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「やめさして連れてけっちゅーの!」―伊達参院議長[2018年12月07日(Fri)]

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◆◇◆◇◆◇◆

1942年2月――
アニエス・アンベール「レジスタンス女性の手記」より


◆ナチス支配下のパリで政治犯として逮捕され収監されたアニエスはその年の暮れ、ようやく「裁判」を受けるためにフレーヌ刑務所に移送される。茶番の「審理」が続く――

――――フレーヌ刑務所にて、 一九四二年二月十二日

今日は口頭弁論の日だった。話は短ければ短いほどいい。しかも、検事いわく、この裁判が始まったのは今を遡ること一月八日であり、一刻も早くけりをつけたいとのこと。弁護士には手短にすませるようにとの厳命が出された。いうまでもなく、検事は弁護士のいうことには耳を傾けてすらおらず、子牛面をした二人の陪席判事に至っては、うとうとしているところしか見たことがない。彼らはお飾りのためにそこにいるのだろう。

ジュール・アンドリューと少し話をした。彼は先の大戦の重度傷痍軍人で、ドイツ人も彼にはとても敬意を払っている。革のコルセットで体を支えているらしいが、介助なしには動くこともできない。彼はベチュヌで天晴れの「働きぶり」を示した。この町で小学校の校長先生をしていたのである。わたしたちは、彼が処刑される可能性について云々し、彼を銃殺するようなまねはさすがにしまいといったところ、彼は人のよさそうな笑みを浮かべてこう答えた。「ああ! 奴らならどんなことだってしますよ!」。そして、その方がいいのだ、自分は完全な麻痺状態に陥りつつあるようだから、と端的に付け加えた。一年に及ぶ拘留の間に、過酷な寒さに曝され、独房でじっとしていなければならなかったことが崇ったのだ。


 (「レジスタンス女性の手記」p.124〜125)

*******

2018年12月7日 参議院本会議より

「やめさして連れてけっちゅーの!」

◆海の幸を大企業に売り渡す漁業法「改正」法案審議をめぐって参院農林水産委の堂故茂委員長の解任決議案が野党から出された。
参院本会議、与党自民党は、発言時間を制限するという言論封殺の禁じ手を今回も強行して自由党の森ゆうこ議員の賛成討論を掣肘しようとした。
時間超過を理由に与党議員が浴びせるヤジにも臆せず発言する森議員に対して、驚いたことに伊達忠一参議院議長は「森くん、発言を禁じます!」「発言を止めなさい!」「森君、降壇をしなさい!/降りなさい」と発言封じの連呼。さらには「やめさして連れてけっちゅーの!」と叫んだ。
この議長命令を受けてであろう、演壇右には10名ほどの衛視が整列して壇上の森議員に迫る構えを見せていた。異様な光景というしかない。

ああ! 奴らならどんなことだってしますよ!


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