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「慙愧に堪えない」この11年[2018年05月28日(Mon)]

DSCN7247.JPG
LEDを用いたものだろう、新型の信号機。格段に薄くコンパクトになった印象だ。
藤沢市石川の辺りで。

*******

慙愧   おだ じろう

彼はその直後
「慙愧に堪えない*」と 言った

 「慚愧」「慙愧」=自分の言動を反省して
 恥ずかしく思うこと。「懺悔」とも。

嘗てなかった現職閣僚の自殺についての
首相の発言
ふと わが耳を疑った
「それは本意か」

死を選んだ閣僚は
自らの進退と所属する政権存在の
根幹に係わる質問の矢を浴び続け
「法に基づいて適切に処理……」と
痴呆の答弁

説明責任を放棄して自死した男を
閣僚に任命した首相自身が
その責めの重さを一命に代えて贖うか

「《慙愧》に堪えない」
この 言葉一つ虚ろに吐いて口を拭い
閣僚の首を挿げ替えただけの
この国の首相とは?

噛み締めるべきは
その彼を首相で有らしめた
われらの《慙愧》こそ
  *二〇〇七年、安倍首相は松岡農水相の自殺について「慙愧に堪えない」といった。


『おだじろう全詩集 Fall&Rise』より。土曜美術出版販売、2016年)

◆「ナントカ還元水」や事務所費・光熱費などの不明朗な収支報告を追及された松岡利勝農水相が議員会館で自死したのが奇しくも11年前の5月28日だった。
現職閣僚の死について、安倍首相(第一次)が述べたコメントの「慙愧に堪えない」が誤用として話題になった。
当時の報道を読むと、その場にいた記者たちが表現のおかしさを指摘したり、真意を質したりすることのなかったこと自体も話題になっている。

十年の余もトンデモ日本語になぶられて来た結果が、底の抜けたようなこの国の姿、ということになろうか。
それは、臍をかむ思いである国民が、恥じ入る風もない「彼」に冷笑や嘲笑を浴びせられ続けて来た11年でもある。


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