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「大量破壊兵器」と安易に言うなかれ[2018年05月11日(Fri)]

DSCN6899.JPG
 俣野の葱坊主

「大量破壊兵器」というフレーズの大量使用に注意

◆首相や外務省から「大量破壊兵器」という言葉が繰り返しアナウンスされている。

▲5月9日の日中韓首脳会談冒頭のアベ首相発言
「北朝鮮によるすべての大量破壊兵器やあらゆる弾道ミサイル計画の完全、検証可能かつ不可逆的な方法での廃棄に向けた取り組みを進めていくべきだ。」

▲4月18日 日米共同宣言(官邸ホームページから)
日米両国は国際社会とともに、北朝鮮に対して核兵器を始めとした大量破壊兵器及びあらゆる弾道ミサイルの完全、検証可能、かつ不可逆的な方法での廃棄を求めていく。


◆ほぼ同じ文言が繰り返されている。
そのたびにマスコミが垂れ流す。
反復の効果は、真偽の検証を怠ったまま、脅威が実在すると大衆に信じ込ませることだ。

◆2003年、G.W.ブッシュのアメリカが「大量破壊兵器」を口実にイラク攻撃を始めたことを忘れてはいけない。
のちにそれが誤情報に基づくものであったことを認めざるを得なかったが、奪われた命は二度とよみがえらない。
誤りを認めた米英に対して、日本政府はイラク戦争の検証を怠ったまま集団的自衛権行使を可能にする戦争法制に突き進んだ。

「廃棄した/存在しない」として来た自衛隊のイラク日報の一部が出現する事態に至って少しは慎重な言い方にシフトするかと思ったが、「大量破壊兵器」を便利な符牒として使うクセが抜けない。
「悪魔の辞典」のA.ビアスなら〈大量破壊兵器…戦争を始めたい人間にとって最小のコストで最大の効果を発揮する最終兵器〉と字引に追補するところだ。

大量 無差別 あるいは道連れはごめんだ

 *谷敬詩集「崖の話T」の(4)より(土曜美術出版販売、新・日本現代詩文庫、2003年)



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