早いもので11月も中旬になりましたね。お店に行くと、この間までハロウィンの装飾だったところがクリスマスの装いになっていて、季節の移ろいを感じるところです。16時半も近くになるとあっという間に暗くなってきて気持ち寂しくなりますが、そんな時はお鍋でもみんなでつついて温まりたくなりますね^^体調を崩さないように、11月の中盤からも栄養を摂って過ごしましょう。
さて、11月15日現在の<助成金情報一覧>を更新しました。
今回の新着は12件、そのうち、子ども、その他(総合)が多く出ています。
以下、概要です。
---
【まちづくり・医療・福祉分野】
・公益財団法人 杉浦記念財団「第 8 回(活動)杉浦地域医療振興助成」
(応募期間)
平成31 年1 月1 日(火)~平成31 年2 月28 日(木)
【まちづくり・環境分野】
・(一財)ハウジングアンドコミュニティ財団「2019年度 住まいとコミュニティづくり活動助成」
(応募期間)
平成30 年11 月12 日(月)~平成31 年1 月8 日(火)
【子ども】
・(公財)いきいき岩手支援財団「公益財団法人 岩手いきいき支援財団 地域子育て活動支援事業」
(応募締切)
平成30年12月21日(金)
・一般財団法人 キユーピーみらいたまご財団「2019年度 助成プログラム A 「食育活動」」
(応募期間)
平成30 年10 月15 日(月)~平成30 年11 月30日(金)
・一般財団法人 キユーピーみらいたまご財団「2019年度 助成プログラム B 「食を通した居場所づくり支援」」
(応募期間)
平成30 年10 月15 日(月)~平成30 年11 月30日(金)
・(公財)日本生命財団(ニッセイ財団)「児童・少年の健全育成助成」
(応募期間)
平成30年11月1日(木)~平成30年11月下旬
【スポーツ分野】
・独立行政法人日本スポーツ振興センター「東日本大震災復旧・復興支援助成(平成31年度用)」
(応募期間)
平成30年11月19日(月)~平成31年1月15日(火)
【スポーツ分野・芸術・文化】
・(公財)明治安田クオリティオブライフ文化財団「平成31年度「地域の伝統文化助成」」
(応募期間)
平成30 年11 月5 日(月)~平成31 年1 月31 日(木)
【総合】
・公益財団法人さわやか福祉財団「2018(平成30)年度『連合・愛のカンパ』助成」
(応募締切)
平成30年12月25日(火)必着
・お金をまわそう基金「お金をまわそう基金助成事業」
(応募締切)
平成31年1月8日(火) 終了
・(公財)日本生命財団(ニッセイ財団)「2019年度 生き生きシニア活動顕彰」
(応募締切)
平成30年11月下旬 終了
・(独)日本スポーツ振興センター「平成31年度スポーツ振興事業助成」
(応募期間)
平成30年11月19日(月)~平成31年1月15日
(火)
---
募集内容の詳細や継続募集中の助成金情報は<助成金情報一覧>をご確認ください。
次回は12月3日(月)更新の予定です。
2018年11月15日
2018年11月14日
◆レポート 平成30年度まちづくりコーディネーター育成講座 第3回
11月8日(木)、「平成30年度まちづくりコーディネーター育成講座」の第3回が陸前高田市コミュニティホール小会議室で開催されました。
第3回のテーマは「事業・活動をつくる」。
今回は、地域への想いや地域をよくするためのアイディアを行動に移すために必要な段取りや事業計画のつくり方を学びます。
講師は前回に引き続き「いちのせき市民活動センター」の佐藤大輔さんです。
○事業計画とは?
事業計画は、円滑に事業を行うためのもの。
目標達成に向けた具体的な活動を行うための道筋となります。必要となる資源等を明示し、取り組み内容(頻度、内容、対象)を整理して、事業を組み立てていきます。
○事業をつくる
事業をつくるには、まず地域の現状把握と整理、そしてできることとできないことの把握が必要です。
「地域の現状はどうなっているのか?
