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中嶋れん(日本共産党 宮城県委員会政策委員長)のブログ
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国際リニアコライダー(ILC)の誘致実現を求める決議ー採決に加わりませんでした。[2018年10月18日(Thu)]
「国際リニアコライダー(ILC)の誘致実現を求める決議」について
        2018年10月18日
       日本共産党宮城県会議員団

 第365回宮城県議会定例会に「国際リニアコライダー(ILC)の誘致実現を求める決議」が提案されました。
 日本共産党は、基礎研究は重視すべきであると考えており、ILC等による素粒子研究の学術的意義についても認めています。
 政務調査会長会議に決議案が持ち出された際に、日本共産党は「今の時期に、決議は提案すべきでない」と主張しました。その理由は、「学者の国会」と言われる日本学術会議が、文部科学省の依頼を受けて「国際リニアコライダー計画の見直し案に関する検討委員会」を設置し、8月から始まった同委員会の検討が大詰めを迎えていることにあります。
 同委員会が検討している論点は、素粒子研究の戦略、ILCによる研究がそもそも成立するか、計画どおりに線形加速器を建設できるだけの技術と人材があるのか、プロジェクトの全体をマネージメントできる人材がいるのか、外国の人材・財政の支援なしには成り立たないがその見通しがあるのかなど、極めて専門性が高いものばかりです。ILCの建設と運用は巨額の資金を必要とし、周辺地域に及ぼす影響も非常に大きくかつ長期間にわたるので、誘致の可否は慎重に判断されなければなりません。
 日本学術会議の検討中はそれを見守り、検討結果を待つべきです。
 よって日本共産党は、ILC等による素粒子研究の意義を認めていますが、今は決議を挙げる時期としてはふさわしくないと判断し、採決には加わりませんでした。

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