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会話までも奪うのか[2018年11月06日(Tue)]

会話までも奪うのか


◆11月3日の国会警備・機動隊員の「立ち止まらないで下さい」という言葉は市民に対する〈抑圧と命令〉であり、〈何も考えず、先へ進め〉=〈考えるな〉と言っているに等しい、と述べた。

◆それを物語る象徴的な「事件」があった。

バーで区切られた「通路」側を歩いてきた一人の婦人が足を停めた。
バーの内側にいた知り合いが居る事に気づいたのである。

「今日は」と短い挨拶のあと、「〇〇さんも見えてたわよ」という言葉に「あらそう、どの辺に?……」と会話が交わされたその時だ。
「立ち止まらないで下さい」の声が婦人の背中に浴びせられた。
バーの中の知り合いは言葉を呑み込んでしまったようだ。
通路側の婦人は答えを聴きたかったのだろう、耳をそばだてるように知り合いの方に顔を近づけたが、機動隊員はもう一度「立ち止まらないで下さい」とたたみかけた。
二人とも口をつぐんでしまった。
近くに居た人たちから声が上がった。
「話ぐらいさせなさいよ」
「邪魔しないで」
「ひどすぎる」
しばらくぶりの再会だったかも知れない二人の会話を容赦なく奪った警官への抗議である。
通路を塞いだわけでもない二人の交歓に介入・制止し、ことばを奪ったことに異議申し立てしたのは当然だった。

◆市民が会話すらできない国になっていることに暗然とする。
しかも、このように〈抑圧と命令〉が「デス・マス」調で語られる。そのことに驚倒し慄然とするほかない。

質問を封じる記者会見

◆官邸の記者会見でも実は同じことが繰り返されている。
官房長官の定例記者会見で記者が質問しているにもかかわらず、それにかぶせるように進行係が言う「質問、簡潔に御願いしまーす」という発言だ。

わずか20秒ほどの質問中、2度もこれが繰り返される。
これは「御願い」なんかではない。「質問しないで下さい」と言っているに等しい。
質問妨害に他ならないのだ。

◆ファシズムによって最初に死ぬのは真実だ、と言う。
真実に迫ろうとする質問が封殺され言論が扼殺されることで国民の目の前から真実が消える。
真実が退場してどこかに身を潜めているというのではない。息の根を止められるということだ。

官房長官記者会見の録音を聴く限り、その場に何人もいるはずの記者たちから司会に「質問中は黙っていてくれ」という声が上がる様子がないらしいことも全く不可解だ。
そうして、この言論封殺現場の録画を官邸のホームページにアップして平気でいることも、全く不可解だ。

★官房長官記者会見がアップされる官邸のサイトは下から↓
https://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/index.html


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