住民の地域課題や資源への認識や意識はどのくらいなのか?」
地域性や住民意識を把握し、整理していきます。
事業のテーマや目標が感情的に共感できるものでないとなかなか人は動きません。
“『解決策』より『どんな課題を解決したいか』”
という部分がとても重要なのです。
また、計画を立てた後に「それはできません」とならないよう、予算やスケジュールなど動かせない事項・条件は事業立案の前に洗い出しを行います。
ここでは、個人ワークとして現状把握・前提条件の整理(現状、背景、住民の意識、対象、解決策…)をシートに書き出す作業を行いました。具体的に書き出してみることで、考えが整理され、自分のやりたい事業のかたちが少しずつ見えてきているようでした。
○プロセスデザイン(段取り)
現状から目標達成までの作業項目(いつ・なにを・何回・どのような手順で・誰が行うか)を時間軸において考えていくのが事業計画。最初から完成形(ゴール)を目指すのではなく、着実にゴールするためのプロセスデザインが重要です。
しっかり準備をすることが実際に活動するときに大切になってきます。
○事業計画書の書き方
ここまでに考えた段取りを実行するために更に具体的にしたものが事業計画書です。
事業計画書は事業を実行するための道しるべであると同時に、外部への理解や協力・支援を得るためにも必要になるものです。自分のやりたい事や想いだけを書くのではなく、地域の現状や目指す将来像、実現のための方法など、読む人が知りたいことがきちんと書かれていることが大切です。
また、知らない人に事業・活動を伝えるためには作文力も必要です。
事業の目的、達成目標、事業の特徴などを書き出し、伝えたいことを整理にして、相手に伝わる事業計画書を作成しましょう。
今回は、事業をつくるために必要なことや事業計画書の書き方など事業においてとても大事な部分を学ぶ講座となりました。参加者のみなさんも、実際に具体的な部分の書き出しや事業計画書を作成したことで実践に繋がる学びができたようです。
みなさんの真剣に話を聞く姿や地域を想い考える姿がとても印象的でした。
ぜひ今後の活動に活かしてほしいですね。
*********************
第4回は11月22日(木)「事業の効果的な広報・PRを考える」です。
自分たちの活動やイベントをたくさんの人に知ってもらい、参加してもらうにはどうしたらいいでしょうか?対象に合わせた広報の方法や、チラシデザインの基本を実践しながら学んでいきます。
次回の会場は「交流広場ほんまるの家」となります。会場が変更になりましたのでご注意ください。
参加費については以下の通りです。
◎参加費 各回の参加… 1回1,000円
今回の講座も残すところあと2回となりました。
今からの参加も大歓迎ですので、どうぞお気軽に協働センターまでお問い合わせください。
第3回のテーマは「事業・活動をつくる」。
今回は、地域への想いや地域をよくするためのアイディアを行動に移すために必要な段取りや事業計画のつくり方を学びます。
講師は前回に引き続き「いちのせき市民活動センター」の佐藤大輔さんです。
○事業計画とは?
事業計画は、円滑に事業を行うためのもの。
目標達成に向けた具体的な活動を行うための道筋となります。必要となる資源等を明示し、取り組み内容(頻度、内容、対象)を整理して、事業を組み立てていきます。
○事業をつくる
事業をつくるには、まず地域の現状把握と整理、そしてできることとできないことの把握が必要です。
「地域の現状はどうなっているのか?
