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私たちは平成23年3月11日に起こった東日本大震災支援で被災された方の移動や介助の支援活動を行うことを目的に活動しています。




4月10日(火)活動報告 [2012年05月21日(Mon)]
本日の送迎 34件、67回、81人  活動人数 13人 稼動8台

予約がいっぱいで忙しい一日でした。
沖田さんと伊藤さんの1号車は、朝一番で5件(!)の乗合送迎でした。
道を知り尽くしたベテラン地元スタッフならでは。
ただ、街中に140か所もある仮設住宅はすべて、新しく覚え
なおさなくてはならず、誰もが苦労しています。
よく似た名前や、よく似た場所も沢山あるので大変です。

開成地区や渡波地区は、朝一番の希望が多く、乗合になることも
よくあります。
かといって、定期便を出すには無駄が多く、結局合わせることの
できない人も出てきます。
必要に応じて乗り合いをしたりお迎えのない日があったりする、
予約制のいわゆる『デマンド型』送迎でカバーしています。

今日の河北新報の一面記事は、ガソリン代の高騰がテーマでした。
被災地のさまざまな影響の一つとして、レラも取材を受けていました。
今日は、お店のレジの方や通りすがりの方、知人からの電話などで
スタッフはあちこちで声をかけられていたようです。
嬉しいニュースではありませんが、問題を共有できるのは良い事
なのでしょう。

今年は寒い日がいつまでも続きます。
車の中で利用者さんが、
「早く花、咲かねぇがなー。」
などと仰っているそうです。
早く咲くといいですね。



村島
4月9日(月)活動報告 [2012年05月21日(Mon)]
本日の送迎 32件、62回、80人 活動人数 13人 稼動8台

忙しい一日でしたが、メンバーが充実していて助かっています。
札幌からの個人ボラ植野さんの運転技術は、同乗している
スタッフたちからの評判がずいぶん良いです。
もともと車が好きなのだそうです。
同じく札幌からの小島さんも、明るく元気な女性で、
レラの雰囲気が明るくなります。
協働福祉会の中西さんは、毎日おいしい食事を作ってくれます。

部分的に渋滞のどうしようもなくひどい道があり、
頭を悩ませています。
他に抜け道のない橋の手前などで、すいている時なら数分のところ
抜けるだけで20分ほどもかかることもあります。
大きな仮設団地ができたので、道路がそれに対応しきれていない
状況です。

人工透析に送迎しているご夫婦の、車いすのご主人の認知症が
かなり進んでしまっているようで、仮設で二人暮らしをしている
奥様の負担が大きく苦労されているようです。
夜も1時間おきに起きなくてはならず、眠れなくてつらい、と
車の中で話されています。
ショートステイに預けるようにもなったけれど、どこも一杯で
あまり多くの利用ができないそうです。

利用者さんを病院にお迎えに行ったとき、病院の待合室で
知らない方に「本当にありがとうございます。」と
感謝されたそうです。
ご家族が高齢で、送迎もいつもはできないという方などに、
時折声をかけられ、お礼を言われることがあります。
「もし自分が送迎できなくなった時に頼れる存在があって
助かります。」
とのことです。

震災以降、余震が怖くてよく眠れない、という話を聞きます。
時間が経っても、精神的な立ち直りには大きな差があります。



村島
4月8日(日)活動報告 [2012年05月21日(Mon)]
日曜日で送迎はお休みです。

札幌からの個人ボランティア、小島さんと植野さん、
協働福祉会の中西さんが、車輌や宿舎の清掃などを
して下さいました。

マットを洗い、掃除機かけもしてくれて、助かりました。
あちこちきれいになってすっきりしました〜。

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お昼には、皆で歩いてうどん屋さんに行き、おいしいうどんや
名物の「石巻焼きそば」を食べました。

忙しくあわただしい毎日の間の、体勢を整える大切な一日です。



村島
4月7日(土)活動報告 [2012年05月21日(Mon)]
本日の報告 14件、29回、32人  活動人数 10人 稼動4台

個人ボランティアがとても多く、土曜日とは思えない恵まれた
一日になりました。

はるばる大崎市の古川から、地元個人ボランティアの佐々木さんも、
仕事が休みの土曜日ということで来て下さいました
そう考え、行動して下さるというだけでも、とても嬉しいものです。

車いすの方をデイサービスセンターまで迎えに行き、雄勝のお寺の
お墓参りにお連れするという送迎がありました。
雄勝で被災された高齢の方で、ご主人は津波で亡くなられて
しまったのだそうです。
ご本人も、数日中には隣町の施設に引っ越すことになりました。
車いすから降りてのお墓参りはできなかったのですが、お墓の前の
行けるところまで行きました。
「ごめんね、置いて行ってごめんね」
と、お墓の前でご主人に涙ながらに謝っていらっしゃったそうです。
胸の詰まる話です。

