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中嶋れん(日本共産党 宮城県委員会政策委員長)のブログ
« 上告の専決処分の承認に25人が反対 宮城県議会本会議ー大川小学校国家賠償等請求事件 | Main | 大川小学校裁判 上告理由の骨子が判明 宮城県議会・文教警察委員会で、いずれも問題があると追及しました。 »
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大川小学校裁判 石巻市内の小中学校・幼稚園の3・11における避難状況を調査 原告の努力には率直に目を向けてもいいのではないかと宮城県に問いかけました[2018年07月04日(Wed)]
 7月2日の宮城県議会文教警察委員会で大川小学校国家賠償等請求事件を取り上げました。何回かにわたって質疑の概要を紹介します。
 私はこの裁判を学校防災のあり方を問う重要な裁判と受けとめていますが、最大被災地の石巻市には様々な受け止め方があり、どういう立場であれ政治に関わるものは被災地の融和を考えながら対応すべきではないかという思いを抱いています。
 質疑の冒頭で、原告の努力について、概要、以下のように問いかけました

●【判決の「別紙6」について】

Q,専決処分の適否を判断するため、判決の受け止め方と上告の理由について伺う。
 判決には本文の他に別紙資料が付随している。このうち「別紙6」という資料について、どんな内容が記されているか、そして成立した経過を承知していれば、説明してほしい。

<答弁>教職員課長
「別紙6」は、原告が、大川小学校とそれ以外の石巻市の違いを明らかにするために提出したものだと認識している。相当な時間と労量をかけたものだと理解している。具体の作成過程までは承知していない。

Q、私は、判決の「別紙6」が、原告の人々による血のにじむような調査によってつくられことを知り、ある種の感動を覚えた。
 内容は、石巻市内の小中学校および幼稚園の3・11の日の避難状況がどうであったかを示した一覧表だ。行政の調査資料の他に、独自に調査した情報を加えて、しかも第三者が利用しやすいように一覧表に整理した、たいへんな労作だ。
 この裁判は、学校防災のあり方を問いかけたものだ。裁判で争ってはいるが、原告は住民で、主権者だ。被告は、常に住民の命と安全を守る責務を有している自治体だ。争いが民間人同士という一般の民事訴訟とは異なる側面をもっている。
 被災地で起こっていた、3・11の日の事実を掘り起こしたり、今後の学校防災に役立てることを願って行われている調査については、その努力を多としていいのではないかと思うが、県の受け止め方をおたずねする。

<答弁>教職員課長
 繰り返しになるが、原告側が相当の労力と時間をかけたものだとは理解しているが、詳細については承知していない。

Q、努力については正しく目を向けてほしいと願っている。

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