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スーダンってどんな国?
スーダン地図
スーダンは、北アフリカに位置するアフリカ大陸最大の面積をもつ国です。
サッカークリニック インド・パンジャーブ [2010年09月08日(Wed)]
インドというとクリケットが人気というイメージがあるが、州によってはサッカーの方が盛んな地域がある。ウエストベンガル、ゴア、そしてパンジャーブもサッカーが盛んな州でJCTというインド国内トップリーグに所属するチームもある。
そのパンジャーブ州で8月11日から4日間、2つの学校でサッカークリニックを開催した。このサッカークリニックには、地元のインドプロというサッカーボールを作るメーカー(メインはラグビーボール)が、サッカーボールの提供をしてくれた。



パンジャーブ州はインドの北西のパキスンタンの国境沿いに位置している。パンジャーブにスィク教徒の総本山である黄金寺院があることからも、ターバンを巻いている方が街中や学校関係者にも多くいた。



最初に訪問した学校は公立の中・高等学校であった。ここは、インドでは珍しく、国際規格のグランドにスタンドまで付いていた。そして選手たちも寮で寮生活をしながらサッカーをして学校に通っているという。これまでにこの学校から5人もの代表選手を輩出しているとサッカー部の監督は言っていた。選手たちと対面すると規律があり、訓練されている印象を最初に受けた。
子どもたちは3つのグループに分けられており、14歳以下のU-14、17歳以下のU17、19歳以下のU-19に分かれている。インドでは、だいたいこの年齢カテゴリーに分かれていて、大会が開かれるときもこの3つの年齢カテゴリーのいずれかの大会で開催されるが、その下はまだ盛んに活動していない様子。ただ、年齢カテゴリーに分けた大会がないスーダンに比べるとインドの方が若干、育成に力を入れ始めているという印象を受けた。
この学校には全体で60人程選手がおり、サッカー選手を目指して朝晩練習に取り組んでいる。
ここでのクリニックは、朝晩3日間5回開催し、主に個人技術の向上を目指した内容とした。
子ども達はやる気に溢れ、どの練習にもひたむきに真剣に取り組む姿勢がとても印象的で特にゲームになるとボールへの執着心と勝ちにこだわる姿勢が感じ取れ、指導をしているこちらまでやる気が出てくるような元気の良さがあった。
最終日には8チームに分けミニワールドカップを開催し、賞品には恩師である柏日体高校の高木省三先生からいただいたサッカーTシャツを景品としたこともあり、どの試合も白熱し、熱い戦いが繰り広げられた。




もう1か所訪問した学校は、田んぼのど真ん中にスタンド付のグランドを所有しており、朝から子ども達が元気にボールを蹴っていた。
ここもU-14、U-17、U-19と別れており、今回は時間の関係もありU-14のトレーニングを行った。トレーニングでは、ドリブルと1対1の攻撃をテーマに行った。短い時間だったが、子ども達がひたむきにボールを追っかけている姿勢が印象深かった。
グランドには、女子チームも集まってきていた。ここインドでは女子サッカーの全国大会も開かれているという。いつかスーダンの女子チームとの試合が組めないかと考える・・・。

練習後には、学校長に呼ばれ挨拶に行く学校の中を見学。学校は教室が足りなくて外で勉強している姿もあったが、廊下で勉強していても皆、真剣に先生の話に耳を傾けていた。
学校長からももっと長期間滞在してほしいという要望もあり、今後も関係を継続していくことで同意した。

今回クリニックでインドの地方の子供達と触れ合い、子ども達が学ぶ姿勢に対する真剣さが印象深かった。経済成長著しいインドで子ども達がこれだけ元気であることもサッカーを通じてインドの将来性を感じた。


三田 智輝
スポーツ大臣と・・・ [2010年09月07日(Tue)]
現在、ロシナンテス スポーツ事業部は、大きなプロジェクトを企画しております。
それは「スーダン 南北交流少年サッカー大会」という企画です。

2011年1月に、スーダン南部の独立を問う、住民投票が行わる予定になっています。
現時点で、南部が独立する可能性が高いようです。

もし、スーダン南部が独立した場合でも、サッカーを通じて、南北の交流が何らかの形で続けることができると考えています。

この企画は、日本人が中心となってがんばっても意味がないと思います。
スーダン人が協力し合い、実行することに意味があります。

まず、第一歩としまして、スーダン スポーツ省の大臣と会談をしてきました。







大臣を目の前にして、大緊張のプレゼンでした・・・(汗汗汗)




スポーツ大臣の反応は、大変良く、プロジェクトの意図も理解してくれまして、感触は上々といったところではなかったでしょうか。

また、スポーツ省も協力してくるという回答も頂きました!!


