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伝える自由と想像力を働かせる自由[2015年02月07日(Sat)]

静かなひろがり、2月8日(日)17時への呼びかけ

2月8日(日)17時から、日本全国で、湯川遥菜さん、後藤健二さんの追悼集会が行われる。
署名を呼び掛けた有志のみなさんからメールがあった。

当初、大阪と東京の2ケ所で、という話だったのが、たちまち広がって以下の各地で行われるという。
2月8日(日)17時〜
[札幌]時計台前 / [仙台]勾当台公園
[東京]渋谷ハチ公前 / [名古屋]栄・久屋広場(松坂屋前)
[京都]※現在調整中とのこと、下記のツイッターで確認を。
[大阪]道頓堀スポタカ向い橋上 / [福岡]天神警固公園

「日本人人質救出を求める有志一同」のツイッター

◆◇◆◇◆◇◆

久しぶりに池袋東口へ(2/6)

池袋は11月に今井信子のヴィオラを聴きに来たばかりだが、もうずいぶん前のような感覚がある。 →11月19日の記事参照

東口はほぼ10年ぶり。
以前難民支援のミーティングで来た折に、名高いJNK堂書店に寄ってその品揃えに感動した記憶がある。今回もついでに寄った。
(藤沢にも出店したが、店員さんの本への目配りにいつも感心する。)

◆やはりさすがだった、池袋のJNK堂。
後藤健二さんの『ダイヤモンドより平和がほしい』(汐文社、2005年)をようやく買うことができた。
1階の検索機で確認したら7冊在庫とあったのに、エレベーターで児童書のある上階フロアに行って見ると、残っていたのは2冊のみ。
今この瞬間に、この本を手にレジに向かいつつある人が他に何人かいる、ということだろう。
そうして、多分そのうちの何人かは書店を出たら同じ所へ足を運ぶのだろうと想像した。

◆豊島区民センターで持たれた「緊急集会 後藤健二さんらのシリア人質事件を受けて」のことだ。
ヒューマンライツ・ナウほかの共催だったが、会場に入りきれない人も含めて300人以上が詰めかけた。

DSCF0014.JPG

大メディアだけでは分からない中東のことが次々と報告された。
各氏のコメントからいくつか紹介。司会は伊藤和子弁護士

安田純平氏(フリージャーナリスト):「後藤さんがアサド政権による空爆の取材を続けていたのはTVでは全てカットされてしまい、報じられていない。
”子どもたちへの眼差し”といった所だけを流すのでは、彼の仕事に対する侮辱であるだろう。」

*「世界中がフリーズしていてシリアを見捨てている。」とも述べた。
今日のタイトルが「イスラム国うんぬん」でなく「シリア人質事件」となっている理由が了解される。

佐藤真紀氏(日本イラク医療支援ネットワーク=JIM-NET)事務局長:「難民の増加が止まらない。世界は終わってしまうのでは、とさえ思う」

綿井健陽氏(ジャーナリスト):「93年のソマリアでは米兵が引きずり回される映像を見たクリントン米大統領(当時)が撤退を決断した。しかし(イラク戦争の)ファルージャ以後、映像がブレーキでなく、アクセルになっていることが残念だ。」

志葉玲氏(ジャーナリスト。イラク戦争の検証を政府に求めている):「ISIS(イスラム国)の起源はイラク戦争。
自衛隊イラク派遣以降、米国と一体視された日本への恨みつらみがある。そこにダメ押しとなったのが、2億ドル支援。
これまで日本の外務省がODAとして行って来たイラク「平和構築プラン」の実際の中味は、軍・警察用車両の整備であったり、イギリスの民間軍事会社を使った軍事訓練だったりする。」

豊田直巳氏(ジャーナリスト):「暴力では戦争は止まらない。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会として非暴力で交渉せよと声明を出した。ここに来ていない人たちにどうするか。(取材したものを、ここにいない人たちに見てもらう。それにはマス・メディアが伝えること、それを是非やってほしい」*会場に多数来ていた取材陣、TVカメラに訴えた。

◆スカイプというもので、今ヨルダンにいる高遠菜穂子さんからも会場に声が届けられた。
現在、ヨルダンからクルド人地域に行き来して支援を続けているという。
「イラク政府の腐敗・汚職がヒドい状態で、日本の支援も有効に使われるのか大いに疑問、支援策に反発を感じる人もいる、というのが現地の受けとめ。支援金が空爆に回されるのではと人々は心配している。」
9月27日の記事、映画『ファルージャ』と高遠菜穂子さん 参照

2点大事なメッセージを書き留めて置く。
◎豊田直巳氏:「テロ」というが、かつての私たち日本人が何をしたか、1937(昭和12)年、あの南京で行ったこと、M少尉・N少尉がやったこと(いわゆる百人斬りのこと)を忘れてはならない。私たちが自分のご都合主義を点検しなくてはいけない。

◎安田純平氏:日本人に(イラクのことも戦前のことも)反省・検証など無理じゃないのか。途中から引き返すことも無理。ならばそもそもスタートさせない。憲法でキチッと枠をはめて、止める。

*******
本郷新の「母子像」

帰り、池袋駅東口で本郷新(しん)の彫刻を発見。
昭和55(1980)に池袋駅開業77年を記念して建てられたものらしい。

DSCF0017.JPG

本郷新(1905〜80)は『わだつみの像』(立命館大)や稚内の『氷雪の門』で知られるが、函館・大森浜の石川啄木像も彼の作品らしい。

題は『母子像』。天に向かって立つ手が母と子を支えるかたち。
手のモチーフは、彼が師事した高村光太郎の『手』や、師・光太郎が傾倒したロダンの『カテドラル』に通じるものがあるように感じた。
ロダンのは、2本の手が対話しているように向かい合いながら上方に向かう形の作品だが、『母子像』も、手の上で対話する母と子が、子どもの上げた手が示す上空へと向かって行く印象。

ただ、その想像に遊ぶためには上方も背後もキュークツそうでいかにも気の毒な感じだ。
池袋駅周辺は地名にちなんだフクロウの像など、モニュメントが結構ある。
この『母子像』も広い青空の下に解放してやりたくなる。

そういえば、今日の集会、会場準備のボランティアに札幌から来ました、という青年がいた。
彫刻家・本郷新も札幌生まれなのだ。
この日の締めくくりとしてふさわしい彫刻のために、もっと自由を!と言いたい気分だ。


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