9月2日【らっきょうの花 設立10周年記念フォーラム】には、スタッフも含め定員120名近くの方にご参加を頂きました。
誠にありがとうございました思えば10年前、某親の会が【全国LD親の会】を脱退すると言われたことがキッカケで、この会は生まれました。
全国の仲間と連携しながら、活動することの大切さを、私は某会での【全国担当】をさせて頂くことで気付いたからです。
全国組織の県支部とも言える【らっきょうの花】を運営していく…息子の子育てもあり、本当に大変でした。
しかし、この10年、多くの仲間や支援者の皆様、全国の諸先輩方に支えられ導かれて、本日を迎えることが出来ました。
10年続けられる事が出来て、本当に嬉しく、ありがたく感じております。
10歳といえば、発達の節目で言えば、第2ステージに入ります。
本会のスーパーバイザー(助言者)である原田豊先生(精神保健福祉センター所長・精神科医)の言葉ではありませんが、後10年、そしてまた10年と続けていけたらと思っています。
今回のフォーラムは、企画2年前の総会時、講師・日程の決定が1年前と時間を掛けて準備を進めてまいりました。
講師の先生方も、素晴らしい方にお出で頂き、本会の子ども達が豊かに生きていくために必要な提言をして頂きました。
三木裕和先生、特別支援学校の教諭を経て研究者の道を進み、現在その専門性を活かし、【二足のわらじ】で私達を支えてくださっています。
笹森理絵さん、初めてお会いしたのは、本会が出来た頃、鳥取県に講演に来られた事がキッカケでした。
兵庫県支部【たつのこ】に所属され、代表もされていたとのこと。
そのお話を聞いてから、必ずおいでいただきたいと願ってきた方でした。
國本真吾先生、本会が出来た頃から支えてくださいました。
本会が差別事件に巻き込まれた時には、抗議に行ってくださいました。
講師の鳥取大学教授の三木先生が
「話してて、リレーみたいに深まる会やった。おもろかった。これ、分かっててやったん
」と喜んでお尋ねになりました。
実際、時間が足らないくらいのボリューム、深まりのある会だったと自画自賛しております。
この10年、発達障がいに対する支援は、大きく前進してきました。
これからも各関連機関と連携を深めながら、『合理的配慮』を念頭においたエビデンスのある支援、生の声が伝わる支援を協働していきたいと思っています。
本当にありがとうございました。
これからもご支援、よろしくお願いいたします。