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ペルーアマゾン便り

南米ペルーのアマゾン地域でNPOアルコイリスが行っている国際協力事業を中心に報告するブログリポートです。対象地域はペルーの中央ジャングルにあるウカヤリ州で、主にアグロフォレストリーを中心とした、コミュニティトレードと伝統植物の活用促進を目的としています。
このブログではNPOアルコイリスの活動と自分が参加している日系社会、それからペルーの情報を記載しています。


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Yunza [2011年10月16日(Sun)]


数10年ぶりに「Yunza」を見ることが出来ました。簡単に説明しますと、地方ではお祝い日などで木の枝にプレゼントやお菓子を巻きつけて、切り倒す・・・言わばゲームの一種です。都会ではPinata(ピニャータ)のほうがよく見かけますが、高山やジャングルではYunzaのほうが盛んです。

使われる木は成長の早いもので、主に自分の土地や畑でYunza用に用意されたものだそうです。

今回はたまたま、参加した誕生日会で見ることが出来ました。ビデオでその様子を紹介します。Yunzaについて以前にも、個人ブログで紹介しましたので、興味のある方は覗いてみてください:http://blog.canpan.info/heiji/archive/161


キャッサバのでん粉 [2011年09月21日(Wed)]


アマゾン地域ではキャッサバ(Yuca芋)の栽培が盛んで、プロジェクト対象地域のマシセアでも多くの農家が作っています。ライン作業長の話によれば、彼の父親が農家をやっていた頃、3ヵ月、6ヵ月、1年で収穫できるキャッサバを栽培し、年中収穫ができ、食べ物には困らないようにしていたそうです。それぞれの品種が異なっており、大きさも、味も大きく違っていたそうです。現在、市場では早い3ヵ月もので小さいものしか手に入りません。1年ものは成人の太ももぐらいの太さになり、長さは1メーター以上あるそうです。

キャッサバのでん粉は片栗粉に似ており、様々なアマゾンの伝統料理に使われますが、最近作る人が減り、手に入りにくくなりました。あったとしても、純粋なものがほとんどなく、安物の粉末と混ぜて売られているそうです。ライン作業長は「1年もののキャッサバが減ってから、純粋なでん粉も市場で見なくなったね。栽培とでん粉作りには時間と手間暇がかかるからね〜。キャッサバだけではなく、ほかの農作物でも同じ、手間暇のかかるものは少しずつ消えて行っている。みんなは利益だけを追い求めてるから・・・それと一緒にアマゾンのよさが少しずつ失われてい気がする」と寂しそうに言っていました。

以前、リマで購入したもち粉で白玉を作ったことがあり、みんなに大好評でした。ライン作業長は「キャッサバのでん粉で似たようなデザートが作れるよ。子供の頃はよく食べていたよ」と言っていました。今回は「キャッサバとグリーンナッツオカラのJuanes」を作るためにキャッサバを買っていたので、ついでに「でん粉」も作ってくりました。


キャッサバをすりおろしている様子です。
今回は小さいキャッサバを7本ぐらい
おろしましたが、1年物であれば1本で
十分だそうです。



水を少し足し、
布で濾します。



沈殿させて
水を捨てると
写真のようになります。



天日乾燥させてから
片栗粉と似た粉末に
なります。



黒砂糖、シナモン、クローブなどで
作ったシロップでキャッサバの白玉を
作ってみました。


今回、ためしに「もち粉だけ」、「もち粉とキャッサバ粉を半々」と「キャッサバだけ」の白玉を作ってみました。キャッサバだけですと弾力性が強く、グミに近い感じでした。3つのレシピの中では半々のものが一番評判がよく、個人的にも美味しく感じました。ライン作業長は「来月キャッサバのでん粉からタピオカを作ってみようか」と言っていましたので、楽しみです。