そのほかにも、1周忌のお参り送迎が2件ありました。

飛び込みで送迎を手伝ってくれた鈴木さんは、利用者さんに
「私があと60歳若かったらねえ…」
と言われたのだそうです。
相変わらずの、おばあちゃんのアイドルです。

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拠点の横の紅梅がほころんできました。
去年の津波で潮をかぶったのですが、新しく伸びた新芽の部分に
見事に花がついています。
もうだめかと思った、枯れてしまった枝の先から、
新しく芽を伸ばし花を咲かせる姿は、感動的です。
とても良い香りがします。
被災された方々と重ね合わせて考えてしまいます。



村島
4月6日(金)活動報告 [2012年05月21日(Mon)]
本日の送迎 23件、47回、71人 活動人数 11人 稼動6台

更新がまた遅くなり申し訳ありませんでした。

今日も、初めて利用するという方がいらっしゃいました。
今まで知らなかったという方、今でも知らない方も、
まだたくさんいらっしゃいます。

女川町の仮設住宅から初めて依頼された方は、はじめは少し
怪しんでいたのだそうです。
「ボランティア」と名乗る詐欺や、様々なトラブルが、
仮設住宅では頻発しています。
この利用者さんは、車の中でドライバーから説明を受け、
レラの活動を理解したところで、
「あんたたちは神様だー!」
とドライバーに手を合わせて拝んでしまったそうです。
どれだけ苦労されていたのかと考えてしまいます。
リウマチがひどく、なかなか良くならないところで、
広渕にある病院を紹介されたのだそうです。
女川からだと遠いので、通院に困っていたとのことでした。

地元スタッフの鈴木さんは、送迎する利用者さんと知り合い
だった、ということがとても多いです。
もともと顔が広いというのもあるのでしょうし、
被災の特にひどい雄勝の住民なので、仮設住宅に住んでいる
利用者さんの中に雄勝の方が多いというのもあります。
親戚だったり、同級生だったり。
安心していろいろと話をされる方々もいます。

ガソリン代の値上がりは相変わらずですが、
め組JAPANさんからの紹介で、被災者支援をしているミライニホン
という団体さんから、私たちもガソリン代を値引きして
給油させてもらえるチケットをいただきました!
とても助かります。
スタンドに行くと、
「ああ、レラさんですか!」
ととても親切にして下さるのだそうです。
嬉しくありがたい話です。



村島
4月5日 活動報告 [2012年05月07日(Mon)]
本日の送迎 25件、46回、57人  活動人数 8人 稼動6台

スタッフが足りないため、ヘルプ要請で「梅ちゃん」こと梅本さんが
お手伝いに来てくれました。
由居・村島以外の全員が地元メンバーの日でした。

地元メンバーがドライバーとして送迎すると、利用者さんは
同じ立場としてさまざまなお話をされます。
近頃は「うつ状態」を訴える方が多くいらっしゃいます。
お子さんを亡くされて。仮設住宅の生活になじめなくて。
車の中で涙を流されてしまうことも多いです。
震災から1年がたった今、必要になってくる支援というものもあると
感じます。

雄勝の方のストレッチャー送迎がありました。
昔ながらのお宅にストレッチャーで入って移乗するのは技術が
要ります。
由居さんと鈴木さんが行きました。
ホップのドライバーの皆さんが持っている専門技術を、地元の
若手メンバーなどに伝えて、少しずつスキルアップしていきたいです。
今回、由居さんは初日から
「なるべく地元の人と組ませて欲しい。どんどん教えていきたいから。」
と希望してくれました。
人員不足などでなかなかそうもいかない日も多かったですが、
勉強の機会を持てて良かったです。

石川さんも武本さんも帰られて、今日は由居さんが一人で札幌に
向けて出発しました。
今回もお世話になりました。
ホップからは交代で猿倉さんが来てくれました。
今回は大所帯です。
12月で支援を一度終了としていた札幌共働福祉会から、新たな支援
スタッフとして、中西さんが来てくれました。
去年何度も何度も来てくれていた中西さんの、なんと息子さんです。
お父さんとよく似ています。
大きなランドクルーザーを乗りこなして登場したのは、個人
ボランティアの植野さんです。
昔、事故のために両足を義足にされたのだそうですが、持ち前の
運動神経なのか、運転も生活も全く問題なく、むしろとても
器用な方です。
先日来てくれていた女性ボランティア・小島さんも、たまたま
同じ船になり、猿倉隊と一緒に来てくれました。
お早いお帰り(笑)で、一同喜んでいます。

