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餓死を強いるもの[2019年10月01日(Tue)]

餓死させて「問題なし」とは!

◆長崎県にある大村入国管理センターで今年6月、収容中の40代ナイジェリア人男性が死亡した問題で、法務省の出入国在留管理庁は食事や治療を拒否したことによる「飢餓死」だったとする調査結果を公表、だが入管庁は「対応に問題はなかった」としている。
人道にもとる話で、全くありえない。
収容されていた男性が仮方放免を求めてハンガーストライキを続けていたことや、彼が起こした事件が「悪質」だったゆえに仮方免を認めなかった、などという弁解は全く説明になっていない。

★【朝日新聞 2019年10月1日】
入管施設での外国人死亡は餓死 入管庁「対応問題なし」
https://digital.asahi.com/articles/ASM9Z771QM9ZUTIL06Z.html?rm=751

*******


飢ゑ  大江満雄

飢ゑて死せるものをおもひ
こころ渇(かわ)ける
このひろびろとせる地上せまく
死者のさわがしき
空へ逃げるすべもなく
ひとりさまよふ
おのれの米をくらへず
水ものめず
死せるその顔みれば
わが顔とおなじ
ひとりひとりの顔をみつむれば
ことごとく我が顔
おどろきて空をみあぐれば
星もみえず。
 


中央公論社「日本の詩歌 27 現代詩集」(1970年)より

◆詩題の「飢ゑ」が比喩などでないことは、この詩に銃弾のごとく押し込められた言葉の力で分かる。大江満雄(1906-1991)は治安維持法によって二度の検挙を受け、獄中転向を強いられた人。
ナイジェリア人の餓死もまた国家によって強いられたものにほかならない。




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