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「報連相」は一緒にゴールするためのもの [2017年02月08日(Wed)]
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組織で仕事を進めるには、多くの人たちと一緒に作業していく必要があります。

自分の仕事を全うすると同時に、仕事を頼んだり、頼まれたりと、いろんな情報が飛び交います。そこでよく「ホウレンソウ」という言葉がでてきます。「報告・連絡・相談」の意味ですね。

わかっていても「ホウレンソウ」は忘れがちになりますね。ホウレンソウの中でも「連絡・相談」は仕事を進める上で、目の前のことを乗り越えるために必要なことだったりもするのでやりやすく、「報告」に関しては達成したあとのことだったりするのでついつい忘てしまうことが多いですよね。

私もNPOの代表をしていると、他団体の運営相談を受けたり、広報宣伝を頼まれたり、いろいろなリクエストがきます。そして私も同じように周りの方々にいろいろなリクエストをしています。

この他者へのリクエストをしたときに、私が気をつけていることが、「忘れがち」と先ほど書いた「報告」をすることですね。

例えば昨年、コモンビートで学生インターンの募集をしたのですが、その集まりが悪く、いろいろな方に広報告知協力をお願いしました。結果的には多くの方にご協力いただき、無事に4名が集まり、プログラムがスタートしました。このプログラムスタート時に、広報協力をお願いした方々に「無事に4名も集まりました!」という報告をしっかりすることです。

今やSNSでお願いも何もかも簡易化されてカジュアルになっているので、頼んだら頼みっぱなしみたいなことも多いと思います(それでいい時もある)。ですが、「感謝」を伝えることをカジュアルにしたり、さぼったりしてはいけないと思っています。

頼んだのであれば、その報告をしっかりする。感謝を伝える。これをやることが相手への礼儀なんじゃないかなと僕は思ってます。実は報告は感謝なんですよね。

「ホウレンソウ」は業務を円滑に進めるものだけではなく、感謝を伝える、一緒にゴールするためのものだと思っています。一緒にゴールをすると、次にまたスタートしてくれることにつながります。

定期的に相談相手に対して「団体はこんな風に動いています」「自分は今こんな感じです」と近況報告をすることは悪くないことですね。応援してくれている相手にとっても嬉しいことのはずです。

人と人との関係をしっかりつくっていくことで、推進していくものが数多くあります。
ぜひ、「報告(感謝)を忘れずに」活動していきましょう。

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2017年もよろしくお願いします! [2017年01月10日(Tue)]
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みなさま、2017年もよろしくお願いします。
この理事長ブログでも活動の様子や、NPO運営の話など、ざっくばらんにお伝えしていきます。ぜひ引き続きお読み頂ければ幸いです。

この言葉、毎年言っている気がしますが(笑)、コモンビートの2017年は大忙しの1年になりそうです。各プロジェクト・事業を推進し、ビジョン・ミッション実現に向けて活動します。

・ミュージカルプログラム 7本(関西・福井・群馬・鹿児島・東京・関西・中部)
・お祭りプログラム 2本(浜松がんこ祭り、未定)
・アジビパフォーマンス交流プロウグラム 1本(台湾&フィリピン)


の合計10本のプログラムを実施して、約800名のキャストに参加してもらい、表現活動によって自分らしく・たくましくなっていただきます!そして、多様な価値観を認めあえる社会の実現に向けて1本前進できたらと思っています。

このように事業は推進していくので、それに合わせて事務局基盤もしっかり整えていきます。採用や育成といった、今までしっかり考えずにやってきた部分にもメスを入れていきます。また、今まで継ぎ足し秘伝のタレのごとく運営して来たミュージカルプログラムを、見つめ直し、多様な価値観を認めあうために必要なことを学べるプログラム開発などにも力を入れていきます。

ビジョン・ミッションの実現が絶対軸なので、それを求めるために必要な細かなことにも向き合って、良い社会を目指す良い組織でありたいと思っています。

今年の活動への応援よろしくお願いします。

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2016年ありがとうございました! [2016年12月31日(Sat)]
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2016年。
コモンビートの代表3年目。

