ここ最近連日砂嵐が続いております。
この時期は、砂嵐が起こるには起こるのですが、ここまで何日も砂嵐が続いているのは初めてです。
特にひどかったのは、川原代表がスーダンを発つ日と、昨日の夜からの砂嵐で、家のなかも事務所も砂だらけでした。夜も部屋の中は、砂が舞っているからだと思うのですが、砂の匂いが充満しています。
昨日、ハルツームのはずれのジャバローリエで砂嵐により視界が悪くなった影響での事故があり、多数の死者がでたそうです。また、空港も離着陸の飛行機が遅れたりと砂嵐の影響が出ています。
砂嵐だと、スーダンの厳しい太陽をさえぎってくれるので暑さは和らぎますが、街中、家中砂だらけで大変です。どっちも困りますね。
明日は砂嵐も晴れて無事シンナールに行けることを願います。
少年サッカースクールの初めての親善試合を行いました。
相手は、ハルツーム市内にあるチームで、この日のために即席に選手を集めたようです。
私たちのチームは10歳から13歳以下のチームであるため、13歳までの少年20人、9人制で20分ハーフ3本行うことで試合前日に条件を確認しました。
当日になって、なかなかチームはやってきません。試合開始10分くらい前にやってきました。ぞろぞろとバスから選手が下りてきます。
13歳くらいから18歳くらいまでの選手60人くらい引き連れてきています。
試合は、10分ほど遅れて開始されました。
相手は、うちのの選手よりも年齢が上なので、パワーとスピードで負けてしまい、おされ気味の試合でした。そして、まだまだ、うちの選手たちは戦術的なこと理解していないので、どのようにプレーするかということが身についておらず、サッカーには程遠いレベルでした。試合は20分ハーフ3本を通して、2−4でした。
親善試合を通して、子供たちは勿論一生懸命プレーしますし、戦術的ことも学んでいきます。そして練習を試す場でもあります。そういった機会を多く作るために、今後リーグ戦や大会なども必要になってくるでしょう。それには、コーチ達が選手育成のために、リーグ戦の主旨を理解して勝ち負けだけでない試合環境の創出が必要だと考えますが、そこがスーダンではとても難しいところです。