食べるのは一瞬で終わりましたが、キャッサバのでん粉作りには3日近くかかりました。特に大変だったのはキャッサバをすりおろす工程でした・・・それに5Kg近くあったキャッサバからでん粉は300g前後しか得られませんでした。実際にやってみて、善し悪しは別として、何故アマゾンの人たちが作らなくなったり、混ぜ物・偽物を作ったりするかが分かった気がしました。

今の社会ではより低コストで、効率のいいものを探し求めているので、この様な伝統食材が少しずつなくなってきています。今すぐには難しいかもしれませんが、コミュニティートレードを通じて、「手間暇」と「質」を大切にしてくれるマーケットを見つけることが出来れば、多少なりにアマゾンの伝統を守る手助けができると感じました。






SURI味見タイム [2011年09月14日(Wed)]
SURIを収獲している様子:http://blog.canpan.info/pucallpa/archive/270




SURIが出来上がりました。
「美味しそう?」



娘は焼き上がる前から
「食べたい食べたい」と言っていましたので
なんのためらいもなくパクッといきました。
彼女だけ「もっと欲しい欲しい」と
繰り返していました。



ボランティアでアルコイリス活動の
ビデオ撮影・編集のために
プカルパに来ている従弟
ですが、彼はさすがにSURIを見て
美味しそうな顔をしていませんでした。



勇気を出して食べてみたら
「以外にいけるね、Suriを見てると
食べる気がしないけど、結構美味しい」と
コメントしていました。



みんな一匹ずつ味見しましたが、
たくさん余ったので、ライン作業長は
ごはんの上に乗せて、
「SURI丼」として食べました。


数年前に妻とイキトス市でSURIを初めて食べましたが、従弟と同じようなリアクションをしました。虫を食べる習慣がないため、大きいSURIを見るとどうしても「美味しい」という感覚がわきません。でも食べてみると意外にいけます。

アマゾンに来る機会があれば、ぜひ一度は試してみてください。





工場裏にSURI発見 [2011年09月14日(Wed)]


8月の強風と雨で工場裏のアグアヘの木が一本倒れているのをライン作業長が見つけ「これでSURIが食べられるよ」と嬉しそうに言っていました。1ヵ月ちょっと経っただけで、作業長の予想通り、倒れた木の中にたくさんSURIが成長していました。


長包丁でアグアヘの木を
切り、中からSURIを探し出している
様子です。
この日は非常に暑く、
ライン作業長は汗だくになりながら
収獲を進めていました。



今回10匹以上
収獲できました。



娘はSURIを見るのが
初めてで、興味心身に
「これ食べるの?」と聞きながら
触っていました。



「はい、あ〜んハート

と言うのはうそですウインクウインクウインク・・・

アマゾンでは生でも食べていますが、
娘は流石に動いている虫を
噛む勇気はありませんでした。



作業長はみんなのために
焼いてくれました。


続く・・・



パームの種の中に・・・ [2010年12月09日(Thu)]


前回のブログで紹介したパームの種の中に以外な生き物が潜んでいました。種を100個近く割りましたが、3個ぐらいにこの昆虫がいました。





ライン作業長は「スリより美味しいよラブ」と言いながら美味しそうにとれたてを食べてみせました困った困った。「スリはマーケットに行けば手に入るけど、この昆虫は売っていないからなかなか食べられないよ」と勧めてくれましたが、今回は流石に食べてみる勇気が出ませんでしたすいませんすいません。農民組織化担当も「動いている虫はダメ〜〜〜困った」と言いながらパスしました。


レストランLa Chonta [2010年07月06日(Tue)]


前回紹介した、「SURI」が売り切れで食べれなかったので、他のペルーの伝統料理を紹介します。今回注文したのは「アマゾン風チマキ(Juanes)」、「牛ハツの串焼き(Anticucho)」、「Humitas」などでした。