住民の地域課題や資源への認識や意識はどのくらいなのか?」
地域性や住民意識を把握し、整理していきます。
事業のテーマや目標が感情的に共感できるものでないとなかなか人は動きません。
“『解決策』より『どんな課題を解決したいか』”
という部分がとても重要なのです。
また、計画を立てた後に「それはできません」とならないよう、予算やスケジュールなど動かせない事項・条件は事業立案の前に洗い出しを行います。
ここでは、個人ワークとして現状把握・前提条件の整理(現状、背景、住民の意識、対象、解決策…)をシートに書き出す作業を行いました。具体的に書き出してみることで、考えが整理され、自分のやりたい事業のかたちが少しずつ見えてきているようでした。
○プロセスデザイン(段取り)
現状から目標達成までの作業項目(いつ・なにを・何回・どのような手順で・誰が行うか)を時間軸において考えていくのが事業計画。最初から完成形(ゴール)を目指すのではなく、着実にゴールするためのプロセスデザインが重要です。
しっかり準備をすることが実際に活動するときに大切になってきます。
○事業計画書の書き方
ここまでに考えた段取りを実行するために更に具体的にしたものが事業計画書です。
事業計画書は事業を実行するための道しるべであると同時に、外部への理解や協力・支援を得るためにも必要になるものです。自分のやりたい事や想いだけを書くのではなく、地域の現状や目指す将来像、実現のための方法など、読む人が知りたいことがきちんと書かれていることが大切です。
また、知らない人に事業・活動を伝えるためには作文力も必要です。
事業の目的、達成目標、事業の特徴などを書き出し、伝えたいことを整理にして、相手に伝わる事業計画書を作成しましょう。
今回は、事業をつくるために必要なことや事業計画書の書き方など事業においてとても大事な部分を学ぶ講座となりました。参加者のみなさんも、実際に具体的な部分の書き出しや事業計画書を作成したことで実践に繋がる学びができたようです。
みなさんの真剣に話を聞く姿や地域を想い考える姿がとても印象的でした。
ぜひ今後の活動に活かしてほしいですね。
*********************
第4回は11月22日(木)「事業の効果的な広報・PRを考える」です。
自分たちの活動やイベントをたくさんの人に知ってもらい、参加してもらうにはどうしたらいいでしょうか?対象に合わせた広報の方法や、チラシデザインの基本を実践しながら学んでいきます。
次回の会場は「交流広場ほんまるの家」となります。会場が変更になりましたのでご注意ください。
参加費については以下の通りです。
◎参加費 各回の参加… 1回1,000円
今回の講座も残すところあと2回となりました。
今からの参加も大歓迎ですので、どうぞお気軽に協働センターまでお問い合わせください。
2018年11月01日
助成金情報一覧更新(11月1日版)
11月になりましたね。今年もあと残り2か月!気持ちが引き締まる思いをする方も少なくはないかもしれませんね。日没が早くなる分、秋の夜長を満喫している方もいらっしゃるかもしれません。いかんせん暗くなるのが早くなってきましたので、外を歩かれる際には暗闇でも目立つ服装や、自ら電灯等を持って自分の身を守りましょうね。
さて、11月1日現在の<助成金情報一覧>を更新しました。
今回の新着は10件、そのうち、福祉分野、その他(総合)が多く出ています。
「その他」の分野は総合的な内容になっておりますのでよかったらご覧ください。
以下、概要です。
---
【被災者(地)支援・子ども】
・全日本社会貢献団体機構「全日本社会貢献団体機構 2019年度助成事業」
(応募期間)
平成30 年11 月12 日(月)~平成30 年12 月14日(金)17:00必着
【まちづくり】
・Yahoo!基金「Yahoo!基金 2018年度助成プログラム(東日本大震災復興支援部門)」
(応募期間)
平成30 年10 月15 日(月)~平成30 年11 月25日(日)
【医療・福祉分野】
・(公財)杉浦記念財団「第8回 杉浦地域医療振興賞」
(応募期間)
平成30年10月1日(月)~平成30年12月31日(月)
【福祉分野】
・公益財団法人日本社会福祉弘済会「2019年度 社会福祉助成事業」
(応募期間)
平成30年11月1日(木)~平成30年12月15日(土)(消印有効)
・公益財団法人いきいき岩手支援財団「いわて保健福祉基金助成金」
(応募期間)
ご応募については常時ご相談に応じておりますので、お気軽にお問合せください。
【その他(総合)】
・日本財団「災害により被災された助成先の団体に対する助成」
(応募期間)
随時
・積水ハウス株式会社「「積水ハウスマッチングプログラム」 2019 年度(第14回)助成」
