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拉致被害家族と米大統領[2017年11月06日(Mon)]

拉致被害家族の米大統領対面

◆来日したトランプ米大統領は拉致被害者家族に対面した。
家族会の方たちの中に田早紀江さんの姿もあった。
米朝の緊張が続く中で「戦争しないで」ということを大統領に伝えたいと考えていたという。
だが、これに対して、そうした政治的メッセージは大統領に言うべきでない、という圧力が官邸などから加わったとも伝えられている。果たしてどうされただろうか。

もし実際に軍事的衝突が起きれば、拉致被害者が巻き込まれる可能性は高く、「人間の盾」にされる恐れさえあるのだから、「圧力」一点張りで後戻りできない戦争に突き進むのが最悪の選択であることは明らかだ。

早紀江さんはあるインタビューで「戦争だけはやめてほしい。人を殺戮して街も壊滅するのでは意味がない」と述べている。我が娘の無事帰還を願うだけでなく、人びとの命が守られねばならないことに南・北の区別は無いと訴える早紀江さんの思いに比し、発言の自重を求める動きからは、大統領との対面シーンを報じさせることで拉致問題の進展や成果があったかのように演出したい政治的思惑しか感じられない。それは拉致被害者を政治的に利用することにほかならない。

*******

ゆれている
    境 節
(さかい せつ)

風のある日に木を見ている
木も葉も ゆれに ゆれている
わたしも ゆれていればよかったのか
激しい時代を生きているのに
ゆれることに抵抗し続けて
すっかり疲れたのか
おき忘れた日々の中で
痛いような ひざしをあびて
立ちつくした歳月(としつき)
祭りにしてしまいたい
埋めたものが立ちあがって
狂暴なダンスをはじめた
この国で
一切が ご破算になる日を
待っている人間がいるのだろうか
ただ生きよ
大きな樹が ゆれている
 
「十三さいの夏」所収(思潮社、2009年)。

境節、本名・松本道子は倉敷市に住む詩人(1932〜)。

◆詩集あとがきによれば、詩集のタイトルにあるとおり、作者は13歳の夏・昭和20年8月15日に日本の敗戦をソウルで迎えた。
横田めぐみさんが拉致されたのも奇しくも13歳である。
現在、地下鉄丸ノ内線新宿駅の自由通路で田めぐみさんの写真展が開かれている。

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境節十三さいの夏.jpg

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