CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
中嶋れん(日本共産党 宮城県議会議員)のブログ
宮城県議会 環境生活農林水産委員。
      障がい児・者福祉調査特別委員会 副委員長。
      「脱原発をめざす宮城県議の会」副会長。
自閉症児の親の会会長。
青森県むつ市大畑町生まれ。青森高校卒(音楽部、将棋同好会に参加)。
東北大学理学部物理学科卒(東北大学男声合唱団に参加)。

「戦争する国」No! 女川原発の再稼働中止 「人間の復興」を追求。
ライフワークは「障害のある人が生きやすい社会をめざす」。
日本国憲法の全面実施をめざす日本共産党に共感、入党して44年に。
«  +経済・観光 | Main |  +オリンピック »
プロフィール

中嶋廉のブログさんの画像
中嶋廉のブログ
プロフィール
ブログ
カテゴリアーカイブ
リンク集
最新コメント
QRコード
宮城県政にも「忖度政治」−書類がそろっていなくても約4億円を交付決定 村井知事の肝いり 水素ステーションへの補助に包括外部監査人が「明確な規則違反」と批判。[2018年04月10日(Tue)]
 宮城県の包括外部監査人である小池伸城氏が3月30日に村井嘉浩・宮城県知事に「平成29年度 包括外部監査の結果報告書」を提出しました。今回は「補助金等の事務の執行」が適正かどうかに着目した監査でした。

 報告書をめくっていて、水素ステーションへの補助金交付を厳しく批判している箇所が目に留まりました。
 「交付申請に添付すべきとされる書類が揃っていないにもかかわらず申請書を収受し、必要書類が揃う前に交付決定を行っていた」という指摘です。
 この事業は、仙台市宮城野区幸町に岩谷産業が設置した商用ステーションに3億7968万円余を補助したもの。補助金交付申請の提出は平成28年8月1日でした。交付決定通知書は、同年8月19日に発行されていました。
 ところが交付申請書に添付されていなければならなかった事業者の法人登記簿謄本は同年9月13日に発行されたもの。同じく交付申請書に添付されていなければならなかった、県税に滞納がないことの証明書は同年9月27日に発行されたもの。宮城県の補助金等交付規則は第4条で「申請に係る書類の審査及び必要に応じて行う現地調査等により、その内容を審査」したうえで、補助金等の交付を決定するものと定めているので、包括外部監査人は「明確な規則違反となっている」としたのです。
 この補助は、「水素社会の先駆けの地」にするという村井知事の肝いりの政策により行われたものです。被災者生活再建支援金は、明日4月10日までで申請が打ち切られます。期限が過ぎたら、被災者の申請は一顧だにされなくなります。なんという対比か。

 包括外部監査人は、国の補助対象よりも、県の補助対象が広かったため1億5291万6千円が多く交付されたことに着目。「財源の大半は、法人に対して宮城県が独自に追加負担を強いている『みやぎ発展税』(法人事業税の超過課税)である。他の都道府県よりも多くの負担を強いて集めた税金を他の都道府県よりも緩いルールで交付していることについて、納税者の理解を得ることは困難であると思われ」るとしています。

 また包括外部監査人は、「水素STが1ケ所のみという事実はFCV普及の致命的制約」、「FCV台数が2000台以上にならなければ営業利益をプラスにすることはできない」のに「県は今回整備した水素STがどの程度利用されるかの試算を行っておらず、FCVの普及台数の目標も設定していない」「本県が単独で1ヶ所のみ水素STを設置するために4億円近い補助金を交付したことに疑念を抱かざるを得ない」としています。
 
 私は、水素利用の調査研究はその必要性を認めて予算に賛成してきましたが、FCV導入と商用水素ステーションへの補助金には、時期尚早であり見通しもないので反対してきました。
 包括外部監査人の指摘は、納得できる点がいくつもあります。


