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【報告】東海ろうきん「NPO育成支援助成」 2015年度最終選考結果 [2015年09月06日(Sun)]
東海ろうきん「NPO育成支援助成」 2015年度最終選考結果

▼「NPO育成支援助成」とは?
 東海労働金庫とコミュニティ・ユース・バンクmomoが協働で実施する、地域や社会にもたらす価値(=成果)を重視する、本気で社会を変えたいと考えているNPOを育むプログラムです。地域のさまざまな支援機関が参画し、NPOの経営戦略のフレームワークづくりをサポートします。地域の課題を本気で解決したいNPOのみなさまから、多くのご応募をいただきました。

募集要項はこちらをご覧ください。


▼選考委員会 ※★:委員長
・棚橋考二氏 (東海労働金庫 常務理事)
・小坂英雄氏 (愛知県よろず支援拠点 サブコーディネーター)
・加藤慶文氏 (日本政策金融公庫 名古屋支店 国民生活事業 名古屋広域営業推進室 室長)
★原美智子氏 (NPO法人ぎふNPOセンター 理事)
・松井真理子氏 (四日市大学 総合政策学部 教授)

▼委員長講評
 2015年8月29日(土)に、一次(書類)選考を通過した12団体による最終(公開プレゼンテーション)選考を行いました。この「NPO育成支援助成」は、参加団体側から「上から目線で、おせっかいなプログラム」という声が聞こえてきそうなほど、充実した内容となっています。2回の事前研修を通じて、参加団体が自分たちの課題を自ら発見したり、申請事業をブラッシュアップしているのをみて、本来の意味で「成」長を「助」ける、丁寧な助成プログラムであると感じました。

 参加団体のみなさまには、2回の事前研修の後に、助成申請書の再提出を行っていただきました。提出した申請書を再度見直して、「本当に社会を変えるつもりだ」という志と計画が、申請書に表れているだろうかと、精査をする機会があったこともよかったと思います。

 これまで、さまざまな助成金の選考委員を務めて参りましたが、このプログラムでは選考基準も他の多くの助成金とは異なると感じました。一般的な選考基準としては、新規性、共感性、継続性等ですが、このプログラムの選考基準は違いました。選考基準は、以下の5項目でした。応募する団体にとっては、少し難しい基準だったかと思います。

・ミッション&ビジョンの明確さ
・社会課題と申請事業の整合性
・社会的インパクトの測定可能性
・申請事業の持続可能性
・本助成プログラムの必要性

 このプログラムは「本気で社会を変えたい」NPOに向けたものです。ですので、NPOが「やりたい」事業を社会課題と結びつけた場合と、元々社会課題に向き合っているNPOが、改めて自分たちの役割を考えて事業を申請された場合では、後者のNPOに有利なプログラムであったと思います。両者のどちらかが正しいということではなく、プログラムの性格がそうだったいうことです。

 私たちNPOは周囲のさまざまな市民、企業、行政を巻き込んで活動していくことが求められています。自団体の活動だけでは、社会の課題は解決しません。多くの方々を巻き込むための説得力を持たせる方法のひとつとして、今回の選考基準に照らして自らの団体を見直すことを、多くのNPOに行っていただきたいと思います。今後も、ますますの人を巻き込む活動に期待しております。

東海ろうきん「NPO育成支援助成」
2015年度選考委員会
委員長 原美智子

 
▼一次(書類)選考 ※参考
・応募件数:34団体
・通過件数:12団体

▼最終(公開プレゼンテーション)選考
・参加件数:12団体
・採択件数:12団体

【採択団体紹介】(発表順)

●事業名:不要木を使って林業と中山間地域を元気にする薪プロジェクト
助成金額:80万円

●事業名:地域企業と連携した子育てと仕事の両立支援 
助成金額:100万円

●事業名:翔びたて青年たち! いよいよ限界集落はアツくなるぞ
助成金額:100万円

●事業名:キッズハウスインターナショナル−地域の子どもは地域で育てる〜言葉が通じない在日ブラジル人の子ども、ブータンの留学生の心を癒そう〜
団体名:NPO法人花・はな
助成金額:50万円

●事業名:人と犬猫の共生を目指す、ボランティア育成事業
助成金額:100万円

●事業名:多胎家庭支援事業
助成金額:100万円

●事業名:外国につながるのある子どもの学びと進路サポート事業
助成金額:100万円

●事業名:森林探偵業務による地域・山主と森林の結び直し業務
助成金額:70万円

●事業名:情報誌事業と広報体制の確立
助成金額:100万円

●事業名:みずのわから広がる循環型社会〜地産地消・フェアトレード推進拠点の運営〜
助成金額:100万円

●事業名:将来、このまちで働くことを高校生の選択肢に〜高校生参加型フリーマガジン〜
助成金額:73万円

●事業名:地域文化の担い手を育てるNPO法人ORGANの広報媒体整備事業
団体名:NPO法人ORGAN
助成金額:23万円

▼応募団体の概要(応募件数:34団体)

●地域
□愛知県:17(50%)
□岐阜県:10(29%)
□三重県:7(21%)

●分野
□まちづくり:8(24%)
□子ども・教育:8(24%)
□障がい者:5(15%)
□お年寄り:4(12%)
□多文化共生:3(9%)
□働き方:3(9%)
□環境:3(9%)

●種別
□NPO法人:26(76%)
□一般社団法人:2(6%)
□任意団体:6(18%)

●活動年数
□10年以上:4(12%)
□5年以上〜10年未満:11(32%)
□0年以上〜5年未満:19(56%)

●有給スタッフ数
□10人以上:8(24%)
□5人〜10人:6(18%)
□3人〜5人:8(24%)
□1人〜2人:5(15%)
□0人:2(6%)
□不明:5(15%)

●年間予算規模(直近決算での経常収入)
□5,000万円以上〜1億円未満:2(6%)
□1,000万円以上〜5,000万円未満:10(29%)
□500万円以上〜1,000万円未満:3(9%)
□100万円以上〜500万円未満:6(18%)
□100万円未満:3(9%)
□不明:9(26%)


以上

Posted by NPO育成支援助成・NPO寄付システム at 22:00 | 2015年度「NPO育成支援助成」 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
【活動報告】実践研修/実行計画づくり [2015年09月06日(Sun)]
9月6日(日)に「東海ろうきん NPO育成支援助成 実践研修」が開催されました。最終選考会を通過し、助成事業が採択された12団体に、ご参加いただきました。



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この日の冒頭は、「助成金交付式」からスタートしました。なお、この交付式のもようは中日新聞(2015年9月7日付)にも掲載されました!
選考結果については、こちらの記事をご覧ください。



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その後は、講師の山元圭太さんによる研修です。これまで2回の研修では、「社会を変える計画」と「事業計画」を作ってきました。しかし、これらの計画を実際に実行していくためには、十分なキャパシティを持った組織(体制)や、業務改善や意思決定等をきちんと行える運営の仕組みが必要です。今回の研修では、それらを包括した「実行計画づくり」を学びました。


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計3回に渡って開催した研修はこれでいったん終了となりました。今後は、各団体が実際に事業に取り組む段階です。研修での学びを活かして、事業を実施したり、団体の組織基盤を改善できることを応援しています!


(コミュニティ・ユース・バンクmomo 運営事務局 小池)


Posted by NPO育成支援助成・NPO寄付システム at 19:00 | 2015年度「NPO育成支援助成」 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)