相変わらず激動で記憶にない月もあるくらいですが(笑)、思えばいろんなチャレンジをしていました。

学生インターン採用に挑戦し、4名が参加。今後の事務局人事に新しい流れを生み出しました。新卒採用ができる道筋がちょっと見えた気がします。

37期中部ミュージカルプロデューサーを務め、一筋縄ではいかない「現場」の難しさを体感。久々に心の近いキャスト&スタッフたちが生まれたのは単純に嬉しかったです。「未知との遭遇」というコンセプトは今でもお気に入り。

2期日韓ミュージカルプロデューサーを務め、全編韓国語公演を実施、中でもテクニカルスタッフのコーディネートは大仕事でしたがやり切りました。今後の日韓ミュージカルへの手応えを感じました。

未来のプロデューサーオーディション採用を実施。「未来の」という概念を取り入れられたのは今後の活動の力となりそうです。

コモンビートスタイル完成。クレドづくりにはずっと取り組んでいましたが、ようやく形にできました。「スタイル(姿勢)」という名前も気に入っています。
コモンビートアワードで年末トークショー(漫才)を副理事長のあんどぅと披露。ステージからエンターテイメントに活動の振り返りと未来を語ることができたのは、とっても画期的でした!
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どれも簡単ではなく、仲間の支えによって成し遂げることができました。自分一人でできたことなんてひとつもなく、みんなで一緒に進めた一歩だったと思っています!

2017年。
酉年の年男。

どんな年になるかはもちろんまだわかりませんが、みんなとともに一歩一歩進めるといいなと思っています!よろしくお願いしまーす!

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もうひとつの日韓ミュージカル [2016年11月28日(Mon)]
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↑37期中部キャストの未来宣言集合写真

初の全編韓国語でのソウル公演を終えた、第2期日韓ミュージカルプログラム。参加したキャストの感想や、公演を鑑賞したお客様のアンケートを読むと、そのプログラムの意義深さを感じることができます。今日は、この日韓ミュージカルそのものではなく、「もうひとつの」日韓ミュージカルのお話をしたいと思います。

私は今年、この第2期日韓ミュージカルと第37期中部ミュージカルプログラムのプロデューサーを兼任していました。37期中部のプログラムに、韓国人が二人参加していました。彼らは日韓ミュージカルではなく「日本の」ミュージカルプログラムに参加していたということになります。運営言語も作品の言語も全て日本語。日韓ミュージカルよりもむしろ厳しい環境の中で、100日間仲間と共に切磋琢磨していました。

先日振り返り合宿があり、その一人のキムさんと話す機会がありました。日韓ミュージカルのソウル公演が無事に終了したことを聞いて、「本当に韓国に必要な活動だと思います」と語ってくれました。キムさんに日本のミュージカルに参加してどうだったのかと尋ねると、「すごく大変だったけど、心に熱いものを取り戻せた気がします」と。「何度もやめようと思ったけど、そのたびにキャストの仲間が声を掛けてくれて、やめると言い出せないままやりきった」というキムさん。僕らが考える以上にすごい環境にいて、すごく高いハードルを越えていたんだと思います。

「日韓ミュージカル」と銘打ってないけれども、その環境はまさに「日韓ミュージカル」。だから「もうひとつの日韓ミュージカル」だと思うんです。言葉が通じなくても、歌や踊りで、心で人と人がつながっていく。それが国内のプログラムの中で実は起こっていたということに注目すると、国と国とか土地や地域でプログラムを展開しているのではなくて、人と人でプログラムが展開されているんだと改めて思いました。そして、そこには今回の第2期日韓ミュージカルプログラムの意義深さと変らないものがあったと感じています。

