって写真。

ちょっと前の北海道サッポロビール園。
サッポロ大好きなんでウレシカッター(^^)v
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スウェーデンのビール。どこに行っても飲んでます(^^;)
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スウェーデン視察! [2014年08月31日(Sun)]
8月最後の日。

自分はいま時差ボケでちょっとフラフラしてます。
眠たい・・・。

8月25日(月)から全国地域生活支援ネットワークのメンバーを中心としたグループでスウェーデンに視察の行き、先ほど佐賀に帰ってきました。

普段では決して知れない見れないスウェーデンの福祉の現状をつぶさに知ることができ、とてもとても濃い1週間でした。
先輩方や関係者の方々のご尽力で実現した、充実した内容の視察に同行させていただいたことを本当に幸せに思います。

視察の詳しい内容は、これから視察メンバーで報告書を作成するということでしたので、そちらに譲るとしまして。
(報告書ができたらぜひ見てください。福祉関係の方は来年2月に滋賀県で開催される「アメニティフォーラム」でも今回の視察が何らかの形で披露されることと思いますので、こちらにも是非お越しください。)

自分が個人的に感じた印象を少しだけ。

日本とスウェーデンでは社会的な構造が違うところが多いので、こっちがいい、あっちがいいとは言えませんが、スウェーデンも今でも試行錯誤しているということ。

スウェーデンでは、目的を定めると、全体としてシステマティックに、そして厳しくやっていること。
(山梨県の小泉さんが「スウェーデンは、表は柔らかいけど、芯が通ってるなー。」と言われていたが、まさにそんな感じです。)

現場の支援に関しては、日本もまったく引けを取っていないこと。

知的障がいのある人の意思決定支援については、日本のほうがより真剣に繊細に取り組もうとしていること。

障がい福祉と直接関係ありませんが、スウェーデンではどこの機関でも女性が活躍していること。

などなど。

詳しく語るとどんどん語れそうですが、ここではこれぐらいに。

そして、今回もたくさんのステキな出会いがありました。
そのことにも感謝です。

これから、この貴重な経験を、日本で、佐賀で、どう生かしていくかを自分なりに考えていきたいと思います。

視察の様子を感じてもらえる写真を。
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公的なところでも私的なところでも、説明があるところあるところで、軽食とコーヒーが準備されていました。1時間ぐらい経つと「じゃあ、コーヒーでも。」という感じで。いい習慣だなぁ。
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日本の障がい福祉を創りあげてこられている大先輩たち。
ご一緒させていただき光栄でした。
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移動のときや視察の途中で撮ったり、朝に走ったときに撮ったスウェーデンの写真をどうぞ。
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以前に日本のスウェーデン大使館いらっしゃったkaj(カイ)さんと一緒に撮った写真です。
その気さくで優しく知的なお人柄が素晴らしく、「紳士」とはkajさんのような方のことだなぁと思いました。
ステキな出会いに感謝。
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認められること。 [2014年08月31日(Sun)]
最近、とてもうれしいことがありました。

いま「ライフサポートはる」は社会福祉法人を目指して準備をしていますが、その準備会の委員に私からお願いした方の一人がYさん。
Yさんは13年前に「福祉作業所ハル」を立ち上げたときにとてもお世話になった方。
Yさんには「はる」のことでお世話になっただけでなく、地域全体の福祉を進めるためにはどうするかということや、さらに、仕事人として、リーダーとしてどうあるべきかということまで教えてもらいました(と私は思っています)。

言ってみれば、私が心から尊敬している人。

そんなYさんが、第1回目の準備会の翌日にご自身のブログに書いてくださったことがあまりにうれしくてうれしくて。
ブログのなかで私の名前も出していただき、「はる」のことを誉めていただいたような内容で。
もちろん自分はYさんの足元にも及びませんが、なんだか尊敬するYさんに「認められた」ような気がして、とてもとてもうれしく、胸が熱くなり、これからも頑張ろうと思いました。

尊敬する人から認められることがこんなにうれしいものとは。
こんな年齢になって誉められたことがうれしいなんて、なんだか気恥ずかしい気もしますが、本当に感動しました。

きっと、当たり前なのだろうけど、誰でも、いくつになっても、人から認められることはうれしいし、それがやる気につながるんじゃないかと思います。

私たち福祉関係で働いている者にしてみたら、
利用者の方から認められる。
保護者の方から認められる。
ということがうれしいし。

職場では、
上司から認められる。
同僚から認められる。
部下からみとめられる。
関係する人たちから認められる。
ということがうれしい。

そんなことが職業人として職場でずっと前向きな思いで働きつづけられることにつながるのかもしれません。

自分も、また「認められる」ように頑張りたいと思いますし、一人一人の頑張りを「認める」ことができる人間になりたいとあらためて思いました。
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