(応募期間)
平成30 年10 月26 日(金)~平成30 年12 月10日(月)
・(一財)冠婚葬祭文化復興財団「社会貢献基金助成」
(応募期間)
平成30年10月1日(月)~2019年2月28日(木)
・全日本社会貢献団体機構「社会貢献活動支援のための助成(子どもの健全育成支援・災害復興コミュニティ支援 (地震・水害・台風などの大規模災害等))」
(応募期間)
平成30 年11 月12 日(月)~平成30 年12 月14日(金)
・東北ろうきん「東北ろうきん復興支援助成金制度 2018年度募集」
(応募期間)
平成30 年10 月12 日(金)~平成30 年11 月19日(月)
---
募集内容の詳細や継続募集中の助成金情報は<助成金情報一覧>をご確認ください。
次回は11月15日(木)更新の予定です。
さて、11月1日現在の<助成金情報一覧>を更新しました。
今回の新着は10件、そのうち、福祉分野、その他(総合)が多く出ています。
「その他」の分野は総合的な内容になっておりますのでよかったらご覧ください。
以下、概要です。
---
【被災者(地)支援・子ども】
・全日本社会貢献団体機構「全日本社会貢献団体機構 2019年度助成事業」
(応募期間)
平成30 年11 月12 日(月)~平成30 年12 月14日(金)17:00必着
【まちづくり】
・Yahoo!基金「Yahoo!基金 2018年度助成プログラム(東日本大震災復興支援部門)」
(応募期間)
平成30 年10 月15 日(月)~平成30 年11 月25日(日)
【医療・福祉分野】
・(公財)杉浦記念財団「第8回 杉浦地域医療振興賞」
(応募期間)
平成30年10月1日(月)~平成30年12月31日(月)
【福祉分野】
・公益財団法人日本社会福祉弘済会「2019年度 社会福祉助成事業」
(応募期間)
平成30年11月1日(木)~平成30年12月15日(土)(消印有効)
・公益財団法人いきいき岩手支援財団「いわて保健福祉基金助成金」
(応募期間)
ご応募については常時ご相談に応じておりますので、お気軽にお問合せください。
【その他(総合)】
・日本財団「災害により被災された助成先の団体に対する助成」
(応募期間)
随時
・積水ハウス株式会社「「積水ハウスマッチングプログラム」 2019 年度(第14回)助成」
(応募期間)
平成30 年10 月26 日(金)~平成30 年12 月10日(月)
・(一財)冠婚葬祭文化復興財団「社会貢献基金助成」
(応募期間)
平成30年10月1日(月)~2019年2月28日(木)
・全日本社会貢献団体機構「社会貢献活動支援のための助成(子どもの健全育成支援・災害復興コミュニティ支援 (地震・水害・台風などの大規模災害等))」
(応募期間)
平成30 年11 月12 日(月)~平成30 年12 月14日(金)
・東北ろうきん「東北ろうきん復興支援助成金制度 2018年度募集」
(応募期間)
平成30 年10 月12 日(金)~平成30 年11 月19日(月)
---
募集内容の詳細や継続募集中の助成金情報は<助成金情報一覧>をご確認ください。
次回は11月15日(木)更新の予定です。
◆レポート 平成30年まちづくりコーディネーター育成講座 第2回
10月25日(木)、「平成30年度まちづくりコーディネーター育成講座」の第2回が陸前高田市コミュニティホール小会議室で開催されました。
第2回のテーマは「事業・活動の種を見つける」。
今回は、地域をもっと元気にするための事業・活動の種の見つけ方を学んでいきます。
講師は「いちのせき市民活動センター」の佐藤大輔さんです。
○まちづくりを進めるための考え方
まちづくりの活動をしている方々は、『今』より「暮らしやすい・楽しい・幸せ」な『未来』にしたいという想いで活動されていると思います。
しかし、いざ事業をはじめようと思っても、事業の目的や背景が明確になっていないと参加や協力、支援を得ることはできません。
「なにかしなくちゃ」とはじめるのでなく、「今よりどんなまちにしたいのか」という目的をしっかり持ち、「事業によりどんな効果を地域にもたらしたいのか」を視点において考えることが大切です。
○現状の整理と過去の振り返り
さて、事業や活動の種はどこから見つけてくればいいのでしょうか。
まちづくりの進め方には、
・「プラスをプラスに」(今あるものをもっとよくする)
・「マイナスをプラスに」(今ないものをよくする)
の二つの方法があります。
事業を考えるときには、地域のプラス要素(地域資源)とマイナス要素(課題)を把握して整理する作業が必要です。
“地域にはなにがあるのか” ”なにが必要なのか”
地域の現状を知る事はとても大切なことです。
自分たちの地域や活動はどうでしょうか?