最後は、スポーツ大臣とロシナンテス スポーツ事業部とで集合写真。






ロシナンテス スポーツ事業部
西條 智博
スーダンの課題!? [2010年08月28日(Sat)]
ロシナンテスが行っているキッズスクール、巡回指導でスクール指導を行ったダーマルフットボールスクール、ハルツーム市内にて活動しているいくつかのチーム、女子チームの指導と、今までかなりの人数を見てきました。

そこで感じる、共通の課題があります。

「体を器用に動かすことが出来ない、苦手」ということです。

今日、指導を行ったチームの子供達の半分くらいがスキップが出来ませんでした。

スキップをしながら、さらに腕を回すという動作を加えると、もうほとんどの子供達が出来なくなってしまいます。


フェイントの練習でも同様のことが起こります。

例えば、

ただ、ドリブルしているボールの前で、サイドに大きく一度だけステップをし、ステップした方とは逆へ出ていくフェイントがあるのですが、

ほとんどの子供達が、まずステップを踏むという動作が出来ません。

このフェイントをベースに、色々と足技を加え、発展していくのですが、試しにバリエーションを増やしてみると、パニックになってしまい、何の練習をしているのかも分からないくらいになってしまいます。

9歳〜12歳頃はゴールデン・エイジといって、この年代の特徴として「あらゆる物事を短時間で覚えることのできる=”即座の習得”」と言われるものがあります。

しかし、スーダンでは、この即座の習得が、あまり効果的に行われていない気がします。



こう言ったことが、なぜ起きているか、分析する必要があると感じます。

分析し、こう言った問題も、スーダン指導者達と一緒に解決していかなくてはいけないと感じます。




ロシナンテス スポーツ事業部
西條 智博






再選挙日程が決まりました [2010年08月24日(Tue)]
スーダンサッカー協会会長を決める、再選挙の日程が決まりました。
8月28日(土)です。





選挙のやり直しが決まってから約1か月が経ちます。

その間、サッカー協会内の全ての業務がストップしています。

おまけに、今月11日から始まったラマダンの影響もあり?協会内には人があまり居ません。

ガラーンとしています。


28日、無事、再選挙が行われることを願います。



ロシナンテス スポーツ事業部
西條 智博




育成にも力を!! [2010年08月22日(Sun)]
スクールが休みのこの期間。

色々なチームや取り組み・活動を見ることが出来ていまして、発見だらけです。

子供の育成がほとんど行われていないと聞いていましたが、少しずつではありますが、育成が行われているようです。

と言っても、残念ながらスーダンサッカー協会が行っている取り組みではありません。

育成に、そしてこれからのスーダンサッカーに対して、危機感を持っている指導者達が独自に行っています。

20日(土)に、育成に力を入れている、「オフィシャル フットボール クラブ」というチームへ視察と指導を兼ね、今井監督、西條で訪問してきました。


練習メニューは、ベーシックなものを行い、ミニゲームです。

スーダンでは、とにかく、このベーシックな練習の指導がいい加減で、しかも単発のものを1時間もかけて行う指導者も少なくありません。

バリエーション、アクセントがありません。

しかも、何を教えたいのかが明確ではないので、フォーカスがぶれることもしばしば。








こういったチームを応援し、一緒にスーダンサッカーを変えていけたらと思っています。

また、指導者に対しても、やる気のあるコーチには、練習メニューを提供したり、サッカーの考えを共有していきたいと考えています。




ロシナンテス スポーツ事業部
西條 智博
会長選はまだまだです [2010年08月19日(Thu)]
スーダンサッカー協会会長の再選挙。

8月15日には行われるはずでしたが、まだ行われておりません。

FIFAからは8月30日までに必ず行うようにと通達が来ているようです。

おそらくこれが最後のチャンスになると思います。

これを逃すと、FIFA公認の大会には出れなくなってしまいます。

もうすでにアフリカネーションズカップの予選組み合わせが発表されています。
”スーダン棄権”の文字だけは見たくないですね。

確か、来月(9月3日)には、スーダンのA代表の練習試合が組まれていたと思います。
新会長も決まっていない、代表監督も決まっていない。
どうなってしまうのでしょうか・・・


しかし、このタイミングでスーダンU−17代表は、エジプトで遠征を行っているようです。

U−20代表の時(約1カ月前)は、お金がないと散々言われ、海外での強化キャンプもなくなり、国内キャンプも代表とは思えない場所で行わるという事態であったのに。

なぜU-17はこんなに資金をかけてまで遠征するのでしょうか?
不思議です。

U-17は、スーダンサッカーユース連盟というところも絡んできます。
ここは、スポーツ省など国の機関と関係が深いそうです。
おそらく、今回のU-17の遠征費は、ユース連盟が負担していると思います。

「スポーツ省 ⇔ U−17代表とユース連盟」
「協会会長選:FIFA→政治介入は許さない」
前会長(今回も立候補しています)の、新聞でのコメント「選挙のやり方が汚い」とか。


どうもこの一連の動き、政治的なニオイがするのですが・・・

考えすぎでしょうか?




