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安保法制違憲訴訟、高校生も傍聴[2018年08月16日(Thu)]

高校生も傍聴した
安保法制違憲訴訟かながわ
第7回口頭弁論


DSCN8049-A.jpg

◆横浜地裁前には今日も多くの人たちが詰めかけ、101号法廷は傍聴者で満席となった。

夏休みとあって高校生の傍聴する姿もあった。
複数の高校生グループが傍聴抽選に臨んだが、全員当選はかなわなかった様子。
法廷の席数は物理的な制約として致し方ないが、法廷に入れなかった主権者も別室で映像・音声を観られるようにするなど、司法の実際について臨場感をもって知る手立てはもっと考案されて良いと思う。

◆本日原告側からは2つの準備書面が提出された。
1.違憲審査制と裁判所の役割について
2.法的保護利益の問題について

である。それぞれ弁護士による意見陳述があった。

また、原告Tさんから、学校における日の丸・君が代強制による人権侵害について説得力のある意見陳述が行われた。

◆裁判所に違憲審査に係る積極的な役割を求めた伊藤真弁護士による情理兼ね備えた陳述の結語を抄録する。

そもそも裁判所は政治部門の判断を追.認するために存在するのではない。主権者国民が政治部門に委ねた憲法の枠組みに沿った国家運営がなされているのか否かを厳格に監視するためにその存在が認められているのである。裁判所が、今回の新安保法制法の違憲性についての判断を避け、自らその存在意義を否定するようなことがあってはならない。
よって、たとえ被告が争点とすることを避けるため、反論をしなかったとしても、裁判所としては、新安保法制法の違憲性について、原告の主張を受け止め、必要な証人の尋問も含めて十分な審理を尽くした上で、憲法が裁判所に課した職責を全うするべきである。
そしてこれは憲法制定権者たる国民から裁判所に負託された使命であり、裁判官にはこれに応える憲法上の義務(憲法尊重擁護義務については99条)があるのである。
これまでもそれぞれの時代における、その時代固有の司法の役割、裁判官が果たすべき役割があった。今の時代は、政治部門が憲法を尊重し敬意を払っているとは思えない状況にあり、政治部門内での抑制・均衡が機能不全に陥っている。これまでにないほどに立憲主義、平和主義、民主主義、適正手続といった憲法価値が危機に直面している。こうした時だからこそ、果たさなければならない司法の役割、裁判官の使命があるはずである。
私たちは、裁判所にあえて「勇気と英断」などは求めない。この歴史に残る裁判において、裁判官としての、法律家としての職責を果たしていただきたいだけである。憲法を学んだ同じ法律家として、司法には、政治部門に対して強く気高く聳え立っていてほしい。このことを切に願う。


次回の期日は11月29日(木)と決まった。
11:00開廷、同じく101号法廷である。


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