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プロフィール文章を更新してみたよ [2022年12月30日(Fri)]

うひゃー!3年ぶり?4年ぶり?のブログ更新です。

ブログ記事もそうなんですが、
プロフィール文章を久しぶりに更新してみました。

読み返してみると、痛々しいというか、肩に力が入っているというか…
きっと自分をちゃんと見せたかったんでしょうね…。今もそうですけれども…。

ということで、更新したプロフィール文章はこちらです。

===========================ここから
1979年、神奈川県横浜市で生まれ育ちました。

高校時代に環境問題に興味を持ち、高校卒業後ナホトカ号重油流出事故の災害ボランティアに参加。
…したものの、ボランティアセンター受付で「林田さんに、何かできることはありますか?」と聞かれてうまく答えられませんでした。
現地では、職能を活かしたボランティアをしている社会人がたくさんいて、「僕もあんな風になりたい」と憧れました。何か技術を身につけて「○○ができます」と言ってみたいし、その技術で人の役に立ちたいと強く感じました。

大学在学中に関わった環境系のボランティア団体でチラシや会報誌作成に触れるうち、「NPOにおけるデザイン・広報」の重要性を強く感じるようになりました。その後、親切な方のご厚意のおかげでデザイン会社での修行がはじまりました。
…けれども、徹夜や休日出勤が当たり前の職場はかなりハードで、2年ももちませんでした。ましてやプロの現場についていくのがやっとで、NPOのデザイン業務をしている余裕もありませんでした。

2007年、大型商業施設の商品デザイン部署へ転職することにしました。前職に比べてアフター5もあれば、休日もあります。ここでようやく、NPOのデザイン業務やプロボノ活動ができるようになります。NPOや市民活動団体のパンフレットデザインやロゴデザインなどを次々とつくらせていただくようになりました。
…そうはいっても、分業制に慣れていた身としては、ヒアリングから要件整理〜提案まで一貫した業務は失敗の連続でした。NPOならではの合議制、絡みあった広報課題、商業販促物とは違うテイストなど、戸惑う場面がたくさんありました。

2010年10月23日、フリーランスのグラフィックデザイナーとして独立しました。
…が、うまくいきませんでした。仕事や生計を立てることの重圧で体調を崩し、様々な方にご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ありません。1人で仕事をするのは向いていないようで、チームで働くことが自分のパフォーマンスを最大化する条件であることがわかりました。

2012年から家庭の事情で大阪市平野区に活動拠点を移し、2018年から大阪府高槻市にある株式会社ガハハに所属して仕事をしています。
NPOのデザイン業務だけでなく、NPO向けのデザイン・広報講座をやらせてもらったり、寄付チラシに特化したデザインサービスを立ち上げたり、いろいろと好きなことをさせてもらっています。
…とはいえ、NPO、特に小規模のNPOのデザイン業務だけでは、人ひとりを雇える売上すら立てられていない状況です。「どんな規模や、どの地域のNPOであっても、いつでも、どこでも、何度でも、デザインの力を駆使できるようにするために、何ができるだろうか?」そんな問いの答えを、まだ見つけることができていません。



【開催案内】NPO×デザインという生き方 vol.01 2019年3月9日(土)17:45〜19:45 [2019年02月10日(Sun)]

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2019年3月9日(土)、NPOの広報物デザインに携わる方をゲストに招き、働き方や、制作物にかける信念、生き方そのものを伺うことのできるトークイベントを開催します!場所は文京区のフミコムです。

今回、お話をしてもらうゲストは3名。
いずれも、数々のNPOの広報物実績をお持ちの方々です。

コトハナ 芝田陽介さん http://cotohana.jp
サイカンパニー 生駒浩平さん http://www.saicompany.jp
NPOのためのデザイン 林田全弘 http://design4npo.com

この3名によるクロストークは初の試み。NPOならではの“伝わりにくい”、“難しい”、“誰も知られていない”、三重苦とも言えるテーマを、どのようにデザインしているか、その秘訣が明らかに!?

