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大きな木[2017年10月10日(Tue)]

DSCN3758.JPG

◆相棒との朝の散歩で出会った大きな木の幹。ずいぶん以前から樹皮を付けたまま丸ごと横たわっていた。
いよいよ行き先が決まったのか、表面を落として四角になった。
指と脚幅をモノサシ代わりにしてざっと大きさを見積もったら、木口部分(手前に見える断面)でおよそ60cm四方、長さは6メートルほどもある。
圧倒的な存在感だ。

DSCN3760.JPG

柱になるのか、梁として第二ステージを生きるのか。
傍らに、芯材から離れた表面が、樹皮を付けたまま板材として重ねられていた。
それらも床の間などに使われても良いほどの風韻を帯びていた。

ごろんと横臥したままの時はおとなしいものだった。
「休眠状態」、いや、ほとんど「仮死状態」だったと言ってよいかも知れない。

それが、とつぜん呼吸し、動き始めたのだ。

W.オーデン(1907-73)の短詩に次のようなものがあるが、人間と木を比べるのは失礼だという気がする。

できたら、垂直的人間を
尊敬しようじゃないか、
われわれは水平的人間しか
重んじないけれど。

  中桐雅夫 訳)

木は、垂直のときも水平のときも、品位と威厳に充ちた存在だ。
われわれ人間がとうてい及ぶものではない。

思わず傍らのわが相棒のリードをギュッと引いて確かめたほどだ――
……お前、まさかこのかたに、引っかけた、なんてこと、無いよな?

「オーデン詩集」より(沢崎順之助 編。思潮社 海外詩文庫、1993年)


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