こうやって考えると、日本国内でだって「日韓ミュージカル」は展開できるし、「多国籍ミュージカル」だってできちゃう。平日休みの人を中心にした「平日ミュージカル」、「キッズミュージカル」に「シニアミュージカル」など、どこまで実現するか(すべきか)わからないけど、まだまだこのミュージカルプログラムに可能性があるということに自分自身気づくことができました。

表現活動によって、自分らしく・たくましく生きる個人を増やし、多様な価値観を認めあえる社会の実現を目指している、そのストーリーがどうなるかはこういう夢みたいな話を気軽に語ってこそ面白いものになるのではないかと思っています。

キムさんは「今後日韓ミュージカルが続いていくならいくらでも手伝います」と目を輝かせて言っていました。また一人日韓ミュージカルの応援者が増えました。こうやってちょっとずつちょっとずつ、いろんな夢を叶えて未来につなげていきたいです。

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「未来の」という言葉で世界観を工夫してみた [2016年11月08日(Tue)]
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先日「未来のプロデューサーオーディション」と名付けて、第41期東京ミュージカルプログラムのプロデューサー採用活動を事務局で行いました。

今までは「東京41期プロデューサー募集!」と打ち出していたものに、少し演出を加えて「未来の」という言葉を入れてみました。今までとは少しトーンの違う打ち出しに戸惑う人も多いのかなと思っていましたが、意外の反響は良く今までではリーチできなかった人材にアプローチできたのではないかと思っています。

「オーディション」については別途語るとして、今回は「未来の」という言葉に込めた思いを少しお伝えしたいと思います。

ビジョン実現を目指して日々活動しているわけですが、実現するためにはミッションである「表現活動で自分らしく・たくましい個人を増やす」ということを事業を通じてやっていかなければなりません。プログラムの本数が増え、まだ参加したことのない人がプログラムに参加することがビジョン実現の道だと考えているので、現在新しい地域への展開を模索し初めています。

ビジョンの実現のためには、プログラムがいろんなところで行われているほうが良いわけなのですが、そのためにはプログラムを立ち上げる最初のひとりである「プロデューサー」が生まれ出なければなりません。つまり、プロデューサーを生み出し続けられれば、プログラムが展開でき、キャストが生まれ、自分らしく・たくましい人材を世の中に輩出し、世の中がよりよくなるという循環ですね。この流れからすると、「プロデューサーをやりたい!」と思っている予備軍がいてくれることほど心強いことはありません。

では、どのようにその「予備軍」を生み出していくのか。。。難しい。。。。

ということで、今回の工夫があります。今までは「来年の東京のプロデューサー募集!」という打ち出し方だったので、1年間に限定した募集でした。それだと、1年また1年とぶつぎりになってしまって続きません。そうではなくて、世界観として「未来の」という考え方を取り付けることにより、「いつかはやってやる」「興味があるからいろいろ知りたい」「絶対来年やりたい」「いずれはやることになるだろうな」などなど、いろいろな角度からの関わり方を生み出せるのだと思います。ちなみに、落選しても次の地域、次のタイミングで!とモチベーションも長続きするのではないかと思っています。

これによって、それぞれに応募の対象者に自分が入っていることを認識してもらったり、「予備軍」というコミュニティをうまくつくりだせていけば今後プロデューサーが立ち上がり続けられるのではと考えています。

そうです!!そうなんです!!
次は、あなたが「未来のプロデューサー」になる番ですよ(笑)!!

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食べればわかる!ツクればワカる!やらんとわからん! [2016年05月31日(Tue)]
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「ま、だいたいこんな感じでしょ」

「結果は予想がつくからね」

「やらなくても、わかるよ」

大人になると自分の心にそんな声が聞こえてきて、チャレンジすることを忘れがち。

先日、ニューヨークで大人気のハンバーガー店の「SHAKE SHACK」に行きました。お店に着くと並んでいて、30分待ち。そんだけ待ち望んだら「うまい」と言うに決まっているし、うまいと言った方が並んだ甲斐もある、なんて考えてしまった自分がいました(笑)。

そしてハンバーガーを注文して、いざ食べてみると…

「衝撃的にうまかった!!!!」(笑)

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マッシュルームをプレスして揚げた「シュルーム」が絶品でした!このまま書くとグルメレポートになってしまいそうなので、話を戻すと(笑)、

食べればわかる!

