新国立劇場にて[2018年06月21日(Thu)]
◆初台にある新国立劇場が開場20周年だそうで、記念公演として井上ひさし「夢の裂け目」が三演されている(小劇場にて6月24日まで)。
思い立って早起きし、当日券に並んだ。
◆開演までの時間があり過ぎたので、ここで上演されたオペラの衣裳が展示されているのを見物した。
その一つ、1998/99年のシーズンに上演されたモーツァルトの「魔笛」、パパゲーノ(陽気な鳥刺し)と彼が恋い焦がれるパパゲーナの衣裳があった。
ギャラリーというのか、回廊状の2階からメインエントランスを見下ろすように展示されているので、いずれも後ろ姿しか撮れなかったのが残念。
◆説明板によると、この「魔笛」を振ったのは大野和士であったようだ。当時のオペラの芸術監督は畑中良輔(1922-2012)だった。ともに藤沢ゆかりの音楽家である。
なお、今シーズンからのオペラ部門芸術監督には大野和士が就任、開幕は新演出による「魔笛」だそうだ。
新国立劇場入口へのアプローチからオペラシティの方を眺める。
浅く水をたたえた中に岩が配置されている。
逆にオペラシティ側から新国立劇場を見ると下のような情景。
殆ど通る人もいない時間に出会えた眺めだ。