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ニュース見出しの後味、エグいどころではない[2018年07月07日(Sat)]

DSCN7567.JPG

◆エゴノキの実。鈴のような球形で、ヘタの波模様も愛くるしい。
しかしながら「果実は有毒です」と説明板には書いてあった。

実にエグ味があるのが名前の由来だということからすると、古来食べてみた人が少なからずいたことを物語る。
別名チシャノキとも。横浜市の紅葉坂で。

*******

◆オウム事件での死刑執行を伝えるNHKニュースの見出し(7日早朝のWeb版。以後夕方まで同じ見出しを放送でもくり返し用いている)に絶句した。

〈残る6人の死刑執行時期が焦点に〉

言い換えれば「あとは残りをいつ片付けるかだ」ということだ。
乱暴な言い換えだと思うだろうか?
客観表現であるように見せているが中味はそういうことだ。

実際の読み上げ原稿の結びは以下の表現。

〈今後は法務省がこれら6人の死刑囚の刑を執行する時期についてどのように判断するかが焦点になります。〉

ソフトなデスマス調で、やはり〈あとは残り6名は何時か、ということ。〉と述べているわけである。

ここには刑執行を当然のこととして是認して当局の言うがままに電波に載せる瓦版屋がいるだけだ。

事件を招来したものが解明されたのか、本質を問う姿勢や、先進国で例外的に死刑制度を続けている日本という国の問題について問題提起する姿勢は全く見られない。
これでは、公共電波で「報復」的処刑を容認しているようなものではないか。
それは「法の正義」に拠るというより私的制裁に近い。
(事実ネット上には、当事者でない人たちの無責任な煽りコメントが群がっている。また昨日のTVでは刑執行を確認するたびに顔写真に「執行」シールを貼って行った番組もあったと聞く。本質において公開リンチと変わらない。)

◆刑執行を伝えるアムネスティ・インターナショナル国際事務局のニュースは「処刑は正義の実現にはなりえない。」
刑執行に反対するメッセージを公にしている(7月6日)。

また、次のように日本の死刑制度の問題を指摘している。

各国の人権状況を審査する国連の普遍的定期審査で、日本は死刑制度の改革を迫られてきたが、この3月、またもや勧告受け入れを拒否した。
日本政府は「世論が望む」から死刑執行は避けられない、と繰り返し主張してきた。しかし、本来、国がすべきことは、一歩踏み出して、人権尊重を主導することである。


「世論が望む」から、とは何と無責任な言い逃れであろう。
法務に携わる人間が法理に拠らず世論のせいにする。
これほどの知的怠慢と倫理的退廃はあるまい。

★アムネスティ・インターナショナル 2018年7月 6日[国際事務局発表ニュース]
日本:正義に反するオウム事件7人の死刑執行
http://www.amnesty.or.jp/news/2018/0706_7491.html



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