普段聞くことのできない話を聞いたり、質問をぶつける機会をどうぞお楽しみに。
・実際にNPOの広報物をデザインされている方
・社会に役立つ広報物のデザインをこれからしたいと思っている方
・NPOの広報業務に関わっている方
に特におすすめです。



NPO×デザインという生き方 vol.01

日 時:2019年3月9日(土)17:45〜19:45(開場 17:30)
場 所:フミコム(地下鉄「春日駅」A2出口直結) GoogleMap
定 員:30名
参加費:2,000円(事前決済・キャンセル不可)
主 催:NPOのためのデザイン

→詳細・お申込みはこちらのページからお申し込みをお願いします。
https://design4npo190309.peatix.com
※事前決済は2019年3月9日17時までです。
※コンビニ / ATM でのお支払いは、前日に締め切られます。
※Facebookの「参加する」ボタンではお申し込みになりませんのでご注意ください。



また、質問に答えられなくて。 [2018年09月06日(Thu)]

熊本で災害支援に取り組む学生団体向けに、講座を一席。
例によって、講座内でつくってもらう系のやつです。いやー、修正のしようがない、過去最高と思えるアウトプットを皆さん出していただきました。

問題は、講座の後の広報相談会と題した質問タイム。
「目に止まる広報はどうやったらできるか?」という質問に、まったくもって答えることができませんでした。

目に止まる、つまり見てもらえるために何をすべきか。確かに目に止めてもらうのは大事。でも、過激なことをしたらいいか、というとそうでもない。

「あ、この広報は自分に向けて言ってることかな」
「ちょうど欲しかった、自分にとって必要な情報だ」
と思ってもらうことがいいのかな。

目に止まる努力をしなくても、見てもらえる関係をつくる、とか、
気になって仕方がない関係になってもらう、とか、
そのあたりのことを言いたかったけど、どう言えばよかったのか、いまでも答えが出てきません。



自分の道しるべ [2018年05月13日(Sun)]

どうもどうも、林田です。

自分の道しるべを、自分なりにつくっています。

自分が生まれてきた役割は何か?
どんな人生を歩んでいきたいか?
叶えたい夢は何か?

文字にしたり、イメージ写真をつけたり。
もちろん、しっくりくる文字がすぐに見つかるわけではありません。
寝かせてみたりして、じっくりつくっていきます。

まだまだ、自分や家族のことしか考えられてないですね。
後進のことを考える段階は、もう少し先のようです。

できることなら、自分の人生で逃げ切るよりも、
これからの若い世代のためになるようなことを
考えていきたいと思っています。
が、自分のことで手一杯の状況のようです。

自分の道しるべがないと、
いつのまにか自分の人生ではなく、
他人の人生を歩んでしまうことになってしまいます。

自分の人生の主役、主人公として道を進みつつ、
世のため人のためになるようなことも模索しつつ、
というのは、なかなかバランスが難しいですね。

世のため人のためになることと、
自分の人生と、関わりあう他者の人生が
ひとつの道になったとき、それはとても素敵なことなんじゃないかと思っています。



講座スライドに寄せられたご質問 [2017年10月30日(Mon)]

どうもどうも、林田です。

以前、三つ折りパンフレット講座をさせてもらった時のこと。
講座後に、主催施設のセンター長さんから
「スライド作成に使っているソフトはなんですか?」
「スライドに使っている書体、あれはなんですか?」
「スライド番号があるスライドと、ないスライドがありますね」

と立て続けに、マニアックなご質問をいただきました。

料理屋さんに例えると、
「お使いの包丁の銘はなんですか?」
みたいなイメージでしょうか。とてもマニアック!
でも嬉しかったです。

こんなご回答をさせていただきました。

「スライド作成に使っているソフトはなんですか?」
Keynoteを使っています。
PowerPointでもいいのですが、特にこだわりはありません。
使用パソコンがMacだからでしょうか…。


「スライドに使っている書体、あれはなんですか?」
Googleが無償公開している「Noto Sans CJK」というゴシック体を使っています。
「能登」ではなく「ノー豆腐」の略です。本当です。
アンチ日本食ということではないですよ。由来はググってみてください。

この書体の開発に関わったメーカーがつくっている書体が好きなのと、
Slideshareという、スライド公開サービスにアップしたときに文字化けしない、
という理由で、使っています。


