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西アフリカから教えられたこと

[2010年03月09日(火)]
西アフリカから教えられたこと

NHKの世界遺産への招待状という番組で、
西アフリカの人々が議論をしていた。

途中から見たので、話の始まりは何だったのかわからなかったが、
アフリカ人同士が過去の奴隷制度についての理解について議論しているようだった。

一人の男性が、ヨーロッパがアフリカにしたことを訴えている様子で、
それに対し、一人の女性が、
「アフリカも、人を売った事実を認めなきゃ。問題はそこにある」
と訴えていた。

その訴えていた男性が、
「昔も、人を犠牲にして富を得ようとしているのは、一握りの人間だ。
 奴隷制度は、形を変えて今も続いている。
 私はそれを伝えていかなければならない」
と強い目をして訴えかえし、聞いていた現地の人々も真剣に耳を傾けていた。

そうなんだ、奴隷制度が終わって150年たった今でも、
世界はまだ戦争や、著しい貧富の差や飢餓などはなくならない。

ロシアの子供は、親元に暮さずマンホールに住んでいたり、
アフリカでは、病気や飢餓にかかる子供はずっと課題となっており、
ストリートチルドレンや、児童労働があたりまえの国もたくさんある。

大きな問題が表面上解決したように見えても、
まだまだ終わらない問題がたくさんある。

その西アフリカの村で、お祭りが行われ、
文化遺産となっている踊りが始まった。
魔物を追い払うような意味があるようだが、
みんなで太鼓のリズムに合わせて踊り、一緒にダンスをして魔物を追い払う意味があるようだった。

世の中では、意識や見方の違いで、
憎み合うことや、相手の持ち物を奪ってしまうことが絶えずおきている。

私は、目の前の小さな社会の仕組みの中でさえ、
見えていない部分もたくさんあるだろう。

たくさんの人に守られていて、自分が自分をおごっていることに気づかなくなっていた。
いや、気づいていても、それでも他人のせいにし、自分は悪くないと思いたかったんだ。

目上の人に、自分の意見を真剣に聞いてもらうには、
多少強く、また威圧的に言ってしまうことが多い。

また、1度説明しただけでは理解してもらえず、
コミュニケーションがきちんととれないスタッフと話す場合は、
強く押しとおしたり、売られたケンカを買うことも多い。

それができる間は、それでいいと思っていた。
むしろ、意見を貫きとおして何がいけない、
根拠のない自分勝手な意見に負ける気がしない、そう思っていた。

けれど、私のやり方は、
職場での小さな戦争を起こしていたのかもしれない。
弱者は、さまざまな環境を抱えて弱者になったのかもしれない。
私の理論も、裏付けがきちんとしていないことがあっても、
周囲も気を使っているだけかもしれないし、
いづれにしても、威圧的に事を進めていることで、
周りが何も言わないのは、何も言いたくないだけかもしれない。
私のように、みんな言いたい事を言えるわけじゃないんだろう。

私は、人の歴史や人の喜び・悲しみとともに生きてきた人間じゃないのかもしれない。
だから、人の気持ちに鈍感で、自分の意見ばかり貫きとおそうとし、
心も痛まないのかもしれない。

もっと、人の気持ちや、歴史を学び
人と理解しあいながら、議論のできる人になりたい。

西アフリカでは、そんな背景がありながらも、
人々が平和を願う気持ちと、その絆をみて、
自分自身の、これからきちんと社会のために生きていける可能性を、見つけたい、そう思いました。


 

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