◆藤沢市民会館の前庭にある大きな大理石の彫刻も母子像のように見え、昨日の本郷新「太陽の母子像」に似て、幼な子が身を反らした姿勢。
そのようにして大きな母と引き合い均衡をとったかたちになっている。
藤沢ゆかりの
熊坂兌子(なおこ)の
「PEACE 平和の像」だ。1995年完成、戦後50年の節目に平和を祈念した作品と思われる。
◆台座には実はいくつものレリーフが刻まれている。
西側(市民会館前の江ノ島に向かう道に面した側)の台座には……
左端のレリーフはバロック・チェロ(エンド・ピンがなく脚にはさんで弾くタイプ。弦はモダン・チェロと同じ4本)を弾く人と楽譜になっている。
譜面も描かれている。何の曲だろう。