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災害は、忘れたころにやってくる…。 [2013年03月11日(Mon)]
1つの建物で100人超えの犠牲者が出てしまった岩手県釜石市鵜住居町 防災センター。
(2012年2月 撮影)

PICT0043.jpg

PICT0057.jpg


鵜住居町の指定避難所は2ヵ所設けられていました。
しかし、指定避難所は境内等の為、高齢者にとっては、階段の上り下りが
とても辛いのが現状でした…。
指定避難所への避難訓練に参加するものの急な階段の上り下りがあり、体力的に厳しいという
高齢者からの声もあげられていました。
どんどん、避難訓練に参加する人数は減少してしまい、釜石市では、避難訓練の参加率をあげる為、階段の上り下りの少ない指定避難所ではない、防災センターで平成22年度に避難訓練を開催しました。(訓練時のみ)

この避難訓練が、地域住人に誤解を招いてしまったのです…。
震災時は、防潮堤を越え約16mの津波が押し寄せてきました。
防災センターの2階のホールには、大勢方が避難されました。
ホールに入りきれず、廊下や階段にも多く避難者で埋め尽くされていました…。

避難された住人は「避難訓練をおこなった、ここに避難すれば助かる」
きっと皆、そう信じて避難されたことと思います。

100人以上の犠牲者を出してしまった…。

釜石市防災センターの方々からのお言葉です。
経験したからこそ全国の皆様にお伝えしていかなければいけないことがある。

全国の皆様にお伝えしたいこと。
同じ失敗をして欲しくない…。
20年後30年後…。いつ何がおこるかわからない…。
常に危機意識をもっていただきたい。
指定避難所の確認、給水場所、必要最低限の備蓄…。
様々あります。


東日本大震災で多くの方々が津波の犠牲になられました、
犠牲になられた方々はどんな気持ちで避難をしたのか、どんなに恐怖だったのか…。

震災から2年目が経過しようとしていますが、岩手県内の行方不明者は1151人となっております。




Posted by パワーアップ支援室 at 12:27 | 東日本大震災,被災地,募金,物資 | この記事のURL | コメント(0)
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