メンバーが総入れ替え(村島以外)で、宿舎はまた大きくカラーが
変わり、新しい雰囲気での生活が始まります。



村島
4月4日 活動報告 [2012年05月07日(Mon)]
本日の送迎 31件、62回、83人  活動人数 8人 稼動6台

荒れ模様だった昨日に引き続き、今日はものすごい風の吹き荒れる
一日でした。
もともと石巻は風が強いのですが、今日の強風は格別で、
一日中大変な送迎となりました。

「橋の上で、ワイパーが風であおられて持ち上がった。」
などと報告が上がる中、注意しながら走行しました。
それでも避けられない事もあるもので、市街地をゆっくり走行中、
横から桶のようなものが転がってきてデミオの車体の下にはまって
しまい、車を停めて腹ばいになって取り除いたり、
女川に向けて走行中、前を走っている車の上に崖から石が落ちて
きたりと、大変なことがありました。
挙句の果てには仮設住宅の敷地で釘を踏んでパンク。
(これは風とは関係ありませんが…。)

送迎や人の被害が全くなかったのは幸いでした。

避難所の時以来、とても久しぶりという方の送迎がありました。
雄勝の施設に入所されているお母様の面会の送迎でした。
お母様は103歳だそうです!
かなり距離のある送迎で、なかなかいくことのできない場所なので
ついでに被災したご自宅に寄って少し用足ししたりと、時間は
かかってしまいましたが、利用者さんは気になっていたことが
できて喜んでいらっしゃったようです。

いつもいつも、利用者さんに何度もお礼を言われます。
協力費(ガソリン代)をお願いするようになっても変わりません。
これからも丁寧に真面目に、送迎を積み重ねていきたいと思います。



村島
4月3日 活動報告 [2012年05月07日(Mon)]
本日の送迎 19件、36回、46人  活動人数 9人 稼動6台

雨と風で荒れ模様の一日でした。
そのためか、平日にしてはぽっかりと送迎の少ない一日になりました。

震災後すぐから石巻の河北地区を中心に医療支援を行っていた
医療ボランティアチーム「JIM-NET」からの依頼で送迎している
視覚障害の方の院内付き添いがありました。
JIM-NETさんは3月いっぱいで石巻の支援を終了したので、
利用者さんは団体を経由せず、自分で送迎の依頼の電話を
してくるようになりました。
この利用者さんは、ぼんやりとした形はどうにかわかるくらいの
視力なのですが、自宅や病院など、慣れた場所はスタスタと
一人で歩けてしまいます。
さまざまな療法を試しているそうで、今は東洋医学を中心に
受けていらっしゃいます。

今日から新しい人工透析の方の送迎をお受けしました。
ほんの数ヶ月前まではご自分で車を運転して人工透析に
通われていたそうなのですが、合併症などがひどく、今は
全身が麻痺してしまっています。
ご自宅もまだ全くそういった体の状態に対応し切れておらず、
家から車までの間に大きな段差がいくつもあり、車椅子だと
動かせないような、車輪が埋まってしまう細かい砂利が
敷いてあります。
気をつけて送迎しなくてはなりません。
ご主人が送迎していたのですが、仕事が始まってしまい、
平日週3回の送迎がとても無理になってしまいました。
困っていたところ、病院のソーシャルワーカーさんがレラを
紹介したのだそうです。

個人ボランティア石川さんと武本さん、石巻の地理に
少しずつ慣れてきたようです。

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河北新報の記者の方が取材に来られました。
ガソリン代の高騰が被災地のボランティア活動にも影響を
及ぼしているという視点での取材でした。
レラの協力費はガソリン代の高騰が原因で始まったのではなく
今年の初めから決まっていたことですが、金額を計算する際に
上昇の続くガソリン代の影響はあった、という旨を説明しました。
毎日毎日ため息混じりに「また3円も上がった」などと話をする
日々が、早く落ち着くと良いのですが。

村島
4月2日 活動報告 [2012年05月07日(Mon)]
本日の送迎 33件、63回、82人  活動人数 11人 稼動6台

4月の送迎活動が始まりました。

なんといってもレラの一番大きな変化は、「協力費(ガソリン代)」
のお願いが始まるということです。

よく行く仮設住宅から、市内各地の主要な目的地までのルートは、
GoogleMapを使用して、最短距離のキロ数を出して表を作ってあります。
カーナビだと遠回りのルートになったり、渋滞回避だったり、
ドライバーによって違う道を通ることになりますが、
基本的に、どのルートでも基準表にのっとった最短ルート金額に
統一します。
「ドライバーや車によって違う」などとならないよう考えました。
数か所の乗り合いで遠回りになることもありますが、その場合でも、
基本的に基準表どおりです。
プラスの部分とマイナスの部分を組み合わせて、全体で
「もらい過ぎ」となることのないように調整していきます。

