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「…け……………ほっ……」[2019年02月01日(Fri)]

◆今日の夕刊のトップは〈インフル患者 過去最多〉というもの。
「推計222万人 全国で警報レベル」と見出しは続く。
全国約5千ヵ所の定点医療機関から報告された最新1週間の患者数が、1ヵ所あたり、57.09人だったとの厚労省が発表した由。これまた水増しして勤労統計不正追及から目をそらさせる狙いかも、と勘ぐりたくなる。
いずれにせよ、統計数値を鵜呑みにせず、必要な対策は自分で&不正はキチンと糺して追及の手は緩めないこと。
国民が一連の不祥事でその心構えを持つようになったことが厚労省の最大の「功労」ということだろう。

◆インフルエンザと言えば、昨日の新国立劇場、トイレで手を洗いながら、うがい薬とコップが用意されてあるのが目に入った。
今やのどを使う仕事ではないものの、せっかく用意されてあるのだから……と、試そうと思ったが、「水で十倍に薄めてお使いください」と貼り紙がある。
だが、蛇口から出たのは間違いなくお湯だった。水だけが出る蛇口はないかと見回した(お湯では効能が落ちるような気がするのである)のだが、他の蛇口を試して指先を凍えさすのはためらわれる。けっきょく、お湯で薄めてガラガラガラッとやった。
席に戻るとどの席も埋まって開幕を待つばかり。場内を見回しながら、役者さんは仕事がら用心怠りないだろうけれど、観客から伝染(うつ)されることだってあるだろうな、と心配になった。
「どうぶつ会議」は冒頭から動物に扮した俳優たちが客席の間を動きまわる。ウガイのススメは役者さんたちのためでもあるなあ、と感心した。
あと二日、役者さんもスタッフも、インフルに無縁で千穐楽を迎えられますよう。

◆昨日ロビーで求めた池谷のぶえ著「贋作 女優 池谷のぶえ」を読んだ。
めっぽう面白い。誕生から女優の現在までを読み手を眠くさせないよう秘術の限りを尽くして綴った自叙伝。

本名「伸枝」は「伸びる枝」だとずっと思っていたのが、ある日「伸ばす枝」だったということ、〈「勝手に伸びるわけないだろ。自分でどうにかしろ」という名前だったのだ。〉と発見したことが書いてある。
 *(その1 生誕〜幼稚園編)

自分に投げられてきたいろんな球を、「投げられた方向に手を伸ばしてキャッチしていくことが、これからの私に必要なことだと思うのだ」と書いてもいる。   *(その7 高校後編)

実人生も女優としての人生もその心組みで真っ向受けとめることにして来た生き方。
タイトルに〈〜涙の数だけ、愛を知る〜〉と付いているのが酔狂でないことを納得させられる一冊だ。


◆ある年の暮れの金曜日の終電の風景――

(――)終電で、ゲホッガホッガガガガガホッゲゲゲゲゲホッツ!!!!と、恐ろしいほど激しく、途切れることなく、咳をしている男性がいた。
経験者からしてみれば、確実に気管支炎のMAX期に突入している状況であり、そのつらさもわかると同時に、「その状況、どうにかしろや!」という気持ちにもなる。
咳は一番声帯に良くないらしいので、職業柄公演期間中などは、たとえその生理的衝動が起こったとしても極力我慢し、とうとう我慢できなくなった段階で
「…け……………ほっ……」
となけなしの優しさのすべてを使って一回の咳を大切に解き放っている身としては、湯水のように咳をしている人々を見ると、憎しみさえわいてくるのである。
その咳を、私が自由に使えたらどんなに幸せか…思い切り、咳をしたい!!!思い切り、風邪を引きたい!!!!!!

 *(その6 高校前編)

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