• もっと見る

2011年04月05日

わたしたちにできること

東日本エリアにある定期訪問先の病院から
要請を受けて、計画停電や余震の続く中で
病院を訪問してきました。

この訪問を通じて印象に残ったことがありました。

それは、医療スタッフや清掃スタッフ、
事務スタッフなどの病院スタッフの豊かな表情でした。

繰り返し起こる余震や計画停電、原発のことなど、
いろいろな不安が続く中で、
病院にいる子どもや家族を守り支え続けているのは、
間違いなく、ここにいる病院スタッフです。

医療スタッフが、子どもや家族と何気なく交わす会話や
やりとりからも、その間にある信頼感や気持ちの近さが
いつも以上に伝わってきました。

このような状況にあっても変わらずに、
豊かな表情を持って関わり続ける姿に、
子どもや家族が安心感を感じながら過ごすことが
できているのだと感じました。

病院スタッフの方たちの姿に触れ、
改めて、ともに子どもを支えるチームの一員として、
クリニクラウンである私たちだからこそできること、
その意味を見つめ続けていきたいと思いました。

震災を受けた地域に限らず、
病院にいる子どもや家族、スタッフの方たちは、
常に命と向き合いながら、
1日1日を大切に過ごしています。

私たちクリニクラウンも、毎日を、
そして瞬間瞬間を大切に生きる子どもたちからたくさんのことを
学ばせてもらい活動を続けてきました。

このような時にこそ、
教えてもらってきた多くのことを大切に、
活動を続けていきたい思います。

いさ
posted by cliniclowns at 10:32| クリニクラウン