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クリニクラウン(臨床道化師)の活動や思い・考えを伝えるブログです。
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ワン・ワールド・フェスティバル[2011年02月06日(Sun)]
2月5日6日に開催いたしました
ワン・ワールド・フェスティバルの
日本クリニクラウン協会の活動紹介ブースには、
たくさんの方がきてくださりました。

今年は、初の試みとして
クリニクラウン写真展
「瞬間を生きるこどもたち」を同時開催いたしました。

写真展を見た方が、ブースに来て
「詳しい活動について知りたい」と声をかけてくださったり、
毎年参加されている方は、
「写真展を見ることができてより活動がよくわかった」
と熱心に話してくださりました。

今年も協会の活動会員のみなさまに
手伝っていただき、多くの方に
日本クリニクラウン協会の活動を知ってもらう
機会つくることができました。

ワン・ワールド・フェスティバルに来てくださった皆様、
そして、ワン・ワールド・フェスティバルに
ご協力いただいた皆様に感謝しています。

本当にありがとうございました。
2010年度新規クリニクラウンエントリー締切[2011年02月03日(Thu)]
2010年度新規クリニクラウンのエントリーの締切が
迫ってきました。

日本クリニクラウン協会では、
小児病棟を定期的に訪問し、遊びとユーモアを届け、
子どもの笑顔を育む道化師(クリ二クラウン)を募集しています。

今年度は、エントリー制度という形をとらせていただきました。
今年度エントリー締め切りは、
2月8日(火)消印有効とさせていただきます。

それ以降の場合は、
来年度のエントリー者として受付させていただきます。
(2月26日27日の集中養成トレーニングには、参加できません。)

エントリーを検討されている方は、お早めにお申し込みください。
尚、ご質問などがありましたら、協会事務局までご連絡ください。



「こども時間を届ける臨床道化師」を読んで[2011年02月01日(Tue)]
「こども時間を届ける臨床道化師」を読んでの
感想をメールで送ってくださいました。

本を出版して改めてよかったと思った
お手紙でもあったので
了承を得て紹介させていただきます。

***************************************************

私は、この本を読むまで、正直クリニクラウンの役割とは、
単純に入院しているこどもを笑顔にさせて、
院内を明るくすることだと思っていました。

それが、本当はもっとずっと奥深い役割を担ってたのだと知り、
今まで以上にさらに、病院にとって必要な存在だと思うようになりました。

例えば、保護者の方や、医師、看護師との連携をとり、
こどもの周りの大人の意識を変えていくことで、
こどもがより笑顔になれる環境を作っていくという役割。

自分のこどもが入院して、親としても心配、不安、
ネガティブ思考に陥りがちになるだろうな・・というのは、
もうすぐ母親になる私にも、容易に想像できます。

そんな時、病気ばかりに焦点を合わせるのではなく、
こどもの変化、笑顔、今この時、に目を向けてくれるクリニクラウンがいたら、
どんなにか気分が晴れるだろう・・と思います。

また、こどもの命を預けているということで、
神様のような存在に思えてしまいがちな医師や看護師が、
クリニクラウンと接していることで新たな一面を見せてくれることは、
親近感が湧くきっかけになり、
医師と親とのラポール(※)を築いていくのに、
大きな変化をもたらすだろうなと思います。

そして、看病は大変だけど、一人じゃない、
みんなが我が子の病気のために力になってくれている、
ということに感謝し、心強く感じるだろうなと思います。

これだけのことでも、もし我が子が入院することになったら、
クリニクラウンがくる病院にしよう、なんて、私は単純に思ってしまいます。

なぜクリニクラウンが、そんな存在になれるかというと、
それは、「こどもを超えた、スーパーこども」であること
に尽きるのではないでしょうか。

相手に自分の固定観念を押し付けない、
ありのままのこどもに会いに行き、その瞬間に心をこめる。
クリニクラウン自身が、自分の存在を愛し、人を愛し、
生きることを思いきり楽しんでいる。
想像力とユーモアをもつ。

クリニクラウンでなくても、たまにこういう人がいるとします。
そうすると、周りの人も不思議と楽しく優しい気持ちになり、
素直な自分になれることがあります。
また、こどもと一緒にいると癒されるというのも、
こどもがこどもであるからこそ、なのだと思います。

私は、まだ母親になっていないし、
入院中のこどもの看病をした経験もないので、
院内のこどもが受ける影響について
本当に理解できていないと思います。
けれども、主人が病気になり、
共に試行錯誤しながら、四年間を過ごしてきた経験があります。

それで、この本を通してずっと感じてきたことは、
入院中のこどもだけでなく、
ストレス社会の一見健康に見える大人たちにも、
道化師的存在が必要なのではないか?ということです。

また、そんな大人たち自身が、
道化師になっていくことが必要なのではないか?ということです。

ある程度生きて経験を積んできた大人にとって、
自らが道化師になることは実はすごく難しいことだと思います。

けれども、塚原さんが言われるように、
全ての人間が、本来ユーモアを持っていると思うし、
すべての人が道化師になれると思います。

一人が道化師として生きたら、その周りの人も影響を受け、
そしてまたその周りの人・・・と、
どんどん輪が広がっていくのではないでしょうか。

そして、なんとなくではなく「生きたくて生きてる」、
「今ここに存在していることに感謝している」、
「自分を心から愛しているから人も愛せる」、というように、
積極的に生きている大人が作る社会で育ったこどもは、
また、そいういう人間に成長していってくれると思います。

そして、きっとそいういう人は、マイナスに思える病気ですらも、
そこから何かを学び、プラスを生み出せると思うし、
病気を乗り越えたときには、
その病気に感謝すらできる人間になれるのではないかと思います。

こどもは世界が狭くなりがちです。
とくに入院中のこどもはさらに世界が
狭くなってしまうのだろうと思います。

でも、実は世の中あなたが知っている以上に、
もっとずっと多様で広いんだよ、
生きてるってこんなに素晴らしいんだよ、
ということを伝え視野を広げていける、
視点を変えていける、
そんな柔軟性に飛んだ大人が
どんどん増えていくことを願います。

最後に、
塚原さんの言われる
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」、
これには心から共感できます。

病気であってもなくても、
せっかく生まれてきて今この命があるのだから、
この奇跡を楽しまなきゃもったいない、
人は楽しむためにこの世に生まれてきたのだ、
と私は思っています。

入院中のこどもたちが、
自分の人生の花を
おもいきり咲かせてくれますように・・・
と心から願っています。

※ラポール (rapport) とは
心理学で、人と人との間が
なごやかな心の通い合った状態であること。
親密な信頼関係にあること。
心理療法や調査・検査などで、
面接者と被面接者との関係についていう。
Posted by cliniclowns at 18:47 | この記事のURL
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