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ミンダナオ子ども図書館公演「手をつなごうよ」[2018年05月05日(Sat)]

「言葉が通じなくても心が通じる」

ミンダナオの風日本公演特別号_0002.jpg
ミンダナオの風日本公演特別号
今回来日した子どもたちのメッセージが紹介されている。

ミンダナオ子ども図書館(MCL)の若者たちによる公演「手をつなごうよ」を観た。
クリスチャン、イスラム、マノボなど先住民の人々…MCLの子どもたちの信仰や文化は多様だ。
それを活かして公演はマノボの踊り(草刈り、種まきなど、実際の農作業で踊られるのだそうだ)に始まり、クリスチャンの踊り、そしてイスラムの踊りと続いた。

イスラムの結婚の折に演じられる踊りは、若い男女が与えられた困難をそれぞれ乗り越え、さらに二人に課された試練を力を合わせて乗り越える、という物語。クロスした2組計4本の長い竹が動いて二人を襲う困難を象徴し、物語性が豊かな踊りで、これを観られるのは貴重な体験。

ビザ取得が容易な高学年の子どもたちや、卒業後MCLスタッフとして活躍中の若者たちも加わった10数名の若者たちは、演目が替わるたびに衣裳の着替えでいったん袖に退く。
その時間を活用して、松居友さん自作の絵本「サダムとせかいいちの大きなワニ」の語り聞かせがあった。

DSCN6907.JPG

◆主人公のサダム少年と水牛をその巨大ワニが襲ってくるというお話だ。
絵本の舞台はリグアサン湿原。ここには巨大なワニがたくさんいる(ギネスに登録されている世界最大のワニは、この湿原に棲息していたもので、6.17mもの大きさだったという)。

*松居友さん自身の今日の解説では、(サダムと水牛に襲いかかってきた)「大ワニ」は、私のイメージでは「戦争」のことです。ということだった。

◆MCLには戦争で親を失ったり、家庭が崩壊したりして就学に困難がある子たちが暮らす。
彼らを見守り支える松居さんには確信と言ってよいほどの強い期待がある――

私たちが考えられないほどつらい体験を持つ子どもたち。だがそうした子たちこそ社会を変えて行けるのではないか。


◆MCLには生きがたさを味わった日本の子どもたちもやってくる。
MCLの子どもたちと言葉が通じなくても心が通じた、と感じた子が言ったという――

もう大丈夫です。イザとなったら、ここに来たら大丈夫だから。

◆今日伺った松居さんの素敵なメッセージをふたつ――

ツバメはパスポートなしで飛んで来るからね。


*2015年に出した著書『手をつなごうよ』(昨日5/4の記事参照)について
若い人に向けて書いた。これを読んだら、ピューンと飛びだしてほしい。


IMG.jpg
松居友(文)/ボン・ペレス(絵)「サダムとせかいいちの大きなワニ」(今人舎、2017年)

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DSCN6926.JPG
こどもの日の鯉のぼり。横浜市栄区笠間の公園で。


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