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「あとの祭り」にしないためには[2017年10月19日(Thu)]

5夏 0399条キルティング-B.jpg
憲法9条を縫い込んだ虹のデザインの美しいキルティング。
凜とした文字の気韻が制作者のまっすぐな背筋を感じさせる。
2005年、さる平和展で。

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”あとの祭り”?

◆朝、新聞の折り込み広告を片付けていたら「あとの祭り」という文字が目に飛び込んできた。
妙なチラシだな、と思って向きを直してよく見たら、「きもの祭り」と刷ってあって、和服の女性のにこやかな顔が載っていたのだが、勘違いを笑われたような。


メールの通信障害、候補者各陣営の選挙活動のせい?


◆今日の昼、メールの送信が不調でエラーメッセージが続いていたところ、夕方になってプロバイダからお詫びメールが届き、「メールシステムのネットワークに高い負荷がかかったため」と説明があった。回復してからもメールの遅延など不具合があったようす。
選挙活動もメールの活用が可能になったため(たしか投票前日いっぱい=日付が変わる直前まで)、小選挙区に3名の候補者が立候補している地元でもメール作戦が展開中のはずで、その影響かと推測。IT化は良いとして、メールの受信が遅れて公選法が定める上記のタイムリミットを超えてメールが届いた場合など、法に触れることになるのだろうか?

◆18歳選挙権がスタートして初の総選挙(昨夏の参院選を含めて2回目の国政選挙)だが、若い主権者のためにリーフレットを作る必要から公選法をひもといたときに、さまざま改善すべき点があることを知った。
走行中の選挙カーからは候補者名の連呼しかできないというのもその一つだ(停車して政策を述べるのはOKとのこと)。
無所属だと使える選挙カーが1台だけなのに、政党公認の候補者は党が持っている車も使える、というのは理不尽だ。選挙ハガキも無所属だと出せる数は候補者個人の3万5000枚だが、公認候補だと政党の分として2万枚が加わる。また、政党公認候補だと政見放送に出られるが、無所属にはその機会が与えられないなどだ(参院選挙区は可)。
1票の格差も許しがたいが、志ある立候補者が物理的にハンデを抱えてしまう制度はオカシイのではないか。
インターネットでWebニュースなどを見ていると、広告の動画にも自民党総裁の顔が頻繁に出てくる。これまた政党交付金によってまかなわれているのだろうから、ふんだんにつぎ込める政党とそうでないところで差があるのは不公平だろう。

小選挙区制は廃止に

◆政党公認候補が有利であるようになっているのは小選挙区制を導入したことに伴うものだが、得票数が少なくても当選者はべらぼうに膨れあがる仕組みであり、しかもその弊害をさんざん味わった。何より、国会を烏合の衆の巣窟としたこと、数におごって憲法破壊の限りを尽くしてきたこと、すべて天にツバする所業である。

◆外国のような2大政党制を目指しての小選挙区制だったが、後追いの夢に過ぎなかった。河野洋平ら小選挙区を導入した人たち自身が小選挙区は失敗だった、と悔やんでいるのだから改めるに憚るところなどないはず。

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