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飯時の話題[2017年10月08日(Sun)]

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運動会たけなわ

◆昨日(10月7日)は夜来の雨が朝方まで残り、地元の各小学校の運動会は1日延期して3連休の真ん中にしたところが多かったようだ。

7日の夕方、地元の小学校を通りかかったら、教室の窓を利用して絵や応援メッセージを貼り出してあった。
ズームアップして見たら、貼り絵作品だ。
上の写真のような絵が10数枚も窓を飾っていた。
綱引き、徒競走、リレーにダンス……。
貼り絵の数々を観ていると、未だ雨を含んだグランドに子どもたちの歓声が聞こえて来るようだ。

DSCN3747-B.jpg


飯時の話題の適不適?

◆総選挙公示日を控えて市内各所の小学校前などにもポスターの掲示板の設置が終わった。
子どもたちが朝な夕な通る場所で知った候補者を材料に、家や学校で政治のこと、世の中のことが話題になるなら好ましいことだ。
無論、気軽に話題にできる雰囲気をつくるのは大人たちのしごとだ。

その際、TV、新聞や選挙公報だけではわからないことについても、子どもの疑問に答える材料を持っている大人(あるいは手がかりを一緒に探そうとしてくれる大人)が身近にいるのとそうでないのとでは、小さな主権者にとって決定的な違いになる。

◆たまたま観た「僕のワンダフル・ライフ」(監督・ラッセ・ハルストレム、原題「A Dog's Purpose」)という映画の冒頭、父親がキューバ問題を話題にしたのを、「食事中の話題じゃない」と母親がクギを差すシーンがあった。
1962年のキューバ危機のとき、主人公のイーサン少年は8歳という設定である。
世の中の危機を父親は真剣に受けとめているのだが、同時に融通のきかない真面目さが仕事で評価されないことと重なって、イーサンが高校生になったころには失業して酒浸りになり、妻とのいさかいに発展してやがて父親は家を出て行くことになる。

◆映画全体は、ベイリーという犬が転生して、半世紀後、老年を迎えたイーサン(デニス・クエイドが演じていた)に再会するまでが、犬の視点から描かれる。
時事的なエピソードは冒頭のキューバ危機だけなのだが、イーサンと同世代の観客は、デイリーが生まれ変わるたびに、各時代の匂いを映画の細部に探して自分の過ぎ来し方を思いあわせながら観ることになる。
実際、観客は子どもたちだけでなく、年配者もそれなりにいたから、自分のこれまでの人生を重ねる観方をした人もいたのではないか。結末でイーサンは62歳になっていたはず。

◆映画の中の父親がTVのニュースを話題にしたことが夕餉にはふさわしくなかったにしても、家族の受け止め方によっては、また別の家族の物語がつむがれて行っただろう。
食事が単に腹の足しでなく、血肉となって未来を作るものであるのと同様に、テーブルや居間で選ばれる話材もまた家族一人一人の暮らしを養うもの、ということになる。
それをどんな風にかみ砕き、滋養として取り込んでいくか、年少者には将来を左右する糧として大きな意味を持つだろう。してみれば、ある家族の歴史とは、家庭で交わす折々に選択した話題の総体、その積み重ねでもあることに思い至る。


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