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あかるくてらしながら[2018年10月02日(Tue)]

◆本も液晶画面で読む時代とは言え、手に取って読んでみたら、とデジタル本が誘うことはなさそうだ。

その点、丁寧に作られた絵本や詩集は読み手にいつも語りかけてくるものだ。
小ぶりでも伝えたい何かが感じられる、さしづめ次の詩集のような。

こやま峰子詩集「かぜのアパート」_0001.jpg

こやま峰子詩集『かぜのアパート』 (朔北社、2003年)

表紙のような銅板画と詩とのコラボレーション。

おそらくは詩が先に生まれ、それを受けて画が制作されるという順ではないかと思うのだが、市川曜子による銅版画が心地よい。


こま  こやま峰子

からだぜんたいを
うずまきにして
じぶんじしんの軸に
たいせつな あした
まいて まいて
まわりつづける


こやま峰子詩集「かぜのアパート」〜こま_0003.jpg


ほうたい

あおぞらに うかぶ雲
ころんだこどもを みつけ
のはらにまいおり
おかあさんのように やさしく
ひざこぞうを いたわり
きずぐちに よりそう

たおれた兵士をみつけ
せんじょうに まいおり
おとうさんのように おおしく
さまよう いのちをつつみ
めざめるまで よりそう


こやま峰子詩集「かぜのアパート」〜ほうたい_0007.jpg

モノクロに一点だけ黄や赤の色を灯した画が、それぞれの詩と釣り合いよくA4サイズの紙に刷られている。少しクリームがかった用紙もこの詩集にふさわしい色合いだ。

次のような作品も印象的だ。


ろうそく

天から さずけられた
しごとが とてもすき

まわりを あかるく
てらしながら
いきていけるのは


こやま峰子詩集「かぜのアパート」〜ろうそく_0008.jpg



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