食べる前から勝手に結果を想像して決めきっちゃだめなんだな!
素直に受け止めるには自分が体験しないとだめなんだな!

ってことがよくわかりました。

さらに話は少し変わって、
先日、「ツクワカ〜お箸とスプーンづくりワークショップ〜」を事務所でやりました。

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僕はお箸づくりをしましたが、やる前の感情としては、ものづくりはそもそも好きだし、木工もやったことあるし、つくるとわかるっていうけどもう「わかっていることも多そうだな」みたいなことを考えてしまった自分がいました。性格悪いですね(笑)。

いざやってみると。カンナがけ難しい、どうせやるならちゃんと作りたい、失敗したくない、オリジナルな作品にしたいと、どんどん欲が出て(笑)、結局、無我夢中。

そして、そのお箸をつくって自分の口にご飯を運んだ時、

「すげー、感動した!!!」

割り箸では絶対に感じることのできない、なんとも言えない感覚を味わいました。
なぜか木がすごい反ったので、力を入れると折れそうで、食べる時に丁寧に使う、そんな感情が出てきました。いつもがっついているのでそんなことは一切考えないのに。

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ハンバーガーとお箸づくり。
何が言いたいかっていうと、「やらんとわからん」ということです。

先に頭が勝手に結果を想像してもしハンバーガー食べず、お箸も作らなかったら。。。

「なんも起きない」

それじゃあ、人生つまらない。
やってみなけりゃわからない!

いろんなことに挑戦して、体験して、経験して初めて出会える「自分」がいると思います。
まさに「未知との遭遇」ってやつですね。

世の中に「場の提供」に溢れています。
でも、自分でそこに飛び込まなければ何にもなりません!

日々挑戦を忘れずに、素直に動ける人になりたいなって思いました!

あ、今、中部でミュージカルキャスト募集中です。
「ミュージカルなんて」って先に結果を予想せずに、飛び込んでみてください。

今まで参加した4,000人のキャストはきっと「想像と違う結果」にたどり着いたはずですから。

[第4回/最終回]6月5日(日)中村スポーツセンター
▽お申込方法などの詳細はこちら
http://commonbeat.org/news/22049/


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【3月11日】コモンビートの誕生日/東日本大震災から5年。 [2016年03月11日(Fri)]
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※2011年8月石巻でのミニミュージカル公演のあとの集合写真

今日、3月11日はコモンビートの設立日。
コモンビートの12歳の誕生日です。ハッピーバースデー!

12年前の3月11日東京都に認可されて「NPO法人コモンビート」が生まれました。それから変わらずにミュージカルプログラムをやり続けているって、本当にすごいなと思います(他人事のようですがw)。

誰かが始めて、誰かが続けてきたから今がある。
これからも関わる誰かがいるから続いて、つながっていける。

いろんなことが起きる世の中だけれども、自分たちの想いを忘れずに、
団体自体も「自分らしく・たくましく」生きていくことが大事だなと思ってます。

そして、5年前の3月11日に東日本大震災が発生しました。
もちろんコモンビートにとっても大きな出来事。
団体としての在り方を問われたし、被災地に向けてできることを必死に考えた。

あれから世の中が何か変わった気がします。
コモンビートも何か変わった気がします。

それが何なのかは言い表すのが難しいのだけれど、何かが変わりました。

コモンビートの活動も東北にも活動が広がり、
東北のみなさんともつながって、今があります。

東北3期ミュージカルのテーマにした「つながり」って、やっぱり素敵だと思う。

人と人がつながるってワクワクする。
顔が見える、お互いを思いやれる関係をつくることって大切。
それは日本だけでなく、世界の人たちにも言えること。
どんどんつながっていきたい。SNSじゃなくて、リアルにね。

