時折の強い日差し
やムシムシ感はあるものの、空は高く刷毛で描いたような雲
が見えるこの頃です。今週に入りすっかり季節は晩秋の趣きに… ススキの穂先もしっかり白くなってきました。
改修工事もいよいよ折り返し地点になってきました。画像でも管理棟の事務所部分の屋根や壁が取り払われました。
三角屋根のイメージが強かった「
共働の家」はすっかり変化しています。来訪の方たちがイメージする正面の玄関部分も鉄骨だけになっています。
「
西寮」側から見た支援科部分の屋根取り壊しの様子です。重機の先についた大きな爪をつかって「メリメリッ」、「ベリベリッ」と剥がされていきました。
取り除かれた「ガラ」はただちに片付けられて改修本来の工事の準備が進みます。
昨日の南面の様子ですが、本当にすっかり新しい「
共働の家」が表れています。劇的にイメージチェンジが進んでいます。外から受ける建物の印象は、これからの利用者の年齢層や状態像にあった落ち着いた感じの生活環境のイメージに仕上がってきました。
30年の風雪を経た建物がこれだけ立派な建物に変身していく様子はとても感慨深いものがあります。利用者さんの中にはここで30歳の齢を重ねた人たちも多くいますし、心身機能の低下などにより「
地域生活から戻る」際の安心した受け皿としての役目を果たすことになります。直接的に現場で働く従業者たちは、利用者や家族の願い、これまで「
れい明の里」を築いてきた関係者の思いを真摯に受け止めて謙虚に「
仏(ほとけ)作って魂(たましい)入れず…」にならぬよう、振り返りと反省をしつつこれからの必要な準備に努力をしていきたいものです。
posted by 古平福祉会れい明の里 at 10:05|
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