新しくなった“共働の家”は11月25日に竣工し月末に引き渡されました。
設計管理事務所の検査を受けた後、1日に家具、什器備品や物品の搬入、カーテン等の取り付けを終えて、2日には法人役員や評議員の皆さん、保護者会のれい明の里援護会役員の皆さん、そして古平町の関係者の方たちに向けた内部見学会を催しました。以前を知っている方たちにとって本当に見違えるようになった新居に感心しきりの様子でした。
<引っ越し当日の全員集合>
職員たちはカウントダウンが始まった"お引っ越し"にむけて余念のない準備を心掛けて奮闘していました。5日には利用者さん達の内部見学を実施し、すっかり見違えるようになった建物内に驚き、また自分の名前の付いた部屋を確認しては大喜び、5日6日の両日で待望の引越しを終え、各自で自室内を整理整頓、今はゆったり時間に変更された新しい生活スタイルに徐々に慣れてきました。朝寝坊も夕食後の入浴もできるようになりました。
<各ユニットのリビングで説明を…>
今回の改修では、東西南北の建物(寮)を「ユニット」として、より少ない人数での住まい方、本来の家庭の生活に近づけた環境や時間の流れに戻していこうと考えられています。
内部もふんだんにカラマツ材を使い、明るく柔らかで温もりある環境が生まれました。
<どこもがまるで「新築」です!!>
30年経った施設を法人側の無理難題に100%応えていただき、120%の建物にして下さった、鰍ウがら設計事務所のIさん、施工業者の兜汳テ組のHさん、Oさん、そして関係された多くの業者、職人の皆さん達に心の底から感謝いたします。本当に“有り難い出来事”でした。
本当に最高の30周年記念の事業になりました。
これからはいよいよ新生“共働の家”の現場で働く職員の一人一人が、利用者の皆さんに具体的な支援をする番となります。周りからの期待が大きい分プレッシャーも大きいですが、すぐに返ってくる利用者さんの反応の良さを励みに、色々と新しい取り組みを開始していきたいと思います。
引っ越し当夜の初めての食事は"まりんはうすふるびら"に依頼して「祝い膳」にしてもらい、それぞれが新しいユニットのリビングで満面の笑み でお喋りを楽しみながら食べていました。