「スライド番号があるスライドと、ないスライドがありますね」
そうなんです!
当日投影するスライドのうち、ほとんどを印刷して、配布しています。
スライド番号が書いてあると、いまどのスライドを使っているか、わかりやすいと思ったからです。

スライドのほとんどを印刷して配布する理由は、
団体に持ち帰った時に共有していただきたいからです。

私の自己紹介とか、ワークの流れとか、省略してもいいスライドには
番号をふっていません。
番号のないスライドは配布もしない、というしくみです。

ただ、この方式に至るまでに悪戦苦闘をしておりました。
Keynoteにも、PowerPointにも、スライド番号をとばす機能がついていないのです。

こんな風にしたいのに
1、2、3、□ 、4、5…
(□ はスライド番号無し)

KeynoteやPowerPointのスライド番号機能だと、
1、2、3、□ 、5、6…
(□ はスライド番号無し)
となってしまうんです。

ということで、ちょっとの手間をかけまして、標準で付いているスライド番号機能は使わず、次のような手順で番号をつけています。

@スライド番号なしでスライド作成
A投影のみのスライドは番号部分にシカクバツ
B完成したらPDFに書き出し
CPDFから投影のみのスライドを削除
Dスライド番号を付ける専用のIllustratorファイルを開き、PDF書き出す
E配布用スライドPDF完成
F投影用スライド作りこみ
G投影用スライド完成したらPDF書き出し
H投影のみのスライドを挿入、PDF書き出す
I投影用PDF完成


少しでも分かりやすく、少しでも共有しやすい講座を心がけています。
なにしろ10年以上「分かりやすく伝える仕事」をしていますので、分かりにくい講座をするわけにはいかないのです。



10月23日考。 [2017年10月23日(Mon)]

どうもどうも、林田です。

10月23日は恩師というか旧友というか、
僕の人生に影響を与えてくれた方の命日です。

あの時僕が彼に語って、肯定してもらった「NPOの広告代理店」という夢はもう、
いまとなっては目指す方向とはちょっと違ってきたけれど、
それはそれで、動いてきたからこそ見えた答えとも言えますね。

NPOの広告を「代理」するつもりはさらさらなくて、
むしろ一緒に考えて、悩んで、試して、答えをともに見つけていきたいです。

「デザインの世界って、こんなに奥深いんだ」
と思わせてくれた講座。
ひとつの講座が、ひとりの人生を変えるきっかけに、なることもある。
彼は、その講座の講師をしてくれました。

僕もいつか、誰かの人生にいい影響を与える講座ができたら、
それはとても幸せなことだと思います。



「マスターズインタビュー」がおもしろい [2017年10月22日(Sun)]

どうもどうも、林田です。

徒歩での移動時によく聴いているのが、ラジオのPodcastです。

よく聴くのはTBSラジオの番組なので、ラジオクラウドというアプリを使っています。
最近はまっている番組が、文化放送の「The News Masters TOKYO」

その中のコーナー、経営者や組織のリーダーから話を聞く「マスターズインタビュー」がおもしろいです。
インタビュー記事一覧 http://www.joqr.co.jp/nmt/special/mastersinterview/


いくつか、印象に残った言葉を紹介します。
「本来100の実力のある人が60になっている。それを100にする。」
(星野リゾートの星野佳路代表)

60の人を120にする、ということではなく、
本来持っている実力を出してもらう、という点はNPOのデザインにも当てはまります。

その団体にない要素や装飾を加えるのではなく、
本来持っている、いいところを引き出す。

本来100であるはずの魅力が、60どころか10も伝わっていない。
そんなNPOはまだまだたくさんあります。


「Function is beautiful」
(モンベルの辰野勇会長)

お恥ずかしながら、この放送を聴くまでモンベルが日本でうまれたメーカーとは知りませんでした。
機能を極めたものは、美しい。
華美ではなく、機能美をNPO広報物に反映していきたいです。


「失敗なんてない。あるのは不都合だけ」
(モンベルの辰野勇会長)

失敗した、と落ち込む必要はない、と。
不都合というよりも、不適切の方が私にとってはしっくりくる言葉です。
「失敗ではなく不適切」
適切な行動、適切な結果がともわなかった、と。


