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デザイナーとしての総合力が試されるのが、ロゴデザインです。 [2014年05月21日(Wed)]

DSCN0928.JPG

こんばんは、林田です。

毎週水曜日は、NPOロゴの日!
ということでコツコツ更新しております。
これで10個目のNPOロゴです。

http://logostock.jp/npoafterschool/

スクリーンショット 2014-05-22 11.02.00.png

すごいです。この時計の発想。
なんてことない、平凡そうに見えてしまうところがすごいんです。
「あ、このくらい僕でもつくれる」って思わせてしまうくらいの
シンプルさ、さりげなさ。

でも、実際つくれませんからね。
「放課後」というキーワードから時計をどうやって連想できたのか、、、見当もつかないです。
すごい領域だわ。。。

ということで、NPO業界にはこんな素敵なロゴがまだまだたくさんあります。
この調子で残り78個、ご紹介していきます。


さて、ロゴというのは、本当にデザインするのは難しいです。

Illustratorの技術さえあれば、
ちょいちょいっとナンチャッテレベルのものは簡単につくれてしまうけれども、
ロゴの世界を知れば知るほど、奥が深くて、深すぎて、むしろロゴをつくるのが怖いくらいです。

なぜか。
ロゴには、グラフィックデザインの主要素が詰まっているからです。

まずは、造形美。
美しい形・共感される形・意図に沿った形を描ける能力が必要です。

次に、配色。
色彩心理、ブランドカラー戦略。これもやばいくらい奥が深いです。

そして、文字。
カリグラフィーやタイポグラフィの知識が必要です。
ホワイトスペース・ネガティブスペース・字間の調整など、
専門知識がなければ、恥ずかしい出来になってしまいます。

そして何よりも、発想力。
記憶に残り、「おっ」と思わせる発想ができるかどうか。


さらに!
各種制作物に展開したときのシミュレーションをするために、
封筒やら看板やら、多種多様な媒体の制作経験がないとできません。


造形美、配色、文字、発想力、実務経験。。。
デザイナーとしての総合力が試されるのが、ロゴデザインです。

持っているものが全て出ます。
だから怖い。けれども、だからこそやりがいがあります。
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