今日「3月11日」はとても大切な日。
だからこそ、普段通りに、自分に正直に、素直に時間を過ごしたいと思う。

今日という日に気持ちを込めて。

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「こころ」が先?「ノウハウ」が先? [2016年03月01日(Tue)]
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※ニックネーム名札による自己紹介の様子

コモンビートは「個性が響きあう社会」の実現に向けて、1年間のほぼ毎週末に50〜100人のキャストと共に表現活動を行っています。異なる年齢、職業、バックグラウンドを持つ多種多様な人たちが集まってひとつの作品をつくりあげることは並大抵のことではありません。それを乗り越えて心がひとつになったときに、大きな感動が生み出され、社会を変える力となっていきます。

プログラムには様々なアクティビティを散りばめています。チームとして相互に支え合えるように、お互いのことを知り合えるように、お互いに感謝しあえるように、つまりはチームや仲間への愛着向上、仲間同士の関係性の構築を自然と行えるようにしています。

そして最近は、NPO法人CRファクトリーのみなさんとの出会いによって、そのアクティビティのひとつひとつが組織運営における「ノウハウ」になっていることに気づかされました。

私たちとしては、「目の前の仲間たちとどのようにしたら仲良くなれるのか」、「何をしたらみんなが喜んでくれるのか」「何をしたらモチベーションが上がるか」という、どちらかというと「こころ」を動かすための観点でいろんなことを試してきただけなので、それを「ノウハウ」と言われるとちょっとした小っ恥ずかしさがあります。ですが、そのように「こころ」を先に動かそうとしてきたからこそ、約10年間の活動を経て「ノウハウ」となったのだと思います。

最近ではコモンビートの様々な「ノウハウ」を事例として紹介させていただいていますが、それをそのまま自団体に取り付けても効果があるかどうかはわかりません。大前提として、実施する側が「仲間のために!」という「こころ」が動いている必要があります。「こころ」と「ノウハウ」がバランス良く働いた時に初めて、仲間たちをつなげていく力を持つのだと思います。

そして、「こころ」が動けば動くほど、その方法となる「ノウハウ」を生み出すアイディアがたくさん浮かび上がってくるはずです。そのアイディアこそが、強くあたたかい組織を生み出していくための力となっていくことでしょう。

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人生は掛け算だ!パラレルキャリアと「シナジーキャリア」 [2016年01月26日(Tue)]
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「パラレルキャリア」って最近よく聞くようになりました。

勝手に「副業すること」って感じに捉えていたのですが、Wikipediaによるとその定義は以下のようなキャリアのことらしいです。検索すると他にも様々な関連記事が出ているので調べてみてください。

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ピーター・ドラッカーの著書によると、歴史上はじめて人間の方が組織よりも長命になったために、人は組織のみに頼らず、それとは別に第2の人生を始める必要が生じたという。その第2の人生のひとつがパラレルキャリアである。
近年のパラレルキャリアの論調は、軸足はあくまで本業の会社におき、社外活動であっても何らかの形で本業に結びつけることを意識し、社外との関わりを作ることを指す場合が多い。この点が、本業と全く関係ない仕事を時間外に行う副業と異なる点だ。パラレルキャリアを推奨することで、企業は従業員の教育コストと時間を省いて従業員に新たなスキルを習得させることが可能になる。
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最近の流れでは、「本業×社会活動」という考え方が特に普及してきていて、複数枚名刺をもって活動していくことが一般的になってきています。この「本業」とは「会社」を指すことが多いのですが、本業が自分のように「NPO」だった場合、「NPO×社会活動」になるのでしょうか?「社会活動×社会活動」ってなんだか面白い感じですね。

「パラレル」という言葉は「平行」という意味があるので、2者が交わらない感があります。ですが、考え方的には本業と社会活動を切り離さずに相互効果を生んでいくものだと捉えられてるようです。社外の活動をすることで社内の本業にも良い効果をってことですね。