また、過去を振り返る作業もとても重要になってきます。
地域の歴史や文化的な背景を探り、“地域らしさを再確認”することで事業のヒントや方向性が見えてくることがあります。
そして、新しい事業だけを考えるのではなく、今ある事業を振り返り、事業の見直しを行うことも地域づくりにおける重要な取り組みのひとつです。
○将来ビジョンの設定
過去、現在とこれまでの成果や課題を整理したら、いよいよ理想の将来にむけた事業を考えます。
今回は2つのグループに分かれて、将来ビジョンを描くワークを行いました。
グループ内から1人話題提供者を決め、他のメンバーで質問をしていきながら、地域の現状を整理し、5年後の将来ビジョンを考えていきます。
それぞれ地域ならではの資源や、高齢化・人不足など共通する課題が出されました。
話し合いの結果、
Aグループは「椿を“食材”として使った地域おこし」
Bグループは「梯子虎舞の世界遺産登録をめざす」
を5年後の将来ビジョンに置きました。
次にこれをもとに将来ビジョンに到達するための5年計画をグループで考えます。
Aグループ 年計画
Bグループ 年計画
「これをやるにはこれが必要」「それならいつから始めないとだめだ」
と、どちらのグループもビジョン達成のためのアイディアや意見をお互いに出し合い、夢の広がる話し合いとなりました。
今回行った年計画のようにステップを決めて考えていく事で、目的を達成するためにできることが見えてきます。
事業を行うときはできるところから目標を立て、1つ1つクリアしながら目的の達成を目指していきます。
○まとめ―事業・活動の“種”はここに
・過去の振り返りと現状の分析
過去の活動や現状に事業のヒントがあります。
これらを1つ1つ整理して、将来ビジョンに向けた事業を考えてみましょう。
・住民のつぶやき
住んでいる人の声にはたくさんの企画のタネが隠されています。
何気ない世間話から事業がスタートすることも…
地域に出て、実際に見たり聞いたりすることで事業のヒントやニーズをつかむことができるかもしれません。
そしてニーズを感じたら、まずは小さくても形にしてみること。
形にすることで、活動に興味のなかった人にも効果を実感してもらい、そこから協力者や理解者が拡大して、大きな活動へとつながっていくこともあります。
今回は、実際にワークを行いながら、将来ビジョンの描き方、事業・活動の種の見つけ方を学びました。参加者の方からは、「実際にやってみることで種の見つけ方が身についた」「具体的な活動に繋がった」とのお声をいただきました。
講座で学んだことを実践し、地域のニーズにあった事業や活動を考えていけるといいですね。
*********************
第3回は11月8日(木)「事業・活動をつくる」です。
次回は“見つけた種”をもとにやってみたいことを実現するために必要な段取りや事業計画のつくり方を学んでいきます。
参加費については以下の通りです。
◎参加費 各回の参加… 1回1,000円
全回通しての参加…3,000円
「全部を通して出るのは大変…」というお声がありましたので、1回だけの参加と全回通しての参加で、参加費を分けました。
受けたい講座があるけど1回のために3,000円はちょっと高い…そう思っていた方、興味・関心のある回だけの申し込みも可能ですので、どうぞお気軽に協働センターまでお問い合わせください。
次回でこの講座も折り返しとなりますが、まだまだ参加者を募集していますので、興味のある方はぜひご参加ください。
第2回のテーマは「事業・活動の種を見つける」。
今回は、地域をもっと元気にするための事業・活動の種の見つけ方を学んでいきます。
講師は「いちのせき市民活動センター」の佐藤大輔さんです。
○まちづくりを進めるための考え方
まちづくりの活動をしている方々は、『今』より「暮らしやすい・楽しい・幸せ」な『未来』にしたいという想いで活動されていると思います。
しかし、いざ事業をはじめようと思っても、事業の目的や背景が明確になっていないと参加や協力、支援を得ることはできません。
「なにかしなくちゃ」とはじめるのでなく、「今よりどんなまちにしたいのか」という目的をしっかり持ち、「事業によりどんな効果を地域にもたらしたいのか」を視点において考えることが大切です。
○現状の整理と過去の振り返り
さて、事業や活動の種はどこから見つけてくればいいのでしょうか。
まちづくりの進め方には、
・「プラスをプラスに」(今あるものをもっとよくする)
・「マイナスをプラスに」(今ないものをよくする)
の二つの方法があります。
事業を考えるときには、地域のプラス要素(地域資源)とマイナス要素(課題)を把握して整理する作業が必要です。
“地域にはなにがあるのか” ”なにが必要なのか”
地域の現状を知る事はとても大切なことです。
自分たちの地域や活動はどうでしょうか?
