国会正門前、7・19キャンドル集会[2018年07月19日(Thu)]
◆会期末を迎えて異常が常態化した国会の正門前、安倍政権退陣を求める市民8500人が集まった。
野党議員からは国民の命と財産を軽視したまま財界の都合最優先のアベ政権批判が相次いだ。
豪雨被害対策を放置したまま「カジノ法案命(いのち)」とばかり答弁席に張り付く国土交通大臣、20億程度の財政出動で事足れりとして私邸にひきこもった首相、「赤坂自民亭」の酒席写真をSNSにアップして平気な無神経さ、会期延長してもモリカケ疑惑への責任を明らかにしないまま「働かせ方放題」法案に突き進む……。この先には「解雇自由」法案の提出も目論まれているそうだ。
◆かつて霞が関官僚であった野党議員は、「ウソはつかない」という最低限守るべき一線が、隠蔽、改竄、虚偽答弁と幾つもの線を踏み破ってしまったのがアベ政権下のソンタク役人の姿だと批判した。
民主主義の土台が根底から崩されているのだが、悲鳴はあちこちで区々に上がっているだけでは大きなうねりにつながらない。
その間にも人々は内側からむしばまれていく。怒りを持続させるのもエネルギーが必要なのだ。
◆安保法制違憲訴訟の東京原告団からメッセージがあった。
明日7月20日の9時半、東京地裁で国家賠償請求訴訟の第8回期日を迎える(傍聴抽選は9:55)。
*神奈川の安保法制違憲訴訟の次回期日は8月16日。横浜地裁で行われる。
◆集会の締めくくり、韓国のキャンドルデモから贈られたキャンドルを手に、ソウルの町をおおった歌「真実は沈まない」を日本語ヴァージョンで歌った。
光は闇に負けない
まことはウソに負けない
真実は沈まない
決して諦めはしない