CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
中嶋れん(日本共産党 宮城県議会議員)のブログ
宮城県議会 環境生活農林水産委員。
      障がい児・者福祉調査特別委員会 副委員長。
      「脱原発をめざす宮城県議の会」副会長。
自閉症児の親の会会長。
青森県むつ市大畑町生まれ。青森高校卒(音楽部、将棋同好会に参加)。
東北大学理学部物理学科卒(東北大学男声合唱団に参加)。

「戦争する国」No! 女川原発の再稼働中止 「人間の復興」を追求。
ライフワークは「障害のある人が生きやすい社会をめざす」。
日本国憲法の全面実施をめざす日本共産党に共感、入党して44年に。
« 女川原発再稼働中止をめざす第2ラウンドの署名運動ー街頭署名が本格スタート | Main | 在宅被災者に光を当てて、復旧・復興のあり方に豊富な問題提起−みやぎ県民センターが「東日本大震災 8年のつどい」 »
プロフィール

中嶋廉のブログさんの画像
中嶋廉のブログ
プロフィール
ブログ
カテゴリアーカイブ
リンク集
最新コメント
QRコード
放射能を「閉じ込める」から「放出する」に変わったこと、確率論的安全論の危うさー第17回女川原発安全性検討会を傍聴[2019年06月07日(Fri)]
 6月7日、仙台市青葉区一番町のベルニア会館で開催された「第17回 女川原子力発電所2号機の安全性に関する検討会」を傍聴しました。 この日に報告されたのは、事故対応の基盤である制御室の整備についてと炉心損傷防止対策でした。

 重大事故対応では、福島第一事故以前は例外的措置だった(格納容器に放射能を閉じ込めることが原則だったので)ベント(放射能のある気体を放出する操作)を多用することが説明されました。
 周辺住民の被ばく機会を増やすことになりますが、フィルターを通すこと等により放射能は一万分の一に低減できると説明されました。
 東北電力は原子力規制委員会の適合性審査での説明で、元からあるフィルターのないベント管(耐圧強化ベント管)を温存しておいて、放射能を含む期待を外部に直接放出することがあると表明していますが、その場合の放射能値についての言及、委員からの質問はありませんでした。

 炉心損傷防止対策について、東北電力はPRA(確率論的安全評価)にもとづいてプラント全体の炉心損傷頻度を10万年で8.9回とする評価を示しました。
 原子力規制委員会の適合性審査では、PRAは事故のさまざまな事象(事故シーケンス)を選ぶ出すために行われています。では、対策により安全性がどの程度向上するのか。東北電力は、再稼働維した後の「安全性向上評価」で示すことになると説明しました。公表されるのは再稼働の一年後くらいになります。これは、本末転倒です。
 対策は、それが安全性の向上に役に立つのか、役に立たないのか、役立つとすればどの程度なのか、事前に評価してから取り組むものです。事後に行う評価は、それを確認するだけのことです。説明しているようでも、逃げているだけのことです。
 案の定、検討会の委員からも、PRAは「方法論として確立していない」(関根勤委員)ことに念を押す発言がありました。「新たにとられた対策は(代替循環冷却のことが念頭にあると思われますが)、実際に稼働した例がない」ことを指摘する意見(岩崎智彦委員)などがありました。

 香川県多度津にあった振動台を解体してしまい、もともと乏しかった実験による検証の道を過去の原発行政が閉ざしてしまいました。
 安全性の検証は解析コードだのみ、それもアメリカで開発された解析コード(この場合はMAAP)に依存しています。
 確率論的安全評価は、実際とは乖離しています。
 原発の歴史を想いおこしながら傍聴をつづけました。

 設置申請時と適合性審査とで最高使用圧力などが異なる数値になっているため、数値の異同について整理して資料を示すことを求める要望(岩崎智彦委員)が委員から出されました。
 また、被災原発である女川原発の健全性をどのように審査したのか、原子力規制委員会に照会してほしいという要望もありました。

190607_a_blog.jpg


















190607_b_blog.jpg
この記事のURL
http://blog.canpan.info/renn/archive/726
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント
検索
検索語句
最新記事
<< 2019年08月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
タグクラウド
月別アーカイブ
http://blog.canpan.info/renn/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/renn/index2_0.xml