Humitas Dulces(甘い)
材料は、ペルー山岳地帯の白いトウモロコシ「チョクロ」で、
磨り潰して甘く味付けした後、実を覆っていた皮に包んで蒸します。
Humitas Saladas「塩味」というのもあり、つまみや
お米の代わりとして食べたりします。



前にも紹介しましたがファーネス(Juanes)です。
香料(クミン、パリージョ、にんにく、ナツメグ、塩、
コショウなど)がきいたご飯に、地鶏、卵などを一緒に
バナナの葉っぱで包んで、1時間ぐらいゆっくり
煮込んだ料理です。



ペルーの代表の一品
アンティクーチョ(牛ハツの串焼き)です。


今回行ったレストラン「La Chonta」ではアマゾンダンスの披露もしていました。前からアマゾンダンスをブログで紹介したかったので、ビデオ撮影し、短く編集しました。よかったら覗いてみてください。




アマゾンの伝統料理SURI [2010年07月05日(Mon)]


ペルーアマゾンでは「Suri(スリ、蝶の幼虫)」は 美味な食材として食べられています。Suriは「Aguaje(アグア へ)」と呼ばれる果物の木の中に育つ幼虫です。Aguajeの栽培地では、何本か木を切り倒して、幼虫が育ちやすくし、収穫期が終わった後 に、Suriのバーベキューを楽しむのが習慣だと聞きました。

今回のプカルパ出張で大橋理事と食べようと試みましたが、運よく?運悪く?売り切れていてありませんでした。次回は是非チャレンジしまよう〜。

2007年にイキトス市に行ったときチャレンジしてみましたので、そのときのブログ日記を紹介します。


2007年イキトスから〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大学の頃、ジャングル出身の友達から何度もSuriの話しを聞いていましたが、虫を食べるのは・・・「自分では絶対食べないだろう」と 思っていました。でもペルーアマゾンの取材で行った際、現地案内人のアルマンド氏が「是非食べさせたいものがあるから」と言って、バイクで15 分ぐらい離れた市場に連れてってくれました。「これを食べなきゃ〜、ジャングルを満喫したと言えないよ〜」といわれ、勝手にオーダーを取りました。


生きたSuriを見れば、見るほど食欲が落ちます・・・


アルマンド氏は「Suriの串焼きは美味しい〜、皮はカリッとしていて、中は トロッとしている。そしてちょっと甘みがある。この幼虫はAguajeの木だけを食べているから、非常に栄養分と味がいいよ〜」と一生懸命 説明してくれていましたが・・・なかなか美味しそうには見えませんでした。



アルマンド氏の熱心な説得もあって、串焼きSuriは何とか勇気だして、食べてみました〜!!!味は確かに悪くありませんが、昆虫のイメージが強く、美味しく食べることができませんでした。



「やっと終わったよ〜」と思っていたら、ガイドが立ち上がって、何やらお店のおばちゃんと交渉し始めたのです。そしたら、生きたSuriを持ってきて、お皿に乗せてくれました。「さ〜今度は生きたままの味を堪能しなきゃ〜」と言ってくれました。。。「うわ〜これは勘弁して〜、これだけはダメ〜」と言っても、笑顔で 「さ〜男として勇気を出して、パックッと〜」。。。
「うううう〜、動いているよ・・・」と思いながら、手に取ってみましたが、なかなか口に運ぶことが出来ませんでした。「これはダメだ〜」とあきらめかけ、ガイドに 「手本見せてよ〜」と頼んだら、美味しそうに半分パクッといきました。「うわ〜見ているだけで気持ち悪いよ〜」と思いながら、残ったSuriの半分 をお皿にもう一度乗せてくれました。Suriの頭がまだ動いていたので、そのままかじることができず、ナイフとフォークでちょっと切って、口の中に入れました。口の中に入ってしまえば、たいしたことないですが、それまでに勇気が必要です。味は焼いたときとは違って、ちょっと甘みがあって、美味しいです。

ビデオレポートもありますのでよかったら覗いてみてください: