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正体不明者によるコントロールの下で[2018年07月06日(Fri)]
DSCN7511.JPG
サルビア・グァラニティカ(メドーセージとも)。
この時期に限らないが、青や紫の花には気分を落ち着かす効果がある。

◆◇◆◇◆◇◆

佐野太容・文科省局長らの私大支援事業をめぐる汚職事件が発覚。息子の大学医学部合格が見返りだったというやり方に文科省職員から「江戸時代みたいだ」との声が上がったという。
悪代官に袖の下を差し出す時代劇を連想した、ということなのだろうが、「日本を取り戻す」と「行政の長」が鼻息荒く言ってのけた「日本」とは、近代を軽く飛び越えて封建の代を指していたのだろう。
贈賄側の東京医大側も理事長、学長の関与が報じられている。
官からのカネが大学運営を支配している図だ。

◆東京地検特捜部として面目を施す動きながら、もっと巨きな悪を放置していないかと気にかかる。首相夫人と親しい人物の保育事業への公的助成をめぐる話だ。

国民は疑惑解明が進まないイライラを嵩じさせている。

◆そうした時期のオウム事件7人(!)への死刑執行。
なぜこの時期なのか、なぜ一度に7名なのか、上川法務大臣は説明できない。

オウム裁判そのものは確かに終わったのだろう。
だが、いったいどれだけのことが解明されたのか。
元教祖が法廷で語らなかったから、ではなく、解明する執念と責務を己に課す者の不在であることを感じて来た。
あれだけ耳目を集めた事件であるにもかかわらず、薄ぼんやりした靄におおわれたままフェイドアウトさせられていくようであることに釈然としないままだ。

事件のひとつひとつを結ぶ線を描こうとする人間がいないために、時どきに世を騒がせる相互に関係の無さそうな事件の底の底に、実は黒々ととぐろを巻いているモノがあるのではないか?

くろの上にくろを重ね、黒々と塗り籠めてしまおう、という何ものかの意思=暗黙の承認に支えられた集団的意思が作用していないか。

「マインド・コントロール」というオウム事件で語られた言葉を思い出してしまう。

◆TVでは執行室の画像を映し出して説明していた。
床の中央、赤い四角の部分が、壁を隔てた隣の部屋にある3つのボタンを刑務官が押せば落ちるようになっているという。
3つあるボタンを3人の刑務官が押す。執行する心理的な負担を軽減するためだ、という。
だが、3人いるから苦悩が軽減する、というものではあるまい。
「3つのうち2つはダミーで、誰のボタンで床が落ちたかわからないようになっている」という解説もあるが、これもまた他人事の説明でしかない。
仮にそうだとしても、3人が3人とも、自分がボタンを押したのだ、という意識を消しがたく刻みつけるはずである。
1つのボタンだけが踏み板を落とす仕組みなのだとしたら、刑執行がそんな軽々しいものでいいのか、むしろ疑問がわく。
核のボタンだって幾重もの承認システムによって作動する仕組みになっているはずではないか。

◆執行に立ち会った法務大臣として民主党政権時代の千葉景子氏がいるが、ほかに法務大臣や死刑判決を出した裁判官で実際に立ち会った人は存在するのだろうか?
素朴な疑問である。

間に幾人も介在することで呵責を免れる死刑制度の上に、いったいどれほどの人が胡座をかいているのだろう。
これもまた素朴な疑問である。

半歩前に出ると目の前に赤く四角い穴が開いて恐怖に襲われそうなほどに自分の足もとが不確かであることに目まいがするばかりの己自身への懐疑である。


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