ロシナンテス スポーツ事業部
西條 智博
一緒に!! [2010年08月15日(Sun)]
ラマダン中キッズスクールはお休みですが、ラマダン中でもがんばって活動しているチームもあります。

その内の一つ、スーダンサッカー協会の隣のスポーツクラブで活動しているチームへ見学に行ってきました。

このクラブチームは、サッカー場ではなく、体育館で練習しているチームなのです。

体育館の中なので、蒸し暑いのだろうなと思っていましたが、意外にも涼しく、子供がプレーしやすい環境がそこにはありました。




最近、ここのクラブチームのコーチと知り合い、スーダンサッカーの話をしたのですが、過去にここからスーダン代表選手も生まれているようです。

それも納得できます。

まずは環境です。

スーダンの土のグランドはどこもボコボコで、イレギュラーがひどいのです。
もちろんそういった環境から生まれる素晴らしいテクニックはあります。

しかし、イレギュラーがない場所だと、余裕を持ってプレーでき、練習してきた技を存分に出せます。

また100%ボールに集中することがないので、自然と顔が上がります。
よく周りを見て、判断することにつながります。

そして、体育館と言う場所の特徴かもしれませんが、壁があるのでボールが出るということがありません。

プレーが連続されるので、自然と攻守の切り替えが行われていました。

ゲームも5対5で行われるため、選手が多くボールに触ることができるということも大きいのでしょう。






少しずつですが、他のクラブやコーチとの関係も作れるようになってきました。

こういった関係を大事にし、スーダンの育成システムを一緒に確立していければと考えています。

来週はまた別のチームへ見学に行く予定です。




ロシナンテス スポーツ事業部
西條 智博


会長選挙  [2010年08月11日(Wed)]
少し前の話になりますが、7月26日(月)にスーダンサッカー協会の会長選挙が行われました。

候補は、3人いました。

1) シャッダード氏:今回の会長選挙まで会長だった。2期の経験があり、メリーフというスーダンでは1位2位を争うクラブチームのオーナーが友達のため、資金力も期待されている。しかし、国民からの評判は悪い。

2) サラハイドリス氏:スーダン人なら誰もが知っている超有名人かつ超大金持ち。

3) ムウタシム氏:あまり知名度はないが、スーダン内にある地方協会のうち、35団体が支持すると表明している。前副会長。



結果は、

ムウタシム氏が当選。


しかし、この結果にFIFAから待ったがかかってしまった。

もう一度、選挙のやり直しが命じられた。

原因は、”政治介入があった”ことである。

これにより、2週間以内に、会長選挙を行わなくてはならない。

予定では8月15日ということになっているようです。

FIFAの規定に反すると、国際Aマッチの出場をはく奪されてしまいます。
この最悪な事態だけは、何としてでも避けてほしいです。



現在、スーダンサッカー協会内部は人もあまりいない状態で、機能もほぼストップ状態です。


8月15日、どうなるか心配です。




ロシナンテス スポーツ事業部
西條 智博
ボール [2010年08月09日(Mon)]
キッズスクール、女子チームの練習は、スーダンサッカー協会内にある人工芝グラウンドを使用しています。

以前、このグラウンドの状態が良くないと書いたと思います。

未だ、改善されていません。

FIFAがグラウンドの状況をチェックしにくると聞いていましたが、どうやら来た様子はありません。

ここ最近で、グラウンドの状態はさらに悪化した感じがします。


今、使っているボールも2、3回の練習で粘土質の土がベッタリと付いてしまい、真っ黒になってしまいます。



まだ、真っ黒になるだけならいいのですが、問題は重さです。

子供が蹴るには、とても重たいボールになってしまいます。


何とかこの土を落とそうとするのですが、中々手間がかかります。

ボール1個に1時間近くかかってしまいます。



早く元のグラウンドに戻してほしいものです・・・



ロシナンテス スポーツ事業部
西條 智博
練習試合 2日目 [2010年08月08日(Sun)]
キッズスクール、ラマダーン前の最後の活動となりました。

今日も昨日に引き続き、練習試合を行いました。

雨期に入ったとはいえ、今日はすごく暑かったです。
そんな中でも、子供達はボールに食らいつき、がんばってプレーしていました!




コーチングの話。

スーダン人コーチは試合中、かなりの頻度で指示を出します。

その中で、選手達の判断を奪うコーチングがとても多いと感じます。

例えば、子供はドリブルしようと判断したのに、コーチが「パスしろ」と言ってしまいます。

選手のアイデアを奪ってしまいました。
もっと選手達のアイデアをこの年代から伸ばす必要があると感じます。

また、サッカーはそういった判断し、プレーするというのも楽しみの一つであると思います。



「そういったコーチングはしないように」と言いましたが、中々、我慢するのが無理なようでした(苦笑)

色々教えたいというコーチ達の気持ちも分かります。
負けたくないという気持ちも分かります。

僕も負けたくはないですからね。


でも、戦っているのは、まだ成長段階にある子供達です。

今、大人のサッカーをする必要は全くないのです。

色んなアイデアを出し、ダイナミックなプレーで、サッカーの楽しさを感じてもらえればと思っています。


一歩一歩、みんなで成長していきたいですね。




ロシナンテス スポーツ事業部
西條 智博