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〈啞蟬のいかりを知るまでに/百年〉[2019年08月02日(Fri)]

DSCN1324.JPG
ガーベラだろうか、炎天の雑草に紛れることなく花を咲かせていた。

「百日草」だと教えていただいた。謹んで訂正。
**そういえば「日々草」とか「千日草」とかもあった。……と考え始めたら「万」とか「億」と冠した花があるのか気になり始める。
実に注目した「千両/万両」はあるが、「花の命は短くて…」に決まっており、眺める人間の命がそれより長いと言ってもたかだか万の単位でしかないと思い直した。欲張るもんじゃない。【8月4日追記】

*******


遠い日   金時鐘(キム・シジョン)

いつの日のことだったか。
私が蟬の命のみじかさにおどろいたのは。
ひと夏のつもりでいたのが 三日生命と知らされて
木の根っこの蟬のぬけがらを 葬って歩いたことがある。
遠い以前の その前の日のことだ。

それから どれぐらいの時日が経ったろう。
暑いさかりに 蟬が声を張り上げて鳴いている様を
私は 心して 聞くようになっていた。
限られたこの世に 声すらたてないものの居ることが
気がかりでならなかった

私は まだ やっと二六年を生きぬいたばかりだ。
その私が 啞蟬のいかりを知るまでに
百年もかかったような気がする。
これからさき 何年が経てば
私はこの気もちを みなに知らせることができるだろう。 


1955年刊行の詩集『地平線』所収の詩。
*『金時鐘コレクションT』(藤原書店、2018年)によった。

◆徴用工問題への意趣返しの経済制裁を「輸出管理だ」と言い張る日本政府、ケンカで「誰々チャンが悪い」と大人に向かって言い張る子どものようだ。
役者の1人は河野太郎外務大臣だが、キレてみせるだけでは外交たりえないばかりか、父・河野洋平の仕事(1993年8月4日、内閣官房長官として慰安婦問題への軍の関与を認めたいわゆる河野談話)に泥を塗る所業でもある。
百年以上も前の植民地政策に始まる日韓問題は同じスパンの歴史認識なくして半歩も先に進まない。なのにわずか26年前の河野談話すら捨てて顧みない無定見ぶりで角突き合わせているうちに、漁夫の利を得るどこぞの大国がほくそ笑むばかりだ。





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