先日NPOのギャザリングがあったのですが、事務局職員が個人面談で「パラレルキャリア」にしていきいたい意向を伝えたら、「それはどうか」という上司からの反応があったとの声がありました。確かに人材不足と言われるNPOでは、ひとりひとりが占める業務ウェイトが大きいので、パラレルキャリアと言われると「時間をそっちに使うのか」というような話の流れになるのはよく分かる気もします(自分も上司なので)。

ただ、「社会活動×社会活動」の場合は、より相乗効果が生まれる期待ができるのではないかと思っています。NPOの事務局職員の場合そもそも社会への課題感をもってそのNPOで働いているはずなので、その意思さえブレなければ、常に相乗効果(シナジー)していくはずです。やりたいことがわからないままいろいろやるのとはちょっと違います。やりたいことがあって、複数のアプローチからそれを達成していくことはとってもいいことではないでしょうか。

「パラレル」よりも「シナジー」を狙ったキャリア形成がNPOで働く自分としてはしっくりきます。「個人×手段=より良い社会」であり、「個人」の意志が強くなり、「手段」の数が多くなればそれだけ「より良い社会」へ向けた効果や波及は大きくなるのではと考えるからです。

新しい働き方と言われる「パラレルキャリア」、さらなる相乗効果を生み出すべく「シナジーキャリア」にチャレンジしながら、自分の目指す社会活動が進んでいけばと思います。

人生は掛け算だ!

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境界線があいまいになった世界で力強く生きていくには [2016年01月19日(Tue)]
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2015年はコモンビートの海外のイベントやプロジェクトが多く行われました。そのため、私自身も海外出張が4か国(台湾・タイ・韓国・アメリカ)に向けて12回を数え、月に1度は海外に出ていきました。

自分自身は大学の頃からバックパック背負って海外旅行に出ていて、さらには10年前にピースボート地球一周の船旅に参加して16か国を旅した経験があり、海外への興味は強い人間です。ですが船旅から帰国してコモンビートの活動に参加すると、立ち上げ期だったのもあり国内活動に従事することが続き、気付けば2007年に海外旅行をして以来、昨年最初の海外出張までに7年間海外に行っていませんでした。

7年振りの海外はとても刺激的で、何よりもまずインターネットの普及の仕方が旅行という概念を全く変えてしまっていることに気づきました。大学生の頃は、旅本を片手に道に迷いに迷ってようやく目的地にたどり着いたり、ホテルの予約から何からプリントアウトした紙を持っていました。今の海外旅行はWiFi環境があれば自分のスマホをつないでその場で調べ物ができるようになったり、路線図を写真で撮影すればそれを見ながら移動することができたり、旅の本を持ってなくてもその場で自分でなんとかできる環境があります(もちろん、そうしない選択をした旅行もできますけどね)。

インターネットがあれば地球の裏側の人ともリアルタイムにつながることができ、あらゆる情報にアクセスすることができます。外国であることを伝えなければ、相手は海外と連絡をとりあっていることに気づかないこともあり得てしまいます。そういう意味では場所にこだわらず仕事をしたり遊んだりできるようになってきていて、そういう意味では国境線は非常にあいまいになり、様々な概念や考え方が飛び交う世界が生まれてきていると思います。

ですが、自分自身の昨年の海外経験の中で言えば、できるだけオフラインで自分に今備わっている能力(語学力・問題解決力・地図を読む力・コミュニケーション力などなど)で物事にチャレンジしていく環境の方が、よりハングリーで面白いなと感じました。インターネットとは適度に距離感を保って、やはり自分の目の前にある「今」「ライブ感」を大事に生活していくことが大切だと思いました。その経験をすることが自分を鍛え、新しい自分の発見、今の自分の再確認につながるのではと思いました。

そういった意味では、この境界線があいまいになった世界では、「自分らしさ・たくましさ」を自分で決めて、自分に責任を持って行動する力が必要なのだと思います。「SNSの中の自分」、「他者の思う自分」ではなく「自分の思う自分」で日々生き抜いていくことがとっても大切なのではないでしょうか。

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