また、過去を振り返る作業もとても重要になってきます。
地域の歴史や文化的な背景を探り、“地域らしさを再確認”することで事業のヒントや方向性が見えてくることがあります。
そして、新しい事業だけを考えるのではなく、今ある事業を振り返り、事業の見直しを行うことも地域づくりにおける重要な取り組みのひとつです。
○将来ビジョンの設定
過去、現在とこれまでの成果や課題を整理したら、いよいよ理想の将来にむけた事業を考えます。
今回は2つのグループに分かれて、将来ビジョンを描くワークを行いました。
グループ内から1人話題提供者を決め、他のメンバーで質問をしていきながら、地域の現状を整理し、5年後の将来ビジョンを考えていきます。
それぞれ地域ならではの資源や、高齢化・人不足など共通する課題が出されました。
話し合いの結果、
Aグループは「椿を“食材”として使った地域おこし」
Bグループは「梯子虎舞の世界遺産登録をめざす」
を5年後の将来ビジョンに置きました。
次にこれをもとに将来ビジョンに到達するための5年計画をグループで考えます。
Aグループ 年計画
Bグループ 年計画
「これをやるにはこれが必要」「それならいつから始めないとだめだ」
と、どちらのグループもビジョン達成のためのアイディアや意見をお互いに出し合い、夢の広がる話し合いとなりました。
今回行った年計画のようにステップを決めて考えていく事で、目的を達成するためにできることが見えてきます。
事業を行うときはできるところから目標を立て、1つ1つクリアしながら目的の達成を目指していきます。
○まとめ―事業・活動の“種”はここに
・過去の振り返りと現状の分析
過去の活動や現状に事業のヒントがあります。
これらを1つ1つ整理して、将来ビジョンに向けた事業を考えてみましょう。
・住民のつぶやき
住んでいる人の声にはたくさんの企画のタネが隠されています。
何気ない世間話から事業がスタートすることも…
地域に出て、実際に見たり聞いたりすることで事業のヒントやニーズをつかむことができるかもしれません。
そしてニーズを感じたら、まずは小さくても形にしてみること。
形にすることで、活動に興味のなかった人にも効果を実感してもらい、そこから協力者や理解者が拡大して、大きな活動へとつながっていくこともあります。
今回は、実際にワークを行いながら、将来ビジョンの描き方、事業・活動の種の見つけ方を学びました。参加者の方からは、「実際にやってみることで種の見つけ方が身についた」「具体的な活動に繋がった」とのお声をいただきました。
講座で学んだことを実践し、地域のニーズにあった事業や活動を考えていけるといいですね。
*********************
第3回は11月8日(木)「事業・活動をつくる」です。
次回は“見つけた種”をもとにやってみたいことを実現するために必要な段取りや事業計画のつくり方を学んでいきます。
参加費については以下の通りです。
◎参加費 各回の参加… 1回1,000円
全回通しての参加…3,000円
「全部を通して出るのは大変…」というお声がありましたので、1回だけの参加と全回通しての参加で、参加費を分けました。
受けたい講座があるけど1回のために3,000円はちょっと高い…そう思っていた方、興味・関心のある回だけの申し込みも可能ですので、どうぞお気軽に協働センターまでお問い合わせください。
次回でこの講座も折り返しとなりますが、まだまだ参加者を募集していますので、興味のある方はぜひご参加ください。