180409_a_blog.jpg





















170923_blog.JPG















180409_blog.jpg
FCV(燃料電池自動車)への異常な肩入れを追及した質問が反響を呼んでいます[2017年09月27日(Wed)]
 トヨタが進めているFCV(燃料電池自動車)に異常な肩入れをしている村井県政を批判した私の質問が9月27日付の「河北新報」で報道され、記事を見た人から「あの3億8000万円はムダづかいだと思う」と、電話がありました。
 「水素ステーションに車が停車しているのを見たことがない」と26日の委員会で発言したら、笑い声が起りました。県職員の中にも、「見たことがない」という実感があるからです。
 担当の室長は、「水素の充填は3分で済む」からだと説明しましたが、宮城県にFCVは22台しかないからで、しかもその半分は県が税金を投入しているもので占められています(購入した公用車が5台、補助金を出して走らせているレンタカーが4台、同じく補助金で走らせているタクシーが2台)。
 燃料電池自動車は700万円余。購入者には国が202万円を補助し、宮城県がさらに101万円を補助していますが、申請はこれまで6件。したがって、営業日(日曜日を除く)に水素ステーションを訪れるのは、タクシーとレンタカーを含めても一日に数台。なるほど、近所の人も「車が停まっているところを見たことがない」はずです。
 宮城県を「水素社会の先駆けの地にする」ことは村井知事の「創造的復興」の柱ですが、FCVの普及が進むのかどうかは村井知事も「見通せない」と言わざるをえなくなっています。
 債務超過で他産地カキ流用事件を引き起こした水産特区といい、「創造的復興」は総崩れに向かっていると思います。
170927_kahoku_blog.jpg









170923_blog.JPG
FCV(燃料電池自動車)の試乗会に参加しましたー燃費・利便性、まだまだ視界不良[2016年04月20日(Wed)]
 宮城県議会議員を対象にしたFCV(燃料電池自動車)の試乗会があり、保健環境センターの会場に出かけました。トヨタとホンダの2種3台のFCVを宮城県が購入し、スマート水素ステーションが敷地内に設置されています。
 (4月21日の環境生活農林水産委員会の質疑を踏まえて,一部を書き直しました)

 試乗したのはHONDAのクラリティ フューエル セル。水素燃料を満タンにした場合は500km〜750kmを走向できるとされています。通常の走行では、水素1kgあたり100km前後を走行できるようです。
 スマート水素ステーションは、水を電気分解して燃料用水素を製造します。1kgの製造に60kwhの電力を要します。 スマート水素ステーションは、水素を供給する際の圧力が35MPaなので、70MPaで設計されているFCVの燃料タンクには半分しか充填できません。そうすると1回の燃料充填で走行できる距離が250km前後にしかならないので、仙台市内を走るのにはいいかもしれませんが、県外まで足を伸ばすのには不安です。70MPaで水素を充填できる商用水素ステーションの普及が、FCVの普及には不可欠です。
 商用ステーションは岩谷産業により来年3月までに設置される計画ですが、同社は水素燃料を1kgあたり約1100円で販売しています。1km走行するのに要する燃費は単純計算で11円前後になります。ガソリン車が1リットルあたり10km走行するとして1km走行するのに要する燃費が11円程度ですから同程度です。燃費のよいハイブリッド車やプラグインハイブリッド車にはFCVはまだ燃費で劣る状態です。
 水素ステーションの建設費、維持管理費、資格を有する人を配置する人件費を考慮すれば、1kgあたり1100円では採算割れしている可能性があります。商用ステーションの建設コストはガソリンスタンドの数倍ですから、普及するかどうかは不透明です。
 岩谷産業は、苛性ソーダを製造するプラントで副産物として得られる水素(改質水素)から水素燃料を製造していますが、その過程では二酸化炭素が発生します。1km走向にあたり排出される二酸化炭素はハイブリッド車と同程度という説明です。水素自動車は、温暖化対策の切り札だなどとは、まだとても言えない状況です。

 クラリティ フューエル セルの車体は、販売価格では採算がとれないほどグレードが高いものです。加速はトルク換算で2500CCクラスのガソリン車に匹敵します。車体が大きいので安定していて、乗り心地は良好でした。運転操作に対する反応が早いので、運転性能も良好です。
 しかしこれは、いずれも燃料が水素かどうかにかかわらない、別の問題です。

160420_a.jpg

検索
検索語句
最新記事
<< 2019年08月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
タグクラウド
月別アーカイブ
http://blog.canpan.info/renn/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/renn/index2_0.xml