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クリニクラウン(臨床道化師)の活動や思い・考えを伝えるブログです。
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臨床道化師フォーラム報告その@[2009年08月24日(Mon)]
「臨床道化師フォーラム2009〜こども理解のカンファレンス〜」
を昨年に引き続き開催しました。

今年は「自己の育ちを支える発達援助とは何か?」をテーマに
クリニクラウンの他、病院で働く、チャイルドライフ・スペシャリスト、
病棟保育士の方々から療育現場での活動を踏まえて報告していただきました。

協会関係者を含めて約100名の方々にご参加いただき、
参加者と共に子どもについて考える1日になりました。

【プログラム】
<第1部>

●臨床道化師フォーラムに先がけて「クリニクラウンの視点」
   塚原成幸事務局長

●事例報告会
「自己の育ちを支える発達援助とは何か
〜クリニクラウン、チャイルド・ライフ・スペシャリスト、病棟保育士の実践〜」


事例報告者:大沢洋平クリニクラウン
        「こどもとクリニクラウンをつなぐ共通言語としての遊び」

事例報告者:松井基子(チャイルド・ライフ・スペシャリスト)
   「こどものサポーターの一員として
         〜チャイルド・ライフ・スペシャリストの実践〜」

事例報告者:青木理絵(元病棟保育士)
「痛いこと・辛いことを行わない医療者として」 

事例報告者:中野朋恵クリニクラウン
       「クリニクラウンとしての発達援助『大人が変化することの重要性』」

<第2部>
●基調講演会
講師:金森俊朗氏(北陸学院大学人間総合学部幼児児童教育学科教授)
    「子どもの力は学び合ってこそ育つ
      〜ハッピーに生きるために、いま必要なこと〜」

Posted by cliniclowns at 14:27 | この記事のURL
臨床道化師フォーラム[2009年08月24日(Mon)]
「臨床道化師フォーラム2009〜こども理解のカンファレンス〜」
が8月23日(日)に開催されました。

協会関係者を含め約100名の参加者と共に
クリニクラウンのフォーカスポイントである「こども」について
考えたフォーラムとなりました。

ご参加くださったみなさま 本当にありがとうございました。
詳細や当日の写真などをまた報告します。

たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。

通じ合うこと[2009年08月02日(Sun)]
ある病院で全身やけどの症状で長期入院している子がいました。
その治療は過酷で、大人でも耐えられないと言われるぐらいのものです。
スタッフの方から少しでもその子のADL(日常生活動作、または日常生活活動(Activities of Daily Living)を高められたら、とうことで訪問の依頼を受けました。

私たちが訪問すると、消える様な声で
「こんにちは。」
と言ってくれ、初めて見る私たちを静かに歓迎してくれました。
お母様を交え、会話や、緩やかな遊びが始まり、心地良い時間が過ぎていた時、ふと、お母様がその子のふとんをめくり、唯一動く左手を出してくださったのです。
そこで、私たちは、その手と指を活かせる簡単な遊びを始めました。
「じゃ、指でここをトントンと叩いてみてよ!」
「うん。」
それから楽しく驚きの時間があっという間に過ぎました。
そして最後に次回の約束の握手を交わした時、その子の目から大粒の涙がポロポロ流れたのです。
「手があたたかい、あたたかいよう。」
「ありがとう!本当にありがとう!」
その子は、私たちとのふれ合いで、何かを感じたようでした。
推測ですが、病棟を訪問する私たちの人と出会えるという喜びや、躍動感、生きるエネルギーを感じてくれたのではないかと思います。
また治療や処置とは違う、雰囲気やふれ合いにより、何かを思い出したり、固くなった気持ちが緩んだのかも知れません。

通常なら日々たくさん出会える、刺激や楽しさや嬉しさなどを味わうことを、思い出せなくなるほど、その子は日々痛みや恐怖に耐え、厳しい現状と向き合っていたのだと、改めて痛感しました。

最後に「ありがとう。また、来てね、絶対だよ!」「待ってるから!!」
と初めの何倍もの大きな声で言ってくれました。
その子の言った「ありがとう」の言葉は、私たちにとっても、その子にとっても、お互いに本当に大切で大きなものでした。

こどもの病状ではなく、その子の瞬間と存在に向き合うことのできるクリニクラウンの必要性、定期訪問の重要さを心から感じ、大切なことを得ることができた訪問でした。

TOMO
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