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中嶋れん(日本共産党 宮城県委員会政策委員長)のブログ
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障害者の差別解消と情報保障をめざす宮城県条例の制定に向けて、当事者の意見を聞くタウンミーティングが行われています。県が、当事者への配慮を心がけ、活発な論議が期待できそうです。[2019年02月09日(Sat)]
 2月8日、宮城県の大河原合同庁舎内で開催されたタウンミーティングを傍聴しました。仙南地域の各地から60人以上が参加していました。
 宮城県では、障害者差別禁止条例をめざす動きがありましたが、浅野史郎・前知事の時代には実りませんでした。村井嘉浩知事は、障害者差別解消法が成立した後も、条例制定には消極的でしたが、昨年11月の定例会で従来の姿勢を変更することを表明。12月27日の障害者施策推進協議会に障害者の差別解消と情報保障に関する条例(仮称)の骨子案が示されました。
 2月5日の石巻を皮切りに、県内7ヶ所で意見を聴取するタウンミーティングが開催されているので、できれば全会場に足を運びたいところなのですが、2月13日から開会する第357回宮城県議会の準備に追われていて、やっと8日に思いがかないました。
 嬉しい思いだったのは、宮城県の障害福祉課が、率先して障害のある人々に対する情報提供をめざして、タウンミーテイングをその試みを実践する場としていたことです。配布された資料は、大きな文字で印刷されていて、白黒を反転させた資料、点字の資料が用意されていました(写真)。手話通訳者を手配していました。要約筆記者も依頼していました(先方の都合で、来ていただけなかったのは残念です)。開会前に、マイクの音量を確認し、障害福祉課の職員は発言するたびに、「障害福祉課の〇〇です」と、繰り返し自分の名前を名乗ってから発言するというやり方を繰り返しました。大河原保健福祉事務所の半沢所長も、あいさつと発言で、職員同士の会議よりもゆっくりと話すことを心がけていました。「当事者の人たちと共同作業で条例を練り上げていく」という姿勢を感じさせるものでした。
 当事者、支援者の計11人が発言しました。聴覚障害のある人の発言が多かったのですが、この場でなければ聞けなかったのではないかと思われる発言がいくつもありました。
 条例制定に向かって、当事者と支援者の間で全県的な議論がおこることを希望していたのですが、期待できそうです。仙台市・福祉プラザで行われるタウンミーテイングには、日本共産党宮城県会議員団から複数で傍聴に参加したいと考えています。

 大河原のタウンミーテイング会場で、旧知の人たちとお会いしました。日常的な連絡があるわけではないので、本当に久しぶりでした。3年前に宮城県議会に送っていただいた後、私が障害のある人、その保護者、支援者の願いをどのように取り上げてきたか、少しだけお話しし、喜んでいただくことができました。
 次の一般質問で、障がいのある人たちの願いを再び取り上げるつもりです。

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