まだ全放送分を聴けてはいませんが、今後、普段興味関心のない業種の経営者インタビューでも、ちょっと聴いてみようと思います。



10年以上経っても、難しい。 [2017年10月21日(Sat)]

どうもどうも、林田です。

NPO向けのデザインを生業として10年以上経ちまして、当初より大切にしてきた考えを振り返っています。
振り返りの伴走相手はこのワークブックです→「NPOのための想いを伝わる言葉にするワークブック」
http://design4npo.com/2017/05/24/990/


当初より大切にしてきた考えは以下の4つです。
1.「見えるデザイン」よりも、「見えないデザイン」を
目に見えないしくみづくり(広報プランニング)ができてはじめて、目に見えるデザイン(チラシやポスター)が活きてきます。

2.答えはNPOの内にある
外から加える見せかけのデザインではなく、内から引き出すデザインを。

3.クライアントではなく、パートナー
仕事を発注・受注する関係ではなく、共通の目標に向かって問題解決していくパートナーとしておつきあいします。

4.つくり手の楽しさは、使い手にまで必ず届く。
そのNPOに関わる全てのスタッフがウキウキしながら広報物をつくれたら、きっと社会は変わる。


10年以上経っても、大切にしたいという思いは変わりません。そして、10年以上経っても、もがいている最中であることも変わりません。



定規が無い時、あなたならどうする? [2017年10月20日(Fri)]

どうもどうも、林田です。

出先で寸法を測りたい時、ありますよね。
あれ、そんな経験ないですか?

職業上、リーフレットの寸法や、
参考デザインの寸法を測ることが、時々あります。

ずっと使っていたiPhoneの定規アプリが新しいOSに対応しておらず、
かといって、良さそうな定規アプリが見つけることができませんでした。

いちいち定規を買うのも、もったいない。
Illustratorで目盛りを描いて、プリントするのも手間。

常備できて、かさばらないものは、何か。
しばし考えて「お金があるじゃん」と思いつきました。

https://www.boj.or.jp/note_tfjgs/note/valid/issue.htm/
こちらのサイトによると、
1円玉がちょうど直径2cmなんですね。

手元に1円玉が無い時どうするかは、また考えます。



大阪ストラットが理解できるようになりました [2017年10月18日(Wed)]

どうもどうも、林田です。

大阪に来て5年半。
よかったなぁ〜と思えることのひとつが、ウルフルズの「大阪ストラット」に出てくる地名を理解できるようになった、というものです。

大阪ストラットとは、高校生の頃に初めて遭遇。
スペースシャワーTVで見て「なんだこれは!」と衝撃を受けました。曲の中にはこんな単語が次々と出てきます。

「梅田」「紀ノ国屋」「三番街」「茶屋町」「カンテG」「キタ」「心斎橋」「アメ村」「ひっかけ橋」「ミナミ」

これらの地名、今となってはすべて理解できています。

さらには、この歌詞の主人公?がどんな経路を辿ったのかも考察できるようになりました。
「梅田行きのキップ買って」という歌詞から分かるのは、おそらくJRではない、ということです。JRだと「大阪(駅)行き」になるからです。そうなると梅田駅は阪神か、阪急か市営地下鉄に絞られます。

梅田駅行きのキップを買ったことが正しいのであれば、何線で移動したかは明白です。「梅田行きのキップ買って」の後には「紀ノ国屋」「三番街から茶屋町」と続きますので、そう、阪急線ですね。阪急線の終点は梅田駅。この主人公は、おそらく淀川よりも北側に住んでいる可能性が高いです。

茶屋町からカンテG(カンテグランデ)中津本店まで徒歩11分の距離。多少歩いてでも飲む価値のあるチャイが楽しめます。

その後に「心斎橋行きのキップ買って」とありますので、おそらくは中津駅から御堂筋線で向かったと思われます。

この文章を書く上で、久しぶりに改めてPVを見ました。

https://www.youtube.com/watch?v=rGtnAp8KZ_8

1分14秒の「おー宮内くーん」のおとんの後ろって、今は新世界の歌居屋さんがある場所!!! HUBchari(ハブチャリ)のポートがある場所です。



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