初日ということで、何かトラブルや不測の事態が発生するかもと
心配していましたが、走り終わってみると、混乱は何もなく
送ることができました。

一か月前から、案内状に加えてドライバーと電話受付での
説明と周知をしていたお陰か、皆さん非常に好意的だったそうです。
事前に金額をお伝えしていたため、百円玉を握りしめて待っていた
方々もいらっしゃったそうです。
「お釣りの分は募金にして下さい。」
と言って下さる方も多くいらっしゃいました。
とりあえずは一安心です。

今日は、牡鹿半島からの送迎が2件ありました。
前網浜と荻浜、同じ牡鹿ですが方向が全く違う2か所です。
石巻の市街地までスクールバスが通っているのですが、
片道2時間以上の山道をトイレなしで行くことが、体調上
無理なのだそうです。
震災で人口が減り、バスの維持がいっそう困難となり、行政と
してもフォローが難しくなっているのが、こういった市街地から
遠く離れた地域の移動困難な方々の対策です。
バスが難しく、送迎できる家族が遠くに住んでいる場合、
最終の手段はタクシーになりますが、牡鹿の遠い地区からだと
片道で1万円ほどもかかることもあるそうです。

レラも、車両の台数が限られているため、難しい部分も
ありますが、できる限り対応していきます。

村島
4月1日 活動報告 [2012年04月17日(Tue)]
本日の送迎、セキセイインコ3羽(エイプリルフール)
日曜日なので送迎はお休みです(笑)

4月になりました。
レラでは、先月初めから利用者さんに通知していた通り、
明日の送迎から利用者さんにガソリン代実費程度のご負担を
お願いすることになります。

これは、国土交通省が「無償の範囲内」として認めている、
“地域の助け合い等による送迎で、実際にかかるガソリン代や
道路使用料等”というものです。
車両維持費等は含みません。
計算には、レラの走行距離や回数のデータと、レラの車輌の
燃費、ガソリン代、お迎えに向かうときの空車分などの
諸々のデータを使用し、さらに、利用者さんが払いやすく
わかりやすく、混乱しにくい形を考え、計算をしました。
ガソリン代の高騰が続き、途中で再計算が必要になったりと
少々苦労しました。

2キロにつき、100円のガソリン代をお願いすることにしました。
計算上はほぼ実際の燃料費と同額になる見込みですが、もしも
大きく差が出るようでしたら、その都度再計算をしようと
思っています。
例えば、開成の仮設団地から日赤病院までだと、200円。
広渕方面からだと500円前後。などとなっています。

詳細は、一か月間かけて毎日、すべての利用者さんにドライバーが
案内状と一緒に口頭で説明してきました。

利用者さんの反応は、ほぼ100%の方が、こちらが驚くほどに
好意的に同意して下さいました。
「全て無料でされるよりも、気が楽になります。」
「もっと早くからそうすれって言ってたんだぁ。」
「そんくれぇじゃ足りねべっちゃ〜。」
等と言って下さっています。
一年間の石巻での地道な送迎活動で、こんなに全面的な信頼を
いただけるようになっていたということに、スタッフ一同
暖かい気持ちになっています。
大切にして行かなくてはなりません。

今日は、そのための準備等を行っていました。
ドライバーに渡す、主要な地区から主要な地区への最短ルートの
計算表を印刷し、由居さんがまとめて綴じたり、各ドライバーの
ためのお釣りボックスを作ってくれました。

様々なことが新しく始まる、4月が始まります。


調査票の声より。

『家が高いところにあるため油断して、水に首までつかり
 やっと助かりました。身体の悪いおじいさんがいたので
 簡単に逃げる事できなかった。家は全壊です。
 リウマチという病気を持っているため、外に出かけるのが
 おっくうになり、あまり出かけない。
 いつもシルバーカーを押して歩いている。
 たまに買い物にも行きたいかと思っていますが、なかなか
 行かれない。
 いつもボランティア(レラ)さんには助けられています。
 感謝しています。』
 (仮設住宅、70代、女性)

『今迄、娘の休みとタクシー使っていた。娘の休みがなくなり、
 レラさんにお願いすることにしました。
 利用者の皆さんに一回1,000円位お願いします。』
 